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紙の本
「のらくろ」の原作者が研究し続けた「滑稽」ということの集大成です!
2020/03/20 14:40
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、マンガやテレビアニメで子どもに人気のあった「のらくろ」の原作者である田河水泡氏が晩年に発表した貴重な書です。その名も『滑稽の研究』と名付けられたように、「滑稽とは何か?」を生涯にわたって研究し続けた成果をまとめたものです。同書では、国内外の美学、論理学などの論考などを研究し、古代以来の「滑稽」というものの軌跡を追い続け、理論的背景を追求していきます。そして、芸能、文芸、絵画の史料の中に「滑稽」の発祥を求めようと試みます。とっても読み易く、分かり易い一冊です!
紙の本
面白みがないね、と言われる人に贈りたい
2017/02/28 14:05
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投稿者:けい - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンガ「のらくろ」の著者による「笑いとはなにか」の考察。なにより、この研究の動機が「笑いをメシのタネにしているのだから、笑いについて考えないと、プロとしてはいかんよなぁ」という点にあるのが面白いです。
ちゃんと自分の職業について、根本から理解できている人、案外、今の世も多くない気がします。
古代の哲学者や思想家の文献から、人類は笑いをどう分析してきたか。実に丁寧に実証的に、適度な距離を保ちつつ、述べていきます。
見えてくるのは、笑いはあったほうがよいなにからしいから、その正体を明らかにしたいという真面目な人々による真面目な姿。
あぁでもない、こうじゃなかろうか、と頭を悩ませる姿は、まさしく滑稽なのですが、いとおしくてたまらなくもあります。
紙の本
次は鳥獣戯画を読む
2016/12/20 19:32
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
滑稽とは文化であり、哲学であり、実に奥が深い。とりあえず読者としては、気楽に滑稽を笑い飛ばしたいものだ。
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