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今回は短編集ということで、本筋の進展はありませんでしたが、同性目線の今日子さん観察が中々の内容でした!!
可愛いと思いきや、そうなのねぇ〜と新しい発見ありましたよ。
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今作は、今日子さんと同世代の女性警察官がコンビとなって事件の全容解明にそそぐ作品。男性と違う目線での今日子さんに対する感情などが出ていて、女性特有の悩みはうんうんと共感する部分もあった。死体がテーマとなっているので、途中でグロいシーンなどがあったりしたが、鋭い観察眼から事件を解決していくのは面白かった。記憶が忘却してしまうのは、時、場合によって役立つ場面もあると感じる。最近の流行も忘却してしまうのは、どうかなと感じてしまうが。退職願の意味はわかったが、今日子さんはそれを忘れてしまうのかと感じる。
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今回は厄介は登場せず、代わりに4人の女性警部がワトソン役を勤めます。恋愛要素や今日子さんに関する秘密は全く出て来ませんが、各女性警部の私情を混じえた進行はシリーズにはないパターンだったので楽しめました。
謎解きに関しては「発想の転換」がポイントになっているものの、残念ながらどれも感心するものではありませんでした。【掟上今日子のバラバラ死体】が一番面白かったです。
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5冊目~「バラバラ死体」多くの人から恨まれている男が15のパーツに鋸でバラバラにされ,バスタブに詰め込まれていた。こうするには最低でも1時間半は掛かるが,全ての容疑者がそれだけの時間の余裕がない。逆に少しずつなら時間はある。「飛び降り死体」盛りが過ぎたピッチャーが球場のマウンドで見つかった。バックネットから飛び降りても届かないし,クレーンを持ってきた形跡もない。球場周りをランニング中,盗まれた蓋のマンホールに落ちたのを警備員が運んだのだ。「絞殺死体」92歳の男性が病室のベッド上で絞殺死体で見つかった。リクライニングするベッドを使い,手すりに点滴のチューブを絡めたが,死にたくないとナースコールを押したのだった。「水死体」容疑者は自宅の近くの浅い池に死体を沈めたのは,犬の毛が付いていて,そこから発覚するのを嫌ったからだった~警部の名は,佐和沢・鬼庭・山野辺・波止場の4人で,鬼庭という名で男だとミスリーディングさせるのに,引っ掛かった。皆,女。突っ込みどころが満載だが,p100で鬼庭を鬼沢と書いたのは単純なミスか?濫觴の頃とは大河も源流は杯を浮かべるぐらいがやっとの細さだということ。次は婚姻届らしい
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シリーズ第5弾。死体にまつわる4つのミステリーと4人の相棒たる女性警部たち。「今なんと仰いました?」と、相棒との会話から事件の真相を見出す今日子さん。まずまず面白かった。今日子さんが退職願を「消す」日は来るのだろうか。そして、今日子さんは猫派^^。
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短篇集。毎回語り部が違うんだけど、いつもとは雰囲気の違うツンデレな感じのお姉さんが出てきて面白かった。話としては飛び降り死体が面白かったけど、長編じゃないと薄いなー。次も短篇なのかなー。
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忘却探偵シリーズ
今回もさくさく謎を解きます。
病院のベットから下りないまま謎を解いたかと思えば、
フェンスから落ちたり、池に飛び込んだりと大活躍。
しかし、今日子さんの謎は謎のままでした。
このシリーズ続編が出るの早いなぁ。
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既に推理自体にあまり新鮮さは感じられなくなったが、掟上今日子のキャラクターとその相方(警部)のやり取りが面白く、つい読み進めてしまう。
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分類を何にするかで評価はわかれると思うのだけど一応推理モノという触れ込みなのでミステリーに。その場合の評価はやはり★2つ程度でしょうか・・
トリックというのも申し訳ないような突っ込みどころ満載の事件ばかりで、ミステリー好きの素人が同人サイトに掲載したレベルと言ったら言いすぎでしょうか?もちろんプロの作家さんなんで文章自体は上手いのですが。ドラマであれば美しい新垣嬢を愛でるという楽しみもあるのですが・・
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シリーズ短編集。今回も不可解なおかつ実はシンプル、な事件ばかり。シンプルなので面白くないのかっていうとそういうことではなく。シンプルなだけに気づかないんだよねえ、これが!
事件そのものについては語られ方がかなりあっさりしていて、やや物足りない感もあるのだけれど。メインは事件に対する今日子さんのスタンス、なのでそれでいいのでしょう。そして各話の相棒が今日子さんに対して抱く感情が、切なかったりも。忘却することの意味が救いのようでもあり、あるいは罰のようでもあり。それでもぶれない今日子さんがあまりに見事です。
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「掟上今日子のバラバラ死体」
お風呂場で15分割にされた身体。
疑うべき容疑者全員にあるアリバイを崩すには。
「掟上今日子の飛び降り死体」
不名誉の死から名誉の死に変わるまで。
高い建物などがない場所で発見された飛び降り死体とは。
「掟上今日子の絞殺死体」
深夜に鳴らされたナースコール。
カメラに映らず誰にも気づかれず犯行に及んだ犯人は。
「掟上今日子の水死体」
公園の池に浮かび上がった女性。
死因も動機も犯人もわかっているのに彼女が呼ばれた理由は。
共通する語り部はいないが、全て警察官の方の視点となっている。
何故「退職願」なのかは最後の物語に有り。
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退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。
彼女の最後の事件は、公園の噴水に浮かび上がった水死体。
しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり……。
辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!
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【収録作品】掟上今日子のバラバラ死体/掟上今日子の飛び降り死体/掟上今日子の絞殺死体/掟上今日子の水死体
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シリーズ5作目。自分の中でどんどん読みにくくなっている。最速の探偵なのに文章は繰り返しなどでまどろっこしい。探偵の謎がなければとっくに読むのをやめているのだが。
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第5作だけど、こうやって読んでみるとドラマの方が良かったと思えるような微妙さ・・・ う~ん、可愛いんだけどねえ・・・