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まったりとした終わった世界の中で、二人の少女が旅をしていく話も4巻目に突入
2019/09/29 06:48
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投稿者:豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まったりとした終わった世界の中で、二人の少女が旅をしていく話も4巻目に突入です。
4巻で、現在存在している兵器類がどうなっていくのかが示唆されると共に、ゆっくり人がいなくなっていく姿が示されています。
ただ、このまったりとした終末感は大好きです。
ユウとチトは二人でいる限りどこまでの旅を続けていけると感じです。
地球が終わっていくことについて、「どうでもいいこと」といえるほど。
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「まぁ…どうでもいいことだろう…」
2018/05/08 10:12
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
シュールだねぇ~。何かを示唆、意図していそうで、そうでもないとも読める。読み手側が考える物語。廃墟と化した終末世界とチトとユーリのとぼけた表情の対比がいい感じ。ヌコの話は、終末世界の核心に触れる重要な話、必読です。ちょっと、ナウシカを思い出した。
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なるほど。
最初の出だしはよく分からん。あんまり気づかなかったが、この人の絵では建築構造を正確に伝えるのは難しいのでは?
2巻も三巻も一人ずつ一時的な新キャラが登場するが今回はもっと衝撃的なキャラが登場する。なるほど(そろそろ終わるのかな)
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終末はどんな色をしているんだろう。
終末と聞くと、荒廃していて色のない世界を想像してしまいます。でも、ビールは金色だし、夕日もちゃんと赤い。それでもモノクロの世界を思ってしまうのは、終末に対する願望からでしょうか。だからきっと、ちーちゃんと同じように夕日を見たら、自然と涙が出てしまいそうです。奇麗なんだろうなあ。
終末について少しずつ明らかになってきました。無知というものは恐ろしいですね。
辺りに2人以外に生きている人間はいないと言われた時の表情が悲しげでしたが、不思議と絶望は感じませんでした。世界がどうなろうとも2人なら楽しくやっていけるんだろうなあ、なんて思いました。
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"「このヘルメットってさ なんでずっとかぶってるんだっけ?」
「……もともとは銃弾を避けるための装備だと思うけど…」
「でも誰も撃ってこないよね」
「まあね」"[p.81]
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最初の人類が衰退しましたら、次に文明を築くのは妖精さんのハズだけど・・・。
列車の知識はあるのか。
まぁ、ケッテンクラート乗ってるし、飛行機も知っていたんだから列車も知っててもおかしくはないのか。
使ったことがあるような雰囲気だったから下層で乗ったことがあるのかもしれない。
英語っぽい本が出てきたけど、流石に面倒臭くて和訳する気にはなれん・・・。
巨大ロボ。
ロボ自体は3巻にも出てきてたけど、コチラは明らかに兵器っぽい。
どう考えても自重を支えられない脚部だけど、もしかして FSS 世界の技術でも使ってるのかな?
はっ!?
実はあの世界は本当に妖精さんサイズで、妖精さん目線のチトとユーリから見るから巨大に見えるのであって、巨大ロボも本当は ASIMO くらいの大きさなのかも!?
二番目の文明は最初の文明を模倣してただけだって話だから、あの巨大ロボも最初の文明の遺産なんだろうか。
巨大潜水艦?
あんな(たぶん)内陸に?
もしかして実は海上都市で、そのまま下にでも落ちていけば海だったりするのかな?
もしくは昔は海に近かったのかも。
(下層の構造的にソレはないか。)
そして何だかよくわからない生物が出てきた。
しかも地球レベルの壮大な内容が絡んできた。
う~ん・・・ここに来て人智の及ばない生物を出してくるかぁ。
なんか「あ、そういう超常現象的な方面もアリなのね・・・」って感じで拍子抜けだな。
てか、この階層に他に人類がいないことが確定してしまったワケで・・・。
ホントに極端に生物のいない悲しい世界だ。
死体(骨すら)が皆無なのが気になる。
絶滅ではなく、戦争などによる地球環境の汚染のために他の星に移住したのかもしれないね。
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32p→84p、と巨大ロボが。
背景として描かれていたものがオブジェクトとして現れてくるのは漫画ならでは。
なんと巨神兵……? いやザンダクロス……?
また、潜水艦内の画面にカメラのデータが同期されて、過去の人々が映る。「少しだけ寂しくない気がする」
さらには、稼働中の機械を取り込んで静的な状態にする生物が描かれて、
「ねぇ ちーちゃん 地球終わるんだって」
「…うん まあ… どうでもいいことだろう…」
これはまぎれもなく現代の感覚、現代の想像力。(たとえば三島由紀夫ほどの過去の人には理解できないのではないだろうか。押井守は好みそうだが。)
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地下殻層を横断する列車の終着点までやって来たチトとユーリは、昇降機を使って地上に出ることに成功する。まぶしい夕陽の光にちょっぴり感傷的な気分になったあと、久しぶりの地上で周囲を探索する彼女たちが見つけたのは、なんとも奇妙な生き物。新たな仲間を加えて少し賑やかになった旅路だが、その先には想像を絶する体験が待っていた……!(Amazon紹介より)
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「文明が崩壊した終末世界。ふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って広大な廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事と燃料を求めて移動を続ける、夢も希望もない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だとどこか楽しそう。一杯のスープを大事に飲んだり、まだ使える機械をいじってみたり……何もない世界だからこそ感じる想いや体験に出会える、ほのぼのディストピア・ストーリー。」
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4巻で登場した人物がチトとユーリ(とぬこ)しかいなくて、実際に生きている人間が二人しかいないことを告げられて、切ない気持ちになった。写真に残された記録を再生する描写が拍車をかけていた。