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7 件中 1 件~ 7 件を表示

熱いジャーナリスト!

2016/03/20 11:16

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る

医療業界の大きな闇は、日本人が余り気が付いていない社会問題だと思う、胃ガンのリスク、ピロリ菌の発見や内視鏡の技術開発により、闇の一つの牙城にメスを入れた著書。内容をピックアップしておきます。

ある医師の会話から、「ガン検診で一番問題なのはバリウム検査で、被曝の問題、早期がんは、X線画像には写らず、この医師の知る限り、バリウム検査をしている医師はいない。」この医師は、ピロリ菌未感染なので胃ガン検診は、受けていない。(WHOは胃ガン患者は99%はピロリ菌感染者で医学的に立証されている。)この会話から著書は始まる。

バリウム検査の副作用に、ショック、アナフィラキシー、消化管穿孔(せんこう)、腸閉塞、腹膜炎、排便困難、便秘、下痢、腹痛、肛門部痛、出血、悪心、嘔吐、発疹、痒感、蕁麻疹、があり、幾つかの重大事故また、被曝リスクも、取り上げている。一つの死亡事故をレポートしているが、業界の隠蔽体質を伺う事が出来る。

バリウム検査を中止し、リスク検診に切り替える巨大組織に対するタブーに、挑戦した群馬県の医療グループの顧問を務める、医学博士真鍋 重夫氏は、バリウム検査を止めようと思った理由に、死亡者数が減らない、見逃しがあまりにも多い、転倒骨折、誤嚥、気持ちが悪くなる、様々なトラブルが起きている。

国が定める5つのガン検診の中でバリウム検査は一番高い、要精検率が高く、「何か疑いがある」と言って、別検査に、料金の二重取りができている。

バリウム検査を薦める茂木所長は、便秘が辛いので、内視鏡でやっている。

バリウム製剤の国内シュアは、3つのメーカーで大半が占められていて、年間売上高は、163億円。

胃ガンのバリウム検査の見逃しに5の難題を指摘し、見逃し率45%を越えていて、損害賠償が頻発している。

著書で取り上げている、胃X線二重造影法を開発者の白壁彦夫先生は、1994年、亡くなる前に、「内視鏡で見つかるが、バリウム検査では撮れない、見つからない、胃ガンの症例がいっぱいある。バリウム検査は廃れる。」発言している。

胃ガン診療のトップランナー、国立国際医療研究センター国府台病院の村上直実医師は、確かな判断力を持つ内視鏡医がみれば、難しいとされる、スキルスガンを早期で発見出来る。50年来続いているバリウム集団検査には限界がきている。

厚労科研費は、バリウム検査を推奨する国がん・検診研究センターには潤沢に支給され、リスク検診の推進の障害になっている。

ただ、国がんのガイドラインは、9割以上が自治体でバリウム検査が続いていりが、民間業界は、合理的に判断しリスク検診を導入している。

リスク検診の有効性について、毎日、読売、日経の主要全国紙は報じているが、朝日新聞だけ扱っていない。

かつて、日本で行われた、集団予防接種は、B型、C型肝炎ウイルスの水平感染を引き起こし、国賠訴訟になっている、バリウム検査も同様に、大量の被曝などによる健康被害の顕在化する可能性はある。

読者は是非、ピロリ菌のチェックか、胃ガンリクス検診を受け、異変が有ればご自分の判断でどの検査を受けるか考えるべきだと締めている。

非常にいい内容の著書で、バリウム検査を考える内容で、実は、医師の中にバリウム検査を批判している医師も多い、また、著者には、是非、近藤誠氏等が発言している、胃ガンだけではなく、ガン検診に疑問投げ掛けている問題に対しても、是非レポートしてもらいたい。お勧めの著書です。

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2016/02/23 03:12

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2016/05/07 12:46

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2015/11/12 09:53

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2018/10/18 00:42

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2015/12/01 11:33

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2024/06/30 10:28

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