紙の本
いつもの
2021/07/30 20:21
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
思い出の味を再現してくれる探偵事務所。毎回、そんなに上手く再現できるのかなと思ってしまいますが、不思議とできてしまうところが良いです。料理に合わせて出されるお酒もものすごく美味しそうで、飲みたくなります。
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ホッとする本。食べ物で、推理もあって、親子仲良くて、1つ1つがハッピーに終わる物語って本当にホッとする。そして相変わらずお腹が空くしお酒も飲みたくなる。
今回一番そそられたのは最後のコロッケ。食べたい食べたい食べたい!!
でもやっぱり一番食べたいのは流のつくるおまかせ料理だな。
どうしても忘れられない味の記憶がないのが残念だけど。。
最近重たい本ばかり読んでたのでほのぼののんびり読めました。大満足。続編も楽しみだし、ずっと終わらないでほしい。
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鴨川食堂第3弾。シリーズ初の書き下ろし。
かけ蕎麦、カレーライス、焼きそば、餃子、オムライス、コロッケの6編。
記憶を辿り思い出の食べ物を食べた時、その当時は知ることのなかった相手の思いを知るっていうのが素敵ですよねぇ
食探しをする流が多くは語らないけれど、ちゃんと伝わってる。
一番「コロッケ」の話がじーんときた。大人の暖かい愛情があったんだなぁって。
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(2016/5/3読了)
シリーズ第三弾。軽いので、さらっと読めた下。
前作同様、お料理の描写は素晴らしそそられるのだけど、そのほかは…なんだろう…拙いというか、三シリーズとも全てが同じ言葉を使って進行していくので、読者を飽きさせない工夫も必要かなと。
(内容)
食にA級もB級もありまへんけど、人間にも一流も三流もありまへん。みな同じです。京都・東本願寺近くで鴨川流、こいし親娘が営む食堂では、思い出の「味」を捜してくれるという。父と一緒に食べた料亭のかけ蕎麦、娘が結婚前に作ってくれたカレーライス、初恋の相手との思い出が詰まった焼きそば、裏切ってしまった女性の実家で出された餃子、親友の母がふるまってくれたオムライス、空腹に耐えきれず手を出してしまったコロッケ。食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、依頼人は明日への一歩を踏み出してゆく。連続ドラマ化記念、シリーズ初の文庫書き下ろし!
(目次)
第一話 かけ蕎麦
親にとって、子どもは幾つになっても子ども。
第二話 カレーライス
人間に、一流も三流もありまへん。
第三話 焼きそば
食捜しはするけど、人捜しはせえへん。
第四話 餃子
罪を許された日の、まかない料理。
第五話 オムライス
好物だったのに、見ると吐き気がしてしまう。
第六話 コロッケ
過ちを認めるのに、遅いも早いもありまへん。
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大切な思いの詰まった食を探してくれる食堂を営む父娘の食探偵シリーズ第3弾。
最初に訪れる時に出してくれるおまかせ料理がどれもとっても美味しそう。器に詳しかったらもっとリアルに楽しめそうだなぁ。
探す料理もどれも美味しそうだから、最後に渡すレシピを載せてくれたら良いのになぁ。想い出がなくても美味しくいただけそうなんだけど。
早く春にならないかなぁ。お花見弁当食べたい。
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思い出の味を再現してくれる
不思議な食堂。
父と食べた料亭のかけ蕎麦。
親友の母が振る舞ってくれたオムライスなど、
食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、
人は明日への一歩を踏み出していく。
鴨川食堂の第3弾。
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『鴨川食堂』の3作目です。
様々な今を生きるお客さんが探し求める、
遠ぃ記憶にある大切な思い出の「食」を、
元刑事の料理人の父・流と娘のこいしが、
本人も忘れていた思い出とともに捜し出し、
その思い出とともに食べさせてくれる、
鴨川食堂と鴨川探偵事務所のお話です。
作品の体も、所謂、探偵小説にある、
依頼編と解決編の2つから構成され、
お約束のパターンもそのまんまで…、
それでも、状況がいろいろなので、
各話、新しく読むことができます。
本作品の作風、構成を、
お約束と思ぅか、ワンパターンと思ぅか、
それによって、評価も変わるでそぅが…、
ボクは、お約束と思って、安心できます。
とは言え、3作目ともなると、
そのお約束が崩れなぃ範囲で、
何かしらのプチ変化も欲しぃかな~とも。
評価は、変わらず★4つですが、今回は、
プチ変化?分、-★1つといぅことで…。
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シリーズ3作目。やはりこのシリーズは大好きだなと思う。今回もどれも特別珍しいものではないけれど、二度と食べれないからこそ、探してほしいと思う人たちの想い。それに必死に答えようとするこいしと流。
どのごはんもどれもとてもおいしそうでした。やはりおまかせは食べてみたい。
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再読3回目。
食探しの第3弾。だんだんマンネリ化しそうなものなのに、けっこうギリギリ踏みとどまってる感じ。おなかの空く一冊。
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「鴨川食堂」書き下ろし。
初めてのお客様におまかせを流さんが作り、食を探すお客様からこいしちゃんが話を聞き。
食とともに、記憶を辿り、人生に区切りをつけたり、うしろをゆっくり振り返ったり、前を向いたりする。
おうちご飯でも外食でも、いいことも悪いことも、自分の短い人生を振り返ってみても、どちらもある。
だからこそ味は記憶に、舌に残るんだろうと思う。
ドラマとは違って、金沢の話は出てこなかったけども(笑)
ドラマも欠かさず観た人としては、こいしちゃんと浩さんとの恋路も少し知りたかったかな。
本筋とずれてしまうけれども(笑)
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流さんが必ず思い出の味を探してくれるので、安心して読める(^^)今回はかけ蕎麦、カレーライス、焼きそば、餃子、オムライス、コロッケと大好きな物ばかりだった♪でも一番食べたいのは「おまかせ」それに酒も‼(^o^)
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ドラマがなかなか面白く、続編も…と思ったら2巻目をとばして3巻目だった。でも、1話完結なので、違和感なく何も考えず楽しく読んだ。
流さんのつくるおまかせが食べたい。
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シリーズ第3弾は、初の書き下ろし。安心安定の、「いつもの」ストーリー展開。今回は、カレーライスだの焼きそばだの、これまで以上に定番の味が並んでいる。しかし、そういうありきたりな料理に特別な思い出があるということは、そこには普通ではない事情があるもので…。ネコの「ひるね」に癒やされるのも「いつもの」こと(笑)。
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京都、東本願寺近く
モルタル造りの看板もない“鴨川食堂”
料理雑誌『料理春秋』に掲載される
“食、捜します”の一行広告を頼りに
縁あってたどり着いた客たち
流とこいし父娘の手で探し出された食は
豪華とは縁遠い普段の食卓に上る料理たち
でもその料理たちは
思い出の人々と繫がり
想いが込められた替わるものがない
ただ一つの大切な味
食を探してもらった客たちのこれから
それを想像しながら
私もお相伴をさせてもらったような
ほっこりと温かい物語でした
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夜中に読んではいけない。
上品で豪華なおまかせの描写は、それはそれは美しいのだけれど、猛烈に食欲を刺激するのは、カレーとか、餃子とか、表題のメニューです。
危険危険。