ちょっと残念でした
2016/11/19 12:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと表紙に惹かれて購入してみましたが、
内容は拍子抜けというか、想像していたものと違いました。
要は、「盛る人」には自己愛性タイプと演技性タイプの2つがあるとのこと。
それとメディアリテラシーのない日本人は騙されやすいという内容です。
著者は頭が良く、世の中の関心やヒットの予感に嗅覚が働くようで、
切り口というかタイトルは上手いと思いますが、
内容ではいつもなんとなく裏切られているような気がします(笑)。
多作な方ですが、もう少し本当に書きたいモノに絞った方が
読者に対して誠実だと思います。
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肩書きや経歴を偽って仕事や自己アピールに利用しようとする人が多いということは、日本人はそのような地位や権威に弱い人が多いということなのだろう。
外見より中身を見極める目を持つことが大切であるとの警鐘
だと捉えた。
確かにちょっと前に話題になった学歴詐称の経営コンサルタント&コメンテーターの方もそうであるが外国の有名大学を出たという華やかな学歴と英語が堪能というだけで凄い人と判断してしまうことの危うさを改めて感じた。
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パーソナリティ障害という病気があることを知らなかった。この病気は、本当に日常生活を送ることができないレベルであるが、私たちも少なからず、そういったタイプの傾向を持っているなと思った。演技性パーソナリティ、自己愛性パーソナリティ。
筆者はアドラー心理学にも詳しいようで、感情を目的として捉える考え方が面白い。
あとは結構テレビ業界の批判が多かった。
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自分を「平気で盛る」人の正体。自己愛性人間(自己愛性パーソナリティ障害)や演技性人間(演技性パーソナリティ障害)についてわかりやすく解説した良書。昔の日本は「能ある鷹は爪を隠すが通用する」が美徳とされていたけれど、今は競争社会で自己顕示や自己アピールが必要な時代。自己愛過剰、演技過剰は問題だけれど、適度な自己顕示力や自己アピール力を身に着けないといけないと思う。
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文字通り、SNS時代の承認欲求社会の現在において、自分を盛ることに心血を注ぐ人を分析した一冊。
大きく分けて自己愛性パーソナリティ障害と演劇性パーソナリティ障害の2つがあるという。
どっちも問題があるが、付き合いやすいのは演劇性らしい。
また、芸能人や有名人にもたくさんいるとか。
実際、自分の周りにもこの手の人は多くいるが、社会性を逸脱しないようにしてほしいところ。
以て他山の石。
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ニュースになった実在の方々を事例に、パーソナリティ障害のタイプ・特徴について、わかりやすく説明されていると思います。一方で「憶測で決めつけ過ぎでは?」と感じるような言い回しが所々に見られ、そのつど首を傾げてしまい疲れました。そんなわけで読後感はいまいちでしたが、SNSとの関係にも触れられており、何かの折りに役立ちそうな一冊です。
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盛ることも一つの特徴、特性と考えると、あながち悪いことではない。盛っていることに気づけるかが大切。SNSは話半分で見るようにしようと思った。