紙の本
ねないこはわたし
2016/12/10 17:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:( ̄▽ ̄) - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼児に読み聞かせられる永遠の名作絵本『ねないこはわたし』。誰もが見覚えのある独特の貼り絵。とても懐かった。
紙の本
子どもの心を持ち続ける絵本作家。
2016/10/16 09:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本作家には子どもの視点、子どもの心を持ち続けることが必要なのだろうと思わせる一冊。
せなけいこ氏以外、日本の絵本作家で貼り絵というのはほとんど使われない手法だが、その舞台裏がのぞける構成になっているのもよい。
投稿元:
レビューを見る
【あなたは、おばけにあったことある?】『ねないこだれだ』の名絵本作家が、フルカラーの貼り絵原画満載の大人の絵本で創作の源泉をつづる。あのおばけはいかに生まれたか。
投稿元:
レビューを見る
切り絵がたくさんでエッセイ画集のような本。細部まで丁寧に作られた切り絵に見入ってしまう。何気ないこどもの表情まで切り絵で細かく表現されている。どれだけの目が向けられているのか。うん、すごい。せなさんのような子ども側の目を持った大人になりたい。そういう子育てがしたい。真向かいでも、上でも、下でも、横でもなく、子どもの背中ごしからの目線で。そっと一緒にのぞきこむような。
投稿元:
レビューを見る
2016.7.27
大好きな絵本「ねないこ だれだ」の大人本。
CMで見て絶対読みたかった本を今日手に入れた。帰りの電車で読み始め、あっと言う間に読んじゃった。カラーの挿し絵がふんだんです。私のお宝本になります。9月の読書会に持って行くとみんなが読みたがるだろう。
絵本を自分中心に描いたこと、素敵です。
投稿元:
レビューを見る
せなさんのエッセイ!絵もたくさん載っていて、癒される本でした。絵本作成秘話が書かれていたけど、こんなことがきっかけでっていうことが多くておもしろかった!ご本人はしつけのためにねないこだれだを書いたんじゃなくて、おばけとどこかに行けたら楽しいなあと思って書いていたのが意外で驚きでした!絵本と同じく楽しいエッセイだった!
投稿元:
レビューを見る
フレキシブルな自伝絵本。
いい子ではなく、「寝ないよ」「いやだ」「にんじんきらい」などきれいにまとまらない子どもの世界を、お子さんをモデルにたくさん作ったそうです。せな家の脅し文句が「いい子にしてないとママに絵本にされる」というのに大爆笑。
生い立ちや絵の修行、働きながら絵本作家になって、山あり谷ありな人生だったと思うけど文章は短く明快でユーモアたっぷり、かわいい絵本原画もたっぷり。笑いながら読みました。
投稿元:
レビューを見る
これは絵本かな?エッセイかな?
どちらでもいいかな
懐かしい絵にたくさん出会えて大満足
せなけいこさんを、いつまでも若いママだと勝手に思っていたけれど、そうね、歳月は誰にも
でも素敵です
ご自身が
たくさんの絵本を楽しませていただきました
これからも……
≪おばけにね あってみたいと おもったの ≫
投稿元:
レビューを見る
小さい頃読んでこわかった?それとも?なかなか寝ない子どもがおばけになっておばけの国へ飛んでいく『ねないこだれだ』のラストは、おばけが来るから寝なさいよ、というしつけのように読めるかもしれませんが、実はそうじゃないそうです。作者せなけいこさんが絵本作りや、モデルにした自分の子どもとのかかわりを語る一冊。おばけに会いたくなるかも?
