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投稿者:井端隕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
う~ん、グリーンランド行きはちょっと違うような気がするのだが・・・。北海道行きの話が入っていたので、最初は岩見沢市にあるレジャー施設のグリーンランドに行ったのかと思いました。
紙の本
能町さんはどこまで行く
2017/04/05 20:41
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
能町さん流のここではないどこかを求める旅。感覚に合えばそこが その場所がなるんだろう。しかしまさかグリーンランドまで行ってしまうとは。
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【現実逃避で安らぎで、ルーツを探る旅。それが「逃北」です。】たまの休暇も誕生日も、会社を辞めると決めた日も、北へ旅に出た。自らを探した「逃北」エッセイ。巻末に千葉雄大との特別対談収録。
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タイトルだけだと東北に限られた話なのかと思っていたが、北海道はもちろんのこと、グリーンランドまで及んだエッセイ。
旅行記ではなくエッセイとしたのは、著者もあとがきで述べている通りに「世間一般の寂れたイメージがある北に向かうことの意味」を伝えるための文章だからである。
なかなか北の寂れていて、根暗っぽいイメージが払拭されるには難しいと思うのだが、この本を読んで少しでも訪れるきっかけがあるといい。
北の良さは行った人にしか分からないものだと改めて思わせてくれる。
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共感した。すごく共感した!
といっても、わたしの場合は「北」を「西」に置き換えてみて、ということが多かったけど。でも、旅先では地元民になりきる(スーパーに行ったり、なんでもない住宅地を散歩する)、ここに住み生活していけるか?をサーチしたり(求人票をみる、そして求人の少なさ・給料の低さに絶望する笑)等、一緒!わたしも同じことする!と。
そうなんだよね、ここで住める、暮らしたいとなった町はとても好きになる。そしてネジがふっとびそうになると逃北(西)したくなる。
青森や北海道のトンガリ、グリーンランド、うん、逃北したいかも。
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文庫になってうれしい。
やっぱり東日本大震災の被災地に思いを馳せている部分は泣けてきちゃうんだよな…
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とても面白かったです。北へ行きたくなりました。能町さんは特に名所には行かれてないのですが、訪れている土地が素敵で心惹かれました。さみしくていいな。恥ずかしながら、北上したのが国内で、しかも長野くらいまでなので、もっと北へ行ってみたいです。寒いのは苦手ですが、雪景色や冷たく澄んだ空気は好きです。チームひとり旅いいなぁ。。
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東北に行こうと思ったときに
出会ってしまった「逃北」。
ああ、もしかしたら私もそんな気分なのかもしれない。
と、読み進むと、なんともいえぬおかしみが
あって、北へ行くこと。寒さの中に飛び込んでいく
ことが、こんなにもワクワクと愉しいことなのか
と、能町さんに教えられた。
旅の途中の視点が、さらにおもしろいものは
ないか…と、探したり、発見して一人笑ったり。
東北旅の前に出会えて、ほんとによかった。
楽しさ増量に感謝。
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グリーンランドの話が面白かった。
北の気性のことを、ちょっと内向きで、本音を言わず耐えがちで、プライドと卑屈さがないまぜになったような性質、と書いてあった。
ほんとにその通りと思う…
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能町さんにとって「逃北」とは、自分のルーツへの希求であり、人生のリセット行為ないしセーブ行為なのかも。
なんか分かるかも。
「旅先住んだつもり設定」はすごい共感 笑。
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これも好きやね。ギッザギザのリアス式海岸を私も体感したい!電車の貼り紙の件が好き。私は寒いのは苦手なのですが、最近岩手辺りの温泉に行きたいとモヤモヤ思っている。逃北?
千葉雄大君の対談が誠実で素敵です。
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題名通り、日本や世界の北へ逃げるエッセイ。
住民なりきり滞在がおもしろい。
ここではないどこかへ行きたい。という時の“どこか”は人それぞれで、ユートピアや極楽的な南のバカンスをイメージする人が多いけど、能町さんはルーツを求めてふるさと的な北へ行きたくなるという話もおもしろかった。
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能町みね子さんのエッセイ。
北国(定義は著者参照)のとがったところとか、少しさみしいかんじのところとか、旅をしているところが魅力的。
北国へ惹かれる気持ち、わかる。
なにか、こう、惹きつけるものがある。
しかし、何より、観光を目的とした旅ではなく、「そこの住民として」行動するという、能町さんの感覚に頷く。
「ヴァーチャル地元民生活」。
グリーンランド、訪れたい。
「でも、私はそういうところよりも、『ここで暮らしてたら行くであろうところ』が好きなのです。」
「街をうろうろ散歩したり、ただ喫茶店などえダラダラしたり、したい。」
こういう旅、素敵。
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北志向、南志向の人確かにいますよね。僕はどちらでもないのですが、まあどちらかというと北かな?という程度ですが、妻はバリバリの北方原理主義者なので、基本南の島へ行きたいなどとはまかり間違っても言いません。とにかく北。
著者の能町みね子さんは何かあると北に逃避する人のようです。しかも観光地ではなく普通の寂れ気味の街並みがお好きのようで、正直我ら夫婦の趣向とめちゃめちゃ似ています。
その町に溶け込んで、出来れば地元の人だと思われたいくらいの感覚。とても理解できるし、むしろ理解者を見つけた位の感覚です。
能町さんも本書内で何度か言っていますが、本人は褒めているつもりでも受け取り手は馬鹿にされていると感じる可能性があります。
僕らも何の変哲もない古びた町(そういう事言うと川越や谷根千を思い浮かべる人居ますがちがうから)を歩いて、なんて事は無い民家や寂れた商店街に胸を躍らせるわけなんです。そして町の古い定食屋、ラーメン屋、居酒屋なんかを訪れ、古い喫茶店あれば入り、地元の図書館でくつろぐ。全く観光要素無いのにめちゃ楽しい。地元の人から不審な目で見られるなんて日常茶飯事です。分かるわけないよねえ。
この本を読んでワクワク出来る人とは話が合いそうです。
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旅先に住むつもりで各所をまわる、生活者目線、地元に溶け込むといった感覚はとってもよくわかります。自分も旅先ではいかにも旅行者的な振る舞いをするのではなく、さも地元に住んでいるかのような振る舞いにあこがれますし、観光名所でもなんでもないところでそこに住む人々の生活感を感じることを楽しんでいます。
著者は北を目指すとのことでしたが、自分の場合(逃げるわけではありませんが)なんとなく「西」に目がいってしまいます。