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おおらかで前向き
2022/10/15 20:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
年輪を重ねてこられた方のエッセイは読んでいるだけでためになる。
何も難しいことを書かれているので無く、無理をせずに時にわがままに、でも目標を持って前向きに!
それだけでこちらも活力を与えられる。
いやなことは「知らぬが仏」。運悪く知ってしまったら「忘れるがカチ」。
これからこれを座右の銘として生きていこう!
老いの準備
2014/11/16 10:30
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
50歳を過ぎて、腰痛の慢性化や膝痛発症や頻発する頭痛等々、40代とは明らかに異なる加齢と思われる症状が増えてきました。そこで「老い」の心構えを知りたいと、本書を手に取った次第です。
全部で24項目ありますが、中でも外山先生が強調したい事項は重複して主張している箇所だと思いました。例えば以下の通りです。
1 炊事する(21ページ・155ページ)
2 忘れる(41ページ・186ページ)
3 おしゃべり(駄弁)する(31ページ・39ページ・149ページ)
4 知らない病気は治る・知らぬが仏(53ページ・189ページ)
そして、ストレスを溜めないことが最も肝要(第2章)。「怒ってよし」「泣くもよし」「ケンカもよし」「威張ってよし」。つまり、老いたら「ありのまま」に生きなさいということでしょうか。しかし、「ケンカで元気になる」はいかがなものでしょう。平和的ケンカなら良い(79ページ)と言いますが、過激化するのは必定。やはりケンカは駄目だと思います。
ところで、私の父は一人暮らしだったこともあり、様々な方(パチンコ友達、飲み屋、隣近所、病院等)と駄弁する努力をしていたようです。父は癌で意識がなくなるまで、決して絶望することなく、しっかりと生きていました。「おしゃべり」は、確かに生きる糧だったようです。
小学校しか卒業していない父と外山先生と共通するのは、老いても人生に対し、前向きかつ外向的ということでしょうか。内向的な私としては、両人を見習わなければと思いました。
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