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ロードス島攻防記(新潮文庫) みんなのレビュー

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みんなのレビュー81件

みんなの評価4.1

評価内訳

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76 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

海戦三部作の2作目

2023/03/18 14:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者塩野七生の比較的初期の作品で、まだまだ小説らしいい体裁を取っていた時代のモノである。騎士団の英雄的な戦いぶりをイキイキとした筆致で描き出している。しかしその後のどの作品にも顔を出す宗教 キリスト教 カトリックに対する批判的な姿勢がこの作品にも見え隠れしている。

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紙の本

「騎士団」という組織についても非常に多くを学べる、塩野七生「海戦三部作」の第二弾

2022/08/20 11:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

1522年の聖ヨハネ騎士団(1530年のマルタ島移住後は、マルタ騎士団の別名)とオスマン・トルコのロードス島をめぐる熾烈な興亡を描いてこれまた読ませてくれた一冊。それにしても、塩野七生の本は、小説の醍醐味を味わいつつ西洋史も学べるので、本当に勉強になる。本書では、「騎士団」の来歴や消長、騎士の生活や生態、気質などについても多くを学べました。

「これらの騎士団は、騎士道精神と修道院精神の融合を目指して創設されただけに、世俗の武人の集まりではありえない。騎士たちは、俗界での身分を捨て、修道僧と同じ規則を守る義務を課される。清貧、服従、貞潔がそれだった。妻帯は禁じられていた。彼らは、いわば僧兵であったのである。」(31頁)
「騎士たちは、イスラム教徒相手とはいえ、海賊に職業がえをしたのだった。それでいて、騎士団創設当時からの事業である病院を、あらためて前面に押し出す。テンプル騎士団壊滅に少しは両親の呵責を感じていた西欧の王侯たちは、これで完全に手が出せなくなってしまった。」(40~41頁)
「人間には誰にも、自らの死を犬死と思わないで死ぬ権利がある。そして、そう思わせるのは、上にある者の義務でもある」(130頁、オルシーニのアントニオへの一言)
「一七九八年六月、マルタ島の聖ヨハネ騎士団は、エジプト遠征の途中のナポレオンによって、マルタから追放された。・・・ 騎士団を失ったマルタ島は、一八一四年、ナポレオンの失脚によって、イギリスの領土になる。そして、第二次大戦を機に独立した。・・・ 今日のローマで最もシックな通りとされている、有名銘柄の店が立ち並ぶコンドッティ通りに、今でも聖ヨハネ騎士団の現在の本部がある。ヴァティカンと同じようにイタリアの中の独立国であり、・・・ 特筆しなければならないのは、聖ヨハネ騎士団が、骨董品として残っているのではなくて、活動を続ける組織であるということであろう。イスラム教徒相手の、戦士たちは消えた。しかし、騎士団のもう一つの任務であった、医療活動は残ったのである。今日、注意して見れば、世界中に、赤地に変型十字のしるしをつけた病院や研究所や救急車があることに、気づくようになるであろう。いまだに各言語別の隊を組んで活躍している、二十世紀の騎士たちである。・・・ 聖ヨハネ騎士団は、九百年すぎて、アマルフィの商人がイェルサレムに創設した当時の、使命にもどったのである。」(270~272頁)

それにしても、204頁に描かれたオルシーニの愛人の最期こそ壮烈。これはフィクションなのだろうか、それとも267頁にあるアントニオの書いた「記録」の断片に残っていたのあろうか。(何となく、創作であるような気もするが・・・)なお、評者が読んだ版で、207頁の「勢力」は「精力」の誤植かと。

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2006/09/10 18:48

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2009/11/27 01:52

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