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投稿者:max - この投稿者のレビュー一覧を見る
良道の考え方はやはり現代人にあった考え方であるように思います。
他の良道さんの本と同様に、
本書も非常に読みやすく、
数々の瞑想の本を読みましたが、
私には良道さんの本が
一番しっくりくる感じがします。
ストレートな物言いの感じも面白く、
私達の根底にやはり根付いている仏教に
いろいろと気づかされることがありますね。
瞑想の達人が教えてくれる正しい瞑想法でポジティブな自分に生まれ変われる一冊です!
2020/07/09 11:19
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アメリカのヴァレー禅堂で布教を行った後、京都曹洞禅センター、渓声禅堂にて坐禅指導を行い、その後、ミャンマーのパオ森林僧院にてテーラワーダ比丘となり、日本人として初めてパオ瞑想メソッドを修了した山下良道氏の作品です。現在は鎌倉一法庵を拠点として、日本各地、インド、台湾などで坐禅瞑想指導を行っておられる方です。同書では、「自分自身の能力を最大限に発揮するためには瞑想ほど力になるものはありません」と主張され、1日15分の習慣で、自分探しの旅に終止符を打つことができると説かれています。正しく瞑想を行うことで、過去や未来へ飛び回るネガティブな思考を止め、「今」を生きるためのポジティブな思考が生まれると言います。せひ、ネガティブな思考をもつ傾向のある方には実践をお勧めします。
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単なる瞑想のノウハウ本ではなく、深いところまで解説してあります。
しかもその解説が分かりやすいです。
明快な論理と優しい言葉で説明されています。
山下師の語り口そのままで、まるで坐禅会に参加しているかのような感じです。
私とエゴの関係、マインドフルネスの意味も、よく分かりました。
この本を読んでから実践すると、本当に坐禅の意味が分かってきます。
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瞑想に関する本も色々読むと大体のところ言っていることは同じです。
それでもその人それぞれの表現や想いが文章から伝わるので面白いですね。
この本に書かれている瞑想方法はわかりやすくて良いです。
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非常に興味深い。
瞑想をやってみようとトライ続けて3年余り
本気でやり始めた半年
とうとう本物じゃない?
と思える本に出会ったかもしれない。
なんのために瞑想するのかが、今までずれていた。
思考すること自体がネガティヴな行為ということを知ること。
そして思考は本当の自分ではない事!
思考は空で言う雲であり、自分は青空だと言う事。
そう考えて瞑想すると、青空の下を動く雲を流せるような感覚になった。
まだ始めたばかりで真意はわからないが、今までない手応えがある。
瞑想挑戦するなら絶対オススメ!
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先進国の日本が今1番必要とするものは心の教養や心に対する対処の方法ではないだろうかと思える。この本は行き詰まった自分や行き詰まった自分の心のストレスを取り除くのに入門となる本であり気づかなかった自分に気づくことができる本でもあります。日本人にとって一番必要となるものは複雑なストレスの多い社会の中で自分自身を解放し心にゆとりを持つノウハウを身に付けることではないかと思える。その入門となる本がこのような本であると言える。一度は読んでみることをお勧めします。
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自分の苦しみは自分の心が生み出している。他人の言動が原因のように思えたとしても、それを脳内で再生してわざわざ苦しんでいるのは自分の心である。
人は、日常の中でシンキングマインドに支配され考えすぎている。過去への後悔と未来への不安のネガティブな映画を常に上映してしまっている。
そして、それらは雲のように浮かんでいる。形を変え、増えたり減ったりしながら、不安定な雲である。そして、多くの人はその雲こそが自分だと思っている。しかし、本当の自分は、雲と関係のない、その上の青空である。これに気づくことが重要。
瞑想は、そのような自分を明確に意識するための極めて効果的な方法である。
身体の微細な感覚に気づき、慈悲の心を解放し、呼吸に集中し、歩く時も足の上げ下げと呼吸に集中し、過去でも未来でもない「今ここ」に集中することで、ネガティブな映画を止め、普段の苦しみが勝手に作った映画に過ぎなかったことに気づくことで、苦しみから脱し、安らぎからくる真の幸福を手に入れることができる。