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今回は人間界でのお話。
あー、こうつながるのかあと思いつつ、これはこれで読ませてくれたけど、前作まで輝くような存在だった若宮が、ずいぶん小物感を醸し出していて・・・えええ、どうなるんでしょう今後。
また八咫烏側視点でのお話が出てくるのかなあ。。
が、作者のインタビューで、この作品が八咫烏シリーズのスタートと知ってびっくり仰天。
高校生時代にこの作品の原型を書いたと聞けば奈月彦の青い雰囲気も、雪哉が出てこないのにも納得。
若くしてこれだけの世界観作り上げて描き続けられるってすごい・・・。
次作で第一部完結になるそうで、首を長くして楽しみにしています。
でも第一部か・・・・計何部作になるのか、楽しみです^^;
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八咫烏の国、山内の話のつづき。題名の”玉依姫”を一見してどんな話になるのか、とうとう人間界にはいってくるんかと(黄金の烏でかなり近づきつつあったし)ワクワクしてたんですが、果たして今回は山内と人界の間が舞台。さらに色々と事情が明らかになりまして、特に八咫烏、山内の誕生理由なんかも語られて、なかなかに素敵な設定と現代的な玉依姫が大変面白かった。最近”御用人”などえらいナウな神様がでてきてこれまたこうして神様も時代をキャッチアップしていくんかとしみじみと色々考えたりして楽しかった。この刊で完結でも十分納得できると思ったが、第一部完結編が来年発行だそうだ、どういう〆になるのか楽しみ。
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ちょっと山神のありかたについて?複雑で完璧には理解できてない(^^;;、、、、笑
突然現代の人間が出てきたのに怪しい風習の村が出てきて、こんなとこある!?と思ったけどそこはまあファンタジーだよね。
荒御魂と和魂の分裂、そして山神が作り上げた供物を提供する八咫烏の山内、、
那律彦の最期の謎も解けて、今回は見事なフラグ回収回だったのでは。
山神に呪われて生死の境にいたのは明留でいいよね?ますほのすすきも出てきて嬉しかった。
でも若宮が完全に脇役にいたし、浜木綿とか雪哉とかこれまでのメンバーが出てこなくて寂しかった。。。
志保は結局玉依姫になって山神と暮らすってことでいいのかな?
うーーーん
これで八咫烏と猿の関係はどうなるんだろ。まだ続くよね????
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なんというか!イヤミスみたいな
やっぱり!あり。意表を突かれることあり。
でも、すっきりとはしない読後。
矢田烏シリーズ第1部完結編2017年夏刊行予定
第1部かぁ。
矢田烏、大猿、山神の人間との関係編。
志帆の馬鹿さ加減にイライラする。
奈月彦に気持ちが入っちゃってるので余計に。
英雄が山神とひとつだろうとは思ったけれど、
玉依姫という意思に操られた、同一化する生贄が何とも。
はっきり言いにくいんだけど、
なんとなく気持ち悪い気味が悪いそんな感じ。
最終的にすっきりしたらいいんだけど。
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生贄や人身御供,荒魂といった負のイメージ,誤解からどんどんずれていく想い.山神と玉依姫の間に通う愛が,何もかもの大元だった.山内や八咫烏の来し方の謎が明らかになり,あとは行く末の大団円に期待する.
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人と猿と天狗と烏、そして…
クライマックスが近いとのことですので、
ここら辺でストレスなく読める1冊を、という扱いでしょうか。
だからか、雪哉が出てこなかったのが寂しい。
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今回は雪哉は出てこない。
なので、私にのってはシリーズ別冊のような感覚だった。
若宮と人喰い猿は出てきます
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今回は今ひとつ。
八咫烏の世界と現代が繋がっているという設定に
気持ちがうまくフィットしなかった。
若宮が、これまで描かれていた若宮とは
別人のようで、
そこもなんとなくモヤモヤ。
次作に期待!
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最後の最後での「あなた実は椿よね?」よりも、素直に
新しい英雄にしておいた方が、話として収まり良い気がする
このシリーズ全体的には好きなんだけど、特に1巻とか
最後の大ドンデンで何じゃそりゃ!?ってなる事ある
まぁ1巻も2巻読んで、あーだから1巻があれだったんだなぁと
納得出来たので、今回も後々「実は椿」が必須な展開になるのかも
知れないけど
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2016.11.4
超定番王道の 神様への生贄にされた娘の話
主人公の変わり様にイラっウザっ
冒頭で神様の見た目の気持ち悪さ=化け物って主人公が言って逃げたい逃げたいだったのに、仲良くなったとたん「何も知らないのにあの子を化け物なんて言わないで!!」って…お前も何も知らない時は言ってたじゃん!勝手過ぎる…
阿部さんは こーゆーわからんちんを描くのうまい
多分これが阿部さんの持ち味
イラってくるけど…
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まあまあ、かな。最初の勢いはなくなったよね。まあ、八咫烏たちがどうなるのか、見届けたいから読むけど・・・
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順調に年に一度巻を重ねる八咫烏シリーズの最新刊。今回は世界を現代日本に変えて、いわば前作までの世界の「裏側」からあの「山内」という世界の謎に迫っていく、という趣向の話。
なるほどそういう世界の話なんだ、とだいぶすっきりと腑に落ちる部分があって、シリーズでも結構大きな節目となる作品だったのは確か。よく考えられていると思いました。
今作単体で見ると、現代日本なのにやたらとおどろおどろしい(異世界よりもよほど…)面をキツイなあと感じつつも、主人公二人の心の通わせかたが微笑ましく、ひねったまとめ方も巧く、読後感もとても良く感じました。
先の世界のありようを解いた話だけでなく、「英雄」の存在や「玉依姫」の真実、そういったひとつひとつに細かく意外性を仕込んでいて、見た目ふわりとしていながらも結構しっかりと作られていると思います。
また来年の夏読めるであろう次作も楽しみに待ちます。
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今回は本編なのに、まるでサイドストーリーのよう。
いきなりこうきたか、という最初の驚きはあった。
前回からの時間の幅で、一体何が起こったのか、色々想像して楽しめた。
しかし、詳細は不明なままなので、そこはちょっと消化不良。次回に明かされるのかどうか。
このシリーズ、そういう細部はしれっと、無き物として進むところがあるからなあ。
色々気になりすぎて、どんどん先を読んでしまう。
ほぼ一気読み。
今回は、神々の話とか、現代との関わりとか、かなり興味をそそられる。
が、ストーリーとしては、どこかで読んだような話といった感じがした。
まあ、こんなものだろうと初めから思ってはいるので、期待はずれというわけでもない。
しかし、金烏については謎が深まるばかり。
ちゃんと収拾つくのだろうか?
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今までファンタジーの世界だったのが、突然の現代が入り、違和感をあったが、外伝的な位置づけで、今回の内容が次巻の第1部最終章につながっていくのだろう。
第1部というからには、新たな展開の第2部も!?
嬉しいような気もするが、あまりダラダラとシリーズ化されるのも惰性になりそうで、微妙。
ますほが取りすがっていた八咫烏は誰なのかが、気になるところ。
八咫烏で雉ではないが、猿・鳥・犬と揃うと桃太郎みたい。
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無理やり神様の母親になるために人間が自分以外いないところに連れてかれても、最後は自分の意志で母親になることを決めた志帆の度量の深さに敬礼。確かに人間の『普通の幸せ』ではないけれど、彼女らしい幸せがつかめてよかった。