紙の本
丁寧な解説で一応の決着
2008/05/18 17:56
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いままでの流れを見失わないよう、丁寧に作りこんである
伏線を細かく回収して設定を解説し、ストーリーに決着をつけ、一応きちんとした形で纏まった
しかし、キャラクター達に意思がなく行動だけがあり、キャラクターだけが納得して終わった感じ
ほぼ主役不在の物語でした
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待ちに待った新刊!
急ぎ足感はいなめませんし、あれれ?結局なんだったの?という所や、あれなんかおかしくないか?もあるにはありましたが
晃君ファンとしては悲しくも嬉しかったです。
人間とアヤカシの絆とか、どちらでもないものの苦悩とか
色々ありましたが、優樹も晃もおつかれさま、という感じです。
気持ち的には千堂昭子でした…。
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全10巻。
ハッピーエンド……と考えていいのだと思う。4年半。長かったけれど待って良かった。
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成程、これがDBの決着のさせ方か。
これの前にちゃんと大将の本、片づけといてよかったと思う。負い目、引け目、雑念持って読んでいい本じゃないもの。尤も、それは叶わなかったのだけれど。
生と死。いや、むしろ本編で示唆していた概念は死のみか。初巻から数えて8年と3ヶ月。DBでやっちゃいけないことをしなかった。それがよかった。これは決して誰もが倖せになれる、読んだヒト全てが納得できる、みんなが笑って迎えられるハッピーエンドではなかったけれど、DBの終わり方はこれでいい。
ホントは何にも解決なんかしてなくて、もっときちっと解決して欲しかった伏線がいっぱいあって、できることならエピローグ入れてその後を見せて欲しかったとか、後書きで解説……まではいかなくても、もう少し感慨めいたものがあってもよかったんじゃないかななんて思ったりもするだけど、それでもこれは良くも悪くも、片倉優樹と中村恵里加の物語だったんだって。
正直、もう9巻からの繋ぎ、というか、5巻ぐらい以降の話のディテールもほとんど思い出せないんだけど、特に既刊の読み返しなんかせずに、これだけ単体で読み進めたんだけど、読みながら、ああ大田真章とか片倉晃とかいたなーなんて思っちゃったりしたんだけど、けど、けど確かに片倉優樹はずっと最初っから間違いなくこんなヒトだったな、なんて。
DBだってさ、こんな世界で、世の中で、世間で、どんなに悪くってもざっと年に100冊は本を読むオレの中でだってさえ、時間と記憶の経過、経年劣化で埋もれていくだろうたくさんあるモノの中のひとつでしかないのだろうけれど、それでもオレは片倉優樹に会えて倖せでした。
最後に、とっても大事な言葉としてずっと記憶しておきたいのに、どうしてもうまく覚えていられない上遠野さんの大切な一言を。
これは人でないものについての物語である。
血と肉と骨と痛さと悲しさが軋みをあげてとどろく作品である。
これは化け物の小説である。
そしてどうしようもないほどに――人間の物語である。
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ある意味ハッピーエンド、この一言につきます。
微妙と言ったらいいのか絶妙と言うべきか。
しかしまったかいはあったかな。
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終わったよぉ〜! 遂に終わったよぉ〜!
でも、前刊からのブランクがあり過ぎて微妙に思い出せない部分やキャラがちらほら…。
しかも、作者的にはハッピーエンドらしいが、ザジ的にはちょっと受け入れ難い結末だし、何より投げておきながら放置されてしまった布石も幾つかあるし、無理矢理締め括られた感がどうしても否めない(-_-;)
結構好きなシリーズだっただけにこの終わり方はちょっと残念でならないが、作者がこの5年近くを死人のように生きていたらしい事を考えると完結しただけマシなのかも…!?
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何年越しで完結したんでしょうか?
最初の頃は1年で3冊くらいサクサク発売されていたのに途中から失速して9巻のあと10巻が出るまで4年間空いたらしい。
1巻はとても面白く読めたのに広げた風呂敷を自分で畳めなくなってしまったんでしょうね。
オメガサーキットなんて物凄く意味深に匂わせていたのに…
浦木たち妖の存在も中途半端なままだったのが残念。
最後の方になって虎司と安藤希の関係だけが唯一微笑ましい。
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不満感の残る結末。結局あっけない。
なぜ、父とウツロギは戦わない?
太一朗はあのあと残った根で死んだのか?
人間として生きていたのか?
一番の問題は浦木とかなんだけど。
作者のソウルアンダーテイカ―読んだけど、
こっちのDB優先してもっと考えて書いた方がいい。
残念過ぎる。
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虎くん、空木さん、大田さん、夏純ちゃん・・・
好きなキャラが多かった作品です^^
1巻がピークかな・・・ ←えええっ
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友達から面白いよ!とススメられ、久々にライトノベル。
ただいま6巻まで
太一がえらい可愛いんだ。
大田と太一と虎と太一と空木と大田がきになる。
落花生が食べたいなあ
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足かけ10年で読み終わった。話の内容も変わった気もするし、イラストもテイストが変わってる。なによりも自分の読み方・捉え方が変わってることに驚いた。
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最近のライトノベルにはない雰囲気だと思う。守りたいという気持ちと支配したい、壊したいという気持ちがごちゃまぜになった太一郎の心理が良かった。
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記憶を失ったままの片倉優樹、そして“童子斬り”に憑かれ、自我を無くした山崎太一朗はついに激突した。
アヤカシを殺す“童子斬り”の法則に従わず、ひたすらに優樹を殴り、打ち倒そうとする太一郎。そして、意に沿わずに動き始める優樹の「左の右手」。ふたりはただ殴り合い、傷つけあっていく。
一方、己の死期を悟った「キマイラ」片倉晃が成そうとすることとは?
また、最大の謎である“主”たちが行っていた計画「Ωサーキット」の全貌とはーー?
血を流し、肉を裂き、骨を砕いた先、ふたりが辿り着くのは何処か……?
『ダブルブリッド』シリーズ、最終章。
ーー物語の幕は、静かに下りる。
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精一杯のハッピーエンドだったんじゃないかと思う。
お互いの形見を交換したシーンは妙に記憶に残った。
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全巻読んでの感想。
人ではないアヤカシという生物の物語。
表現したいことや登場人物はすごい好みだけど、文章がくどいのが難点。
あと、展開の仕方があまり好みではない。
でも、終着点は好き。
10巻まで連続で読めるぐらいの楽しさはある。