紙の本
リスクは常にそこにある
2015/08/25 13:58
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイドル・草壁ゆかに実習の農産物を送っていた畑耕作が通う農業高校に、転校生・木下林檎がやって来た。その正体は休業中の草壁ゆか。彼女はなぜか初めから畑耕作に好意を抱いていて、彼の幼なじみの中沢農からはライバル意識を抱かれてしまう。同じ寮に暮らす優等生・過真鳥継は、そんな3人を見守るだけだ。
彼らが通う生産科学科以外にも、生産工学科、林業工学科、造園科、流通科学科がこの高校には存在する。今回登場するのは、そんな各科の代表たちだ。それぞれの領域を残念な風に特化させたキャラクターたちが自由に暴れまくる。
半分以上は、ラノベ、マンガ、アニメなどのパロディネタが繰り広げられる、全く農業とは関係のないコメディなのだが、逆に言うと半分程度は、農業にまつわる真面目なネタや、農業に関わる人々の熱い思いを代弁するような部分もある。自然という、人間がコントロールしきれない要素と切っても切れない関係である農業の、痛みの部分も直視しないといけません。
そしてラストは意外な展開に。これまでの流れって、一体何だったんだ?でもまだまだどう流れるかは分かりません。
ところで、夢枕獏「陰陽師」が好きなのかな?
紙の本
農業ラブコメラノベ第2巻。
2012/01/24 13:12
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投稿者:霜柱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
岐阜県某所の農業高校を舞台として、主人公畑耕作とその友人達が繰り広げるギャグ(漫画やアニメのネタが極度に多し)とラブ(なまりが強い幼なじみ&現在休業中のアイドル)の日々を綴ったラノベですねー
パロディ要素がかなり強く、挿絵も組み合わせて破壊力アップだったりするので、その辺苦手な人は注意です。
ネットの話題として見かける場合はそのパロディ的な部分が強調されて取り上げられがちですが、主人公と友人達(変人多し)のやりとりはパロディが無くてもかなり笑えます。
そして、今までのラノベには恐らくないであろう、真面目に語られる農業コメディの『農業』の部分。
さりげなく考えさせられる部分が多かったりしますねー…
個人的には、農業の割合をもう少し増やしても良いかなーと思いますが、やはりコメディが強いからこその『のうりん』かもしれません。
2巻の結末部分は少々賛否有るようで、3巻がどうなるのか期待と不安が行ったり来たりです。
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『もえたま!』はどこで売っているのですか? 楽天? Amazon? 切符さんのイラスト卵ほしいですw
ハッとするのは、ネタ満載の作品の中に忍ばされた農業の風景。命と真正面から向き合う仕事の一部をまざまざと見せつけられて、日本における農業の現実の一部が語られて、感じるものは少なくない。ただ、そういうイイ話的な展開で終わらせないのが流石w 次も期待大です。
それにしても、無精卵を『ゴムをつけたときのたまご』とコピーつけるのは凄いなw
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http://kawataka-giken.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/asin479736811x.html
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見渡す限り、バカばっか。
これは自分もバカになって楽しまなきゃ損です。
各自、ガイアを高めて本書に臨みましょう。
とは言えそんな阿呆な話だけでなく、今回ももちろん入念な取材に裏打ちされた農業のお話があれやこれや出てきます。
農業に携わる人達の想いにも、キャラクターの心情を通してちゃんと触れているのが、のうりんの良いところじゃないでしょうか。
そこの部分だけでも、この本を読む価値があると思います。
そして終盤の衝撃の展開…っ!よもやこんなカップリングが…。
エピローグも次回での波乱を予感させます。早く続きを!
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テンポよく楽しく読めました。四天農とかよく思いつくものですね(5人居るけど)。パロネタも満載で面白いなぁ。挿絵もGJです、切符さん。JOJOは未読だけど、魁とか聖独者のあたりはモロに年代なので大好きだ(笑)でもちゃんと農業もやってるのがよいですね。最後の耕作と林檎のやりとりもよかったし。そんなイイ話を経てラストだが。ホントに「こんなの絶対おかしいよ」だよ(笑)さらにはto be cultivated...ときたか。to be continuedみたいに見えるのは字面だけだ、騙されるなっ(笑)
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2011 11/19読了。有隣堂で購入。
なんも考えなくていいラノベ、第二弾。
プロローグから飛ばしていき、そこから予想通りのオチに至るまで、お約束とパロディで構成されきった話。実に頭を使わない。
次でなんか急展開しそうに引いたけど、きっと次もこの安定した感じだろう、って安心して見てられる。
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前半は1巻にも増して「非道いw」パロネタが多かったですが
終盤はイイ話でしたね、オチはともかく。
主人公一人が蚊帳の外w
更科師匠はネタ全部わかったんだろうか?
かなりさりげないのもひそんでましたけど。
そのまんまなのも多かったですが。そこはも少しヒネれ。
それはそうと、ドラマCD化、おめでとうございます!
この勢いでアニメ化っすかね?ムリ?
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個性的なキャラとすらすら読める物語で面白い・・・最高です。「小○生は最高だぜ」などフレッシュ?から古典的なパロディーまで。笑わせてもらいました。四天農(5人いるけど??)は個性的だし、萌え卵やらキノコやら。ふざけているけど、作家さんの取材に裏打ちされた授業?の部分とのバランスがとれている。
最後は農と林檎があおかしな方向に行くようで、主人公呆然。
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綿密な取材に基づいて書かれていることがよく伝わってくる作品。
農業ネタをライトノベルというフィールドに馴染ませるための『つなぎ』として、旬の作品のパロディを主軸とした選択には賛否が別れるところかと思います。個人的にはオリジナルネタで勝負してくれたほうがよかったですが、まあ好みの問題だと思われます(パロディネタ自体は幅も広く、面白かったです)。
それにしても…このシリーズ、あとがきにおける謝辞の割合が尋常じゃない(笑)。丸々3ページ謝辞で埋まっているあとがきは初めてです(笑)。
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あいかわらずパロディーネタが多かったですが、今回もおもしろかったです。
そしてまさかのオチが・・・
これは予想できないw
詳しい感想はこちらのブログに書いています
http://librarianimpressionk.blog.fc2.com/blog-entry-13.html
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前巻に続きギャグは切れていた。唐突な夢枕獏に吹いたが、メイン読者層にこれが分かるのかは少々疑問である。
ただ四天王までで息切れしてたように思う。七夕祭は面白くなかった。四天王もフォレスト一人キャラの弱さが目立ったけど。
最終章の落差も前巻と同じ。いきなりトーンを変えるんじゃなくてもう少しゆるやかにできないものか。いきなりまじで農業論やられても。前半のギャグを少し減らすか、ギャグを残したままいい方向に持っていくか。どちらかはやってほしい。
オチについてはまぁ…四天王見て次は百合キャラかなと思ったけどまさかメインがそうなるとはね。前巻レビューにも書いた惚れた理由をギャグに使っちゃうなんてもったいないような。
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四天農なのに5人いるって、しっかり4人じゃんと思ったけど、吉田さん入れて5人か。
農業経済にも踏み込んできたか。いや、よくできてる。
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相変わらずのネタと、挿絵の使い方はすごいの一言!
中身も前半から中盤にかけての面白さから一変した後半のシリアスな展開でどうなるのかと思ったら、まさかの展開に驚愕。
いい意味で裏切られた感じで面白かった。
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パロは少しならいいと思うのですが,ここまでやられると少し…
農業に関することやストーリー自体は面白いのでギャグは減らして欲しいです.
最後の展開には驚きました.次も期待です.