1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
時代に逆行して巨大戦艦を作ろうとする派閥と空母を推す派閥。
勧善懲悪分かりやすい作品なので世界に入りやすい。
電子書籍
批判精神をどう持って行くか
2018/05/07 20:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hima - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作のタイトルは「数学」にまつわる何かを示唆しているらしく、数学に長じた主人公が戦前の帝国海軍の革新勢力に引きずり込まれ、技術士官となり数学的合理性を駆使して資源の浪費とひいては敗北を招く戦艦大和の建造阻止に向けて奔走する、というお話である。
作者はオリンピックスタジアム改築にまつわる諸問題を意識している、という話も伝わってくる。批判精神は常に重要だが、変な勢力に迎合し、あるいは利用されることだけは無いように願いたいものである。
投稿元:
レビューを見る
大艦巨砲主義の下、提案された戦艦大和の建造。今後の戦略、海軍内の派閥争いもかさなって、それを阻止したい航空主兵主義陣営。突破点は、捏造された安すぎる建造予算。
その先兵となる数学の天才櫂直。
軍機で情報公開も何もない中、どうやってひっくり返すのか、が注目。…だけども、歴史は大和建造なわけで。どのように抗っていくのか、ですかね。
投稿元:
レビューを見る
テーマ選びが天才すぎる。
正直なところ、絵は好きじゃないのだが読まずには居られない。2016/9/1
投稿元:
レビューを見る
~6巻
奇抜なアイデアが特徴の三田作品。面白いんだけれども、結果が見える歴史物には向かない気がする。
投稿元:
レビューを見る
1-4巻共通
関数のくだりはいいが数学者=計算が得意というのはミスリードと思う
ただただただ、抱いた女性の体を巻き尺でって、冷めた
投稿元:
レビューを見る
戦艦「大和」を阻止せよ!!! 日本の未来を1人の数学の天才が変える!? 時は1933年。日本海軍の中枢・海軍省の会議室で、次世代の旗艦を決める新型戦艦建造計画会議が開かれ、2つの陣営が設計採用を争う事に。これからの海戦を見据え、高速の小型戦艦を打ち出す“航空主兵主義”派に対し、海軍内で権力を握る“大艦巨砲主義”派の計画は、世界でも類を見ない超巨大戦艦の建造だった――!!(Amazon紹介より)
投稿元:
レビューを見る
#3 左ハンドル 当時は国産乗用車なんてね。主計局じゃなくて、経理局と思って調べたら、そもそもが養成する学校が経理学校でした。
#4 平山中将は、櫂少佐が只者じゃないのを察する能力あり。
#6 平山中将が少将相手に丁寧なのは、技官だから?確か、兵学校・海軍大学校系列以外の人の最高位は中将だったような。
#7 乗艦手続きはスルー。まあ、それなりのチェックは受けるはずですけど。櫂は机上論の人ではないようで。
知識 長門の標的艦は、水爆かと思ったら原爆なのね。
投稿元:
レビューを見る
映画を見て本書を手に取った。
櫂の正義感がいきなり沸き立って、海軍にはいるくだりは、唐突だが、奇抜な設定を成り立たせるにはやむを得ないか。