紙の本
『燦8 鷹の刃』
2016/08/12 19:53
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
藩政改革に取り組む若き城主を支える伊月と父伊佐衛門
抵抗する何者かが城中に放つ刺客を迎え撃つ圭寿と燦
遊女に堕ちた篠音は何を思い
お吉を従えて江戸から下った於ようは何を目論むのか
もつれた糸が衝撃の結末に向かって一つになる
あさのあつこの文庫書き下ろし時代劇、感動の最終巻
紙の本
一番読みたかったのは
2017/05/08 20:55
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく伊月が気の毒。他の登場人物に比べ貧乏くじを引きまくった感じ。そして その後の伊月について ほとんどフォロー無し。外伝として そのあたりを書いて欲しいものです。「天を灼く」といい このところのあさの作品は父親の歪みによって人生を狂わされる子供たちというパターンばかりだなあ。
紙の本
そうきたかー
2017/01/11 20:09
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投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
田鶴藩という架空の藩をめぐる物語の最終巻(この著者の作品は、なぜ薄い分冊形式のものが多いのでしょうか?)。最後の最後で「そう来たかー」と驚かされます。
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ついに最終完。
怒濤のラスト、そんな重大な秘密が明かされるとは…人の怨念の恐ろしさ、それによって二人の人生が大きく変わることになるなんて…真実を知っても、それでも伊月は圭寿を支えて生きていこうと決めたのだ。
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おれが必ず燦に逢わせてやる―遊女に堕ちた身を恥じながらも燦への想いを募らせる篠音に、伊月は誓う。遊里からの帰り道、星月夜に轟く鳥の声に不吉な胸騒ぎがし、城へと急ぐ。正に刺客が薄主・圭寿に放たれていた。その頃、静門院とお吉は田鶴に向かって道を急いでいたが…。
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シリーズ最終巻。あわてて終わった感じ。最後の秘密までは思い至らなかったが、2組が幸せに終わってなんとか挽回したようだ。
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ついに最終巻。
最後、伊月の家で八重と佳那とやり取りしているところがすごく微笑ましいのに、すごい泣けてきました。そして、最後の最後での秘密の暴露。困難、問題。畳みかけてきました。でも圭寿が、長く政治を行った間、物語も書き続けていたという終わりに、安堵しました。
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皆思うところに収まって大団円、と思っていたら、最後に波乱と大きな秘密の暴露。当初から決めていた設定だったとは思うが、内容の重要度に対して少しページが足りなさ過ぎたのではないか?8巻全体を渡って見ると、バランスの悪さに残念さを覚える。
佳寿と伊月の顛末の描き方はまぁ仕方ないとして、燦は?タイトルにまでなっている主役の一人なのに、最後は脇に放置されてしまった感が否めない。
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燦 最終巻
最後は、金と権力に執着する者達と人の情愛を感じ誠を捧げる者達との戦いという典型的な形になってしまった。
最後にすべての秘密が明らかになったが、秘密を抱えた者の苦しみは描かれず、最後を急いだ感じがした。
双子を産んだかどうかは、明らかなはず。
ひょっとして、燦は圭寿と双子なの?
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【燦・伊月・圭寿――三人の運命やいかに?】本気で政を変えようとする圭寿を不意に闇神波が襲う。そのとき燦、そして伊月は――。少年達が闘う大好評シリーズ、ついに最終巻。
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最終巻とは。まだまだ続きそうなのに。
でも、あさのあつこさんらしい終わり方かもしれません。
しかし、伊月がひたすらなんというのか・・・。
圭寿の君主ぶりをもっと見たかったなあ。
あと神波碧空伝も読んでみたい。
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最後の大どんでん返しに「ええええ」ってなったけど田鶴藩政改革とか圭寿の読み本のこととかいろいろすっ飛ばされてその衝撃に上手いこと見事に丸め込まれた感。
於よう様は幸せになって欲しかったのになぁ。。。;;
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最後,そうきたかという感じで,どこか違和感があったのがすっきりしたが,それは物語としての話.伊月が納得ずくの人生でも,哀しさばかり思ってしまった.
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シリーズ完結編。畳みかけるような展開でばたばたと幕引き。一応大団円ということで、きれいに終わる。伊月は誰に似たのか。
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同シリーズ最終巻。 幾つもの中心人物たちの関係が、急速に1つに収束していくスピード感と展開を、大いに楽しみました! 予定調和ではない急展開もさすが。
ただ、当シリーズを読み終えて、無粋な一言を追加...。
この作品、文庫書下ろしで全8巻構成。 普通なら利益率が薄い?とも聞く文庫本ですが、”あさのあつこ”さん著作で売れないわけが無かろう...。
印刷文字の大きくなった現代の文庫本で、全8巻構成。正直を言って価格的に安くは無い。上手い事、出版社側に乗せられているよなあと思いながらも、結局は全巻購入してしまいましたが。