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終盤が生理的にダメで、以降はパラパラと。
2/3くらいまでは、竹宮ゆゆこの言い回しがとても好きで、どんどん読み進めた。
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砕け散った玻璃と、彼女を救って永遠の関係となった清澄の超純愛ラブストーリー。
キャッチーやタイトルとカバーに惹かれて読んだけど、これは面白かった。
玻璃のエキセントリックなキャラに惹かれて読み進めて、このまま終わるのかと思いきや、
ラスト近くの超展開で呆然。深い読後感をもたらした。
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帯のキャッチを中吊りで見て興味を惹かれましたが、未だに涙していないということは、最後の一文を理解できていないということなのでしょうか?
どなたか涙した方がいらっしゃいましたら意味を解説していただけないでしょうか…
もっとも、それで『あ〜なるほどね』となったとしても涙なんて出ないけどね。
結局、清澄(ヒーローだった亡き父)&玻璃と、2人の息子・嵐が繋がってるのは分かったけど、受験生親子(+父さん)との繋がりが不明。何の繋がりもない親子を持ち出すことで愛の普遍性を伝えたかったのかな?それよりも、父さんが実は2人の息子・嵐だったとか、母さんが清澄に助けられた女の子だったとか、何らかの繋がりが見えたら最後の一文に素直に感動出来たのかもしれません。
最後にタイトルのこと。砕け散るところってのが、1つ目のUFOを撃ち落とした時のことを玻璃が清澄に言ってるのだとしたら、なかなかグロい話になってくるなァ。(ー ー;)
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とらドラの竹宮先生、ラノベ文体のまま一般文芸に移って書いてるのは読み手の好き嫌いが分かれそうだけれど、マジックリアリズム的な物語の流れは推理しながら読ませてくれるし、読むにつれてがらりと変わっていく展開は読んでいて引き込まれた。
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ツイッターや電車のつり広告で、毎日この表紙を見かけるのでさっそく購入!その意味を理解したとき、あなたは絶対、涙する。といううたい文句なのですが、わたしの読解力がいまいち残念なせいか繋がりやUFOとかいまいちピンとこなくて迷子になってしまった。この解釈で合っているのか、誰かと答え合わせをしたい。
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1回目は2017年3月5日読了。冒頭近くの「あああああ」は覚えていたけど、映画化されたのにあとを全く覚えてなかったので、再読。2021年8月14日に2日で読了。
清澄と玻璃の「君とど」的なラブストーリーとして始まるが、次第に不穏な空気になり、ラストは怒濤の展開。冒頭の語り手の「俺」が、本編の主人公ではない、わざとひねりを加えてたことには、1回目に気づいてなかったかも。
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中吊り広告に惹かれて購入。
序盤〜中盤のテンポの良い会話が面白かった!
終盤の展開は、初め理解できず、冒頭を読み直し
現世で会うことはなかった親子だけど、ヒーローになりたいという思いは受け継がれている親子の絆の物語なのだと私は理解した。
作者の意図通りかは分からないけれど。
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装丁に一目惚れして購入。このタイトルは素敵だけど、私は砕け散るのが玻璃であって欲しかった。完全に壊れてしまった玻璃が最後不敵な笑みを浮かべるような、そんなラストが欲しかった。「本名を名乗れなくなったのだから一度死んだのと同じこと」で、筆者が書いたのはやはり玻璃(ギャグではない)が砕け散るところだったという解釈も不可能ではないけど、そんな中途半端な砕け散りかたじゃ納得ができない。ので、私の解釈は玻璃が清澄に、清澄が玻璃に、ヒーローがお互いにUFOが砕け散るのを見せてあげたというもの。なんとなく繋がりうる箇所をどうにか繋げて最後まで物語についてはいったが、置き去りになった人も多いのではないか。私は泣かなかったけど、作者はめちゃくちゃ感情移入して泣きながら書いてそうだな。なんだかそんな文章でした。
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この本の日本語のタイトルよりは、英語の副題 the ashes of my flesh and blood is the vast flowing galaxy がまんまだったので、最後までよんで綺麗にこの副題につながって、うまく終わったと思うけど、あまり意外性とかはなかった。
絶対涙するという帯はハードル上げ過ぎちゃったかなーと思う。
語りて(視点)が何度か変わるのと、時系列もあべこべになるので、混乱した人が多数いたと思われる。感想・レビューの類を見ていると、このストーリー構造を完全には理解していない人が多いように思う。
しかも故意に紛らわしくなるように書いている節がある。
離婚したら死んだも同然とか、名前を変えたので一度死んだとか、意図的に混乱させているのだろうか。
そもそも最後に時系列アベコベにしたりとか、叙述ミステリーの手法を取り入れたみたいだけど、そもそもこの人のファンってミステリーより中二なライトノベルを期待しているのではないだろうか?