投稿元:
レビューを見る
絵本作家せなけいこさんのエッセイ本。
エッセイというより大人のための絵本といった印象を受けた。
創作秘話や幼少期の思い出、絵本作家になるまで、ご家族のお話と仕事の枠を越えた一人の人間像が浮かぶ。
文章も読者に寄り添い優しさを感じた。
投稿元:
レビューを見る
あとがきのあと「ねないこはわたし」 せなけいこ氏 「迷惑な子」が絵本の道へ
2016/9/25付日本経済新聞 朝刊
1969年に発表した絵本『ねないこ だれだ』。夜になっても寝ないでいる子どもがおばけにされて、おばけの世界に飛んでいってしまうというお話。今も読み継がれているロングセラーだ。この絵本をお母さんに読んでもらった子どもは怖がるけれど、貼り絵で描いたおばけはユーモラスで、あたたかい。
その作者が自伝を書いた。といっても、これも絵本。過去の作品の図版をたっぷり収録し、子供でも読める文章で絵本作家としての人生をつづった。
「私自身が親のいうことを全然きかない子だったの。特に母にはしかられて。親が手を焼いた子だったから、私は子どもの気持ちがわかるのよ」
5人兄弟の長女で、絵ばかり描いていた。勉強はもちろん大嫌い。母には「いやだ」ばかり言っていた。そんな「本当に迷惑な子」の一生を決めたのは、身の回りの世話をしてくれたねえやがくれた絵本『おもちゃ箱』だった。
19歳のとき、この絵本の作者、武井武雄に弟子入りした。武井は童画の世界の巨匠。「女の弟子は私ひとり。先生は厳しくて、ほめられたことはなかった。絵本作家になるという情熱だけでやっていた」
雑誌にカットを描いていたが、69年に『ねないこ だれだ』を含む「いやだいやだの絵本」シリーズでデビュー。以来、動物たちや子どもたち、そしておばけが登場する愛らしい作品を精力的に発表してきた。「子どもの本というのはね、教育的見地で書いてはだめなの。大人の理屈じゃだめ。目の前の子どもの目線で書かないといけないのよ」
タイトルの意味は? 「子どもはおばけを怖がっても、その姿を見たいと思う。寝ないでおばけに会えるなら、私も会ってみたい。だから『ねないこはわたし』なの」(文芸春秋・1450円)
1931年東京生まれ。武井武雄に師事して絵を学び、69年に絵本作家デビュー。「めがねうさぎ」などのキャラクターが愛されてきた。「あーんあんの絵本」4冊シリーズなど著書多数。
投稿元:
レビューを見る
せなけいこさんの自伝。
あれはそうやって生まれたんだ!
これはそんな気持ちで、、、
原画展と共に、素顔に触れれば触れるほど、絵本の魅力も増していきますね(*^^*)
投稿元:
レビューを見る
せなけいこさんのエッセイ。
どんなふうに絵本作家になったのか、どんなふうに絵本を作っているのか、知ることができます。
娘は、せなけいこさんの、うさぎの絵本が好きです。
せなさんは、おばけの絵本の方が有名なのかな?娘はおばけよりうさぎの方が好きみたいです。
特別な道具を使っているわけではなく、菓子折の包み紙など使って絵を作っていると知り、なんだかわくわくしてきました。
私も真似できそう。なんて思ってしまいました。
投稿元:
レビューを見る
せなけいこさんの絵本は
ちょっと教育的な意図が感じられてあんまり・・・
だったのですが、
これを読むと、そういう意図じゃなかったのね~。
絵本の作っていく過程がとても興味深く。
投稿元:
レビューを見る
読み聞かせの本、どうしよう?と思ったときのお助け本は、せなけいこさんの絵本。子どもに大人気でした。
「ちいさなたまねぎさん」「おばけのてんぷら」「めがねうさぎ」「となりのたぬき」・・・いろいろ読んだなぁ。
そのせなさんって、どんな人だったの?
たくさんの絵本の絵のあいだに、言葉少なに語られるせなさんは、ええ?そうだったんだ!ということや、やはりそうだったんだ、ということが。
淡々と語られる、ほんとうにみじかい自伝だけれど、創作のエッセンスが詰まった、すてきな絵本にもなっています。