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芥川龍之介 羅生門
2017/07/25 21:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニックネーム - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に読んだのは確か高校生の時だったと記憶しております。この年になって時代を越えて読みつがれる名作って、わかるような気がします。この作品の場面設定、登場人物、時、書き手(芥川)の表現手法、など、いろいろと解説ができると思いますが、私が読み直して感じたのは、最後の一節にある、「下人の行方はだれもしらない」にあるように、あくまでそこにあるシーンを書き手のセンサーがキャッチしたほんのいちシーンにすぎないということがとても印象に残りました。脈々と流れる時間の中で、職を失うこともあるだろう、雨宿りすることもあるだろう、目の前に屍を見ることもあるだろう。芥川のような書き手の表現は、日本人としてのアイデンティティーをまるで鏡に写った自分を分析するかのような表現になるので、サムライが好きな西洋人には魅惑の存在になるのでしょう。
難しいけど、惹かれる作品
2016/12/09 04:47
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投稿者:ココア - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代に学んだ、芥川龍之介の「羅生門」。あれから時を経て、再読しましたが、この作品、やはり難しい。なのに心を掴まれるという、にくい作品です。それだけ、芥川龍之介の才能が半端ないということでしょう。この作品は生涯読んでいきたいと思います。
☆羅生門☆
2024/04/04 20:01
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の時に、初めて読んだ。
それから、何回か、読んだ。
しかし、いつ読んでも、不思議な読後感が味わえる。
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~あらすじ~
平安時代、飢饉等の天変地異が続き、都は衰微していた。ある日の暮れ方、荒廃した羅生門の下で、下人が途方に暮れていた。下人は、数日前、仕えていた主人から解雇されたのだ。生活の糧を得る術も無い彼は、いっそこのまま盗賊になろうかと思いつめるが、どうしても盗賊になる勇気が出ない。下人は、羅生門の2階が寝床にならないかと考え、上へ昇ってみた。すると、そこに人の気配を感じた。羅生門の上には、身寄りの無い遺体が幾つも捨てられていたが、その中に灯りが灯っている。近づいてみると、なんと、老婆が松明を灯しながら、若い女の遺体から髪を引き抜いているのだ。老婆の行為に激しい怒りを燃やした下人は刀を抜き、老婆に襲いかかった。対して老婆は、抜いた髪で鬘を作って売ろうとしていた、と自身の行いの正当性を説明する。髪を抜く老婆に正義の心から怒りを燃やしていた下人だったが、老婆の言葉を聞いて、追いはぎをする勇気が生まれる。そして、老婆を組み伏せて着物をはぎ取るや「己もそうしなければ、餓死をする体なのだ。」と言い残し、漆黒の闇の中へ消えていった。下人の行方は、誰も知らない。
今昔物語が元らしい
2020/04/20 20:12
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投稿者:再版 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今昔物語が元らしい。そういやこんな話があったかなという淡い記憶しかありませんが。
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