もしくは竹宮ゆゆこの転換点に立ち会ったとうことだろうか。
個人的には涙するほどじゃなかったけど、十分堪能できました。
ただ、清澄も玻璃も中二すぎる痛々しいヒーローで、そのみずみずしさに共感できないと、たぶんこのストーリー構造を正しく理解する前に萎えてしまう気がする。こんな読者をふるいにかけるスタイルも悪く無いかな。
次作に期待!
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グっとくる題名、儚げな表紙、「最後の一文、その意味を理解した時…」という煽り帯に釣られ購入。
苦手意識のある少し強引も爽やかなジュブナイル小説か、と思っていたら後半に唐突に話が重くなる。次第に話が複雑になり、予測のつかない結末を期待していたけれど肩透かしに終わってしまった。再読して小説の構造を理解したけれども、それにしても感動するわけでもない。ミステリーというわけでもなく、単純に構造をいじっただけの小説。
表紙が浅野いにおという事が最大の売りの作品でした。
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メインはもどかしくも爽やかな青春物語。ミステリ要素の部分で少々混乱してしまったが、読者を魅了する良作だと思う。
あらすじ(背表紙より)
大学受験を間近に控えた濱田清澄は、ある日、全校集会で一年生の女子生徒がいじめに遭っているのを目撃する。割って入る清澄。だが、彼を待っていたのは、助けたはずの後輩、蔵本玻璃からの「あああああああ!」という絶叫だった。その拒絶の意味は何か。“死んだ二人”とは、誰か。やがて玻璃の素顔とともに、清澄は事件の本質を知る…。小説の新たな煌めきを示す、記念碑的傑作。
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内容、構成、キャラどれも中途半端に感じた。だから帯の「最後の一文、その意味を理解した時、あなたは絶対、涙する」がしっくり感じられず、もっと大きな意味があるんじゃないのかと何回も見直してしまう。歌野昌吾さんや、「イニシエーション・ラブ」のような作品を期待していただけに残念なところはある。しかし、ラノベのようなものだし、しょうがないのかと感じる部分だ。
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正直に生きるって難しい。
まっすぐに生きるって難しい。
どうやっていきたらいいか、
本当に難しい。
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清澄くんの真っ直ぐな語り
活き活きしたやりとり
悪意と善意
それらに縁取られ形を成していくふたりの関係性。
蔵本玻璃の空にはUFOが浮かんでいる。
濱田清澄にもそれが見えてしまった。
俺たちの空になった。
強く生きてほしい、たとえ悲劇でも。
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最近よく本屋に行くんだけど、いつも行くたびに気になってた小説。単純に浅野いにおの絵が使われてるからかもしれないけど…
何というか、個人的には不完全燃焼な感じだった。というのも、正直最後の方の玻璃父を殺してしまった後あたりからの展開がふわ〜っとしてて、それこそUFOのようで読んでいて「?」ってなった。
清澄と玻璃の他の、田丸や尾崎姉と妹などの未来なんかも描いてほしかったかなぁ
あとは台詞がクサイような気がした。でも、キャラクターは割と好きだったから、クサイ台詞が意外と効いてるのかなぁなんて
あまり内容や評判を調べず買った小説だったけど、何だかこれも自分の現状だとか環境、気持ちと重なってて少し勇気を貰えた気がします。