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Tぬオススメ本。
何かしら病や問題を抱えている人たちの短編集。
どの話も読んでいるときはハラハラするものの、読み終わったときに希望がみえたり、ほっこりしたりする、とても読みやすく面白い本でした。
空蟬は病気でそこまで?というのが正直なところ。
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「たとえ行き止まりの袋小路に見えたとしても。根気よく探せば、どこかへ抜け道があったりする。目の前を塞ぐ扉は、硬貨一枚で開いたりしまったりもする。それがどこへつながっているかは、誰にもわからないことだけれども。」(34 ページ)
『トオリヌケ キンシ』とは、
ここからどこかに通りぬけられる、ということだ。
ぱっと見、どこにもつながっているとは思えない道でも、
体はムリでも、心だけでも外に出してやる。
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加納さんらしい優しいお話しでした。ジャンル的には日常の謎系のミステリーなんだろう。
色々珍しい病が出てきた。
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短編集 どのお話も面白かった
どうなるの?どうゆうこと?と思わせる
お話しばかりで飽きる事なくサクサク
読めました
ほんとにハズレなしでした
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加納朋子らしい日常の謎+暖かい眼差しあふれる短編集。
座敷童の話は別の短編集で既読だった。
著者が病気で入院してから、疾病に由来するミスリーディングが増えた?何はともあれ楽しい。
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色々な病気や特性をテーマにした短編集。
身近にそういった特性を持った人もいるせいか、より感情移入しながら読んだ。
重いテーマでも、ラストは希望が感じられるところが良かった。
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初読みの作家「加納朋子」
旦那様はあの「貫井徳郎」とちょっとビックリ。
2010年に急性白血病と診断され骨髄移植を受け、その後も作品を発表し現在にいたる。
六篇の短編小説はそれぞれ病気や障害などの主人公なのだが、タイトルは何とも明るく書き出しも不思議でミステリーのように始まる。
初読みの作家さんは当たり?ハズレ?とちょっとドキドキで楽しいですね♪図書館だとハズレもありだし?
トオリヌケ キンシ
カタカナで書いてあると少し不気味な感じです。
不穏な雰囲気とちょっと怪しい始まり、病名がわかってからのなるほど〜!という爽快感、悲しいけどホッとする結末は良かったです(^ ^)
加納朋子さん当たりかな?
ちょっと初期の作品から読んでみようと思います。
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人生の途中、はからずも厄介ごとを抱えることになった人々。でも、「たとえ行き止まりの袋小路に見えたとしても。根気よく探せば、どこかへ抜け道があったりする。」(「トオリヌケ キンシ」より)他人にはなかなかわかってもらえない困難に直面した人々にも、思いもよらぬ奇跡が起きる時がある――。短編の名手・加納朋子が贈る六つの物語。
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2014年刊。ストーリーとしての繋がりは無い6編の小編集。設定的にほんの少しだけ共有されていたり、だが、ほぼ別。タイトルが思わせぶりだが、「普通に通っていい道じゃないけど、通れない訳じゃない」「普通じゃない物語が有るよ」的な意味、なのかな。
ファンタジーか?と思わせて、実は必然。その見せ方は小編で様々だが、面白かった。
設定の共通項がほぼ無い小編6つを楽しく読めます!って言う人には勧められる。時間を纏めて取れない人にもお勧めか。