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投稿者:soneko - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通の小学生男子の何気ない日常。のはずだが。こんなにシュールで面白いとは。えらく詭弁臭い小学生。小学生時代にこんなに下らない内容をコムツカシイ会話にしてしまう三人組。後から加わった笑うだけの慎太郎。なんだこいつは。なんだこの小説。これは、笑えるぞぶはははははは。
おっさんくさい少年
2015/08/22 21:58
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投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公がおっさん臭い小学生で愉快な友達とくだらないことで笑うお話でした。私は平成生まれなので時代背景は三丁目の夕日をイメージしていました。
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クラス内での、書き割り的位置を保ち続け、面白くて馬鹿な事を愛する小学生男子たち。
兎に角、面白いです。
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面白くない。
京極夏彦のような弁の立つ人が子供を書いても子供らしくなるわけがない。
最初に「子供は馬鹿だ」と書いておきつつ、計算高い子供ばかりが登場する。
京極夏彦なら他にもっと面白い本がたくさんある。
オススメしない。
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従来の京極ファンは読んでも面白くないと思う。というよりも、京極さん自身が過去の文体から離れて書こうとしているのが分かる。
しかしながら京極さんらしい屁理屈と展開もあり、あぁ京極なんだなと思わせる。
どすこいや南極さんのようなオフザケなノリが好きなら損はないです。
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20141103 理屈のところは多少疲れるがその先の馬鹿落ちが楽しいので我慢できる。読み終わって清々しさを感じるのは馬鹿だからだろうか。
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「ズッコケ三人組」のシニカル版とでも例えたらいいのだろうか。
特に第1話が顕著だが、各小編の冒頭にまるでエッセイのような、どこに向かうとも何を片付けるともしれない独り語りがまず延々続く。
はっきりいってそれが冗長に過ぎ、飽きる。
京極堂シリーズに代表される緻密なミステリーならば、そういった口上も多少衒学的であっても読むのは堪えられるが、いわばナンセンスギャグを骨子とするこの作品においてはなかなかきつい。
そもそもが入り方、この小説を読み始める時の私の心構えが誤っていたのかも…。
作品の後半、「けんぽう」あたりからはオチの面白さというか、笑いどころが急に腑に落ちるようになってきたのだが、これは作品の流れ上そうなったのか、あるいは語り口に慣れてきた私の脳内の変化なのか、不明。
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作者と同年代のため、あの時代の空気を思い出しながら、楽しく読んだ。僕は、登場人物で言えば、誰だろうか。少なくとも、主人公の三人組ではないな。その他大勢ではあるのだが、もう一度読み返して、ゆっくり考えてみよう。
このお話には、あとに引きずる楽しさがある。
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長い…とりあえず長い。
ケラケラ笑えるところがいくつかあって面白かった。
ただ笑える。バカだなぁ~って。
昭和の小学生の生活がひたすら書かれていて、元気だなぁ~と思った。
昭和と言っても「こっくりさん」「ひみつのアッコちゃん」「ドリフ」などが流行っている時代の小学6年生。
その年代に該当する方は読書ログにいるだろうか?
本当に良い時代だなぁと思った。
日本は昔のほうが断然良い気がする。
人間らしいというか…なんか本物の繋がりがあって素敵だ。
著者の京極夏彦さんは有名ですか?
作家の中でも、彼は特に語彙数が多い。
言葉をたくさん知っているんだなぁと心底思ったし色々な言葉に出会うことができた。
昭和どころか、大正や明治の日本…昔になればなるほどしんみり、いいなぁ~と思う。
それは平安まで遡る。
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バカな小学生に言寄せて、たっぷり下らないウンチクを書きたかっただけなんじゃないか。いや、楽しませて頂きました。
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小学生とは思えない語り口を、「大人語に翻訳」されていると最初に明記・説明することで、これは眉を寄せて真剣に読むべきものではないのだな、と肩の力を抜かせてくれる導入は見事。そこから軽快な言葉遊びで綴られる小学生のなんでもない日常は、実に愉快で小気味好く、彼らの時代を人伝に聞いて想像したことしかない私でも楽しく読むことができた。なにより、時代は違えど人間自体に変わりはないようで、ああこんな奴いたな、と共感できる部分も多数。だが、あらゆることに対する考察(スポーツと体育しかり、屁についてもしかり)は、彼らの口を借りて飛び出しただけの作者の思想そのもので、それは小説というより随筆に近いような、けれど対象が対象なのでやはり小学生の語り口で正解なのか、とにかく、なるほどそのような思考回路なのかと感心させられる。一見分厚い本だが、話の1つ1つが独立しているので短編としても楽しめるし、なにより飽きさせない、読みやすい語り口が素晴らしい。京極夏彦さんの作品は読みやすいものにしか手をつけていないので、次は作者の真骨頂の方を拝読させていただき、この落差を楽しみたいと思う。
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虚言少年。京極夏彦先生の著書。馬鹿馬鹿してくだらないけれど本当に楽しい作品。京極夏彦先生へのイメージが良い意味で変わる作品でした。虚言少年、京極夏彦先生のファンだけでなく、京極夏彦先生の作品をこれまで読んだことがない人にもおすすめです。
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まさか小学生でここまでの極めぷりとは。
小学生のサバイバルかけひきと昭和感と脱力が絶妙に面白い。
頭の中では、都会のトムソーヤか耽美なわしら系腹黒美少年?に変換されますので。
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昭和の小学生男子的には共感できるのかもしれない。
実感がない読者としては、
単話で読めば面白いかもしれないが、
これだけの分量を一気に読ませるほどの吸引力は感じられなかった。
ダラダラ読めばいいのかも?
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こんなシニカルな小学生いないだろと思いながらも笑いが止まらなかった。くだらないことを追求する精神は素晴らしい。こういう仲間が欲しいなぁ。