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多分、作者さんと同郷だからかもしれないけれど、雪の描写に泣きたくなるくらいの憧憬を覚えた。
鋭利な冬の空気の中、どうしようもないほど温かな場所を探す感覚は、雪国ならではなのかも。
私はもういい大人で、遠く離れて生活しているわけだけれども、やっぱり心の中では、この風景を求めているんだなぁと思わせる本でした。
人間て儚くて脆くて、なんでこんなに愛おしいのでしょうね。
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拝読四冊目。読み終わると、じわっとくる作品。読み始めは、失敗かなぁ〜と思うところも。後半のどんでん返しに向けて前半があるから、多少無理な感じがしたかな
全体的には良かったかも。
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最初は一目惚れの話か。から始まって、妹がお姉ちゃん離れ出来ないのか。になって、最後はなるほどそう言う事かと納得して、泣けるお話です。
ちょっとご都合主義なところはありましたが読みやすかったし、話の流れも良かったと思います。
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最後はやられた‐と思い,とても切なくなりました…文が綺麗でとても好きです!個人的には初恋彗星と並んで1番に好きです!また新しいお話が楽しみです!
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凄く切なくなりました。
最後の最後で
まさかの…ω・`)"
心に傷を抱えた人達の、暖かく切ない物語です。
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ワンパターンな小説かなぁと思ったら中々などんでん返しがあっておもしろかったが,まあその他は普通の作品.作者の今までの登場人物が重要なキャラ位置で出てきてニヤニヤする場面も
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アルバイト先の後輩の子の薦めで読んだ。
凄く感動した。館長さんカッコよすぎます。
これから綾崎さんの本読んでいきたいな、と思いました。
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まず、葵依さんの全てがツボでした。
個人的に図書館から始まる恋って好きです
このシリーズのキャラはみんな何かしら秘密やら影やらを抱えているのですが、
今回は文学トリックっぽかったな、と
そして、うん、やっぱり切なかった
ワカマツさんのイラストが美麗すぎる件。
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これは一番好きかもしれない(笑)
切なくて優しいってあるけど、本当にそのとおり。
切なさがちょうどいい。
今回は葵依さんにやられました。
髪の毛長めで痩せてるって・・・綾崎さんはいつも私のツボにジャストフィットしてくるなあ(笑)
でも主人公の佳帆さんも可愛いし、一生懸命で頑張り屋で、最高でした。
前作からの人達もちょくちょく出てました。
星乃叶が出てきたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。
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今の時代らしく少し屈折した背景はあるものの、非常にストレートな恋愛小説。これはこれで清々しく、いろんな作品を読む毎日の中でアクセントとしていいかなと思いながら読み進んでいくと、1つだけ隠し玉が仕込んでありました。
でもその内容も、種の明かし方も特にインパクトの強いものではなく、全体の印象を変えるほどではありませんでした。
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主人公・佳帆のもつ、秘密がわかったときの物語の展開に心が揺さぶられました。
葵依さんの不器用な優しさが素敵です(*´∀`*)
心にじんわりとくる小説です。
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実は表紙が最近好きなイラストレーターが描かれてたから惹かれたのが最初
でも、本編にもすっごく惹き付けられた
ちょっと不思議な世界観だなとも思ったけど
登場人物のキャラもよくて
前半になんとなくある違和感が
後半での展開でハッキリするだけでなくその事実にビックリ!
そしてすごく切なかった・・・
でも最後の最後はなんかほっこりする感じ
人を失った悲しみはその人しか全てを知り得ない
それでも、その悲しみも引っ括めて愛したいという佳帆が素敵だった
あと、葵依さんの不器用な優しさが素敵かな
読んだ後になんだかじわじわくるものがあるかな
雪蛍さんの話を葵依さんから聞いた後の佳帆の
「なら死にますか?」のインパクトが強かった
キツい言葉だなって私は感じたけど、それ以上にいろんな形の愛が作品には詰まってて、一言で愛・愛するって言っても、形は本当に様々なんだなって思った
花鳥風月の最後から手を付けてしまったけど、
これを読んで、前の3作も読みたくなった
今度買って読んでみよっと♪
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たった二人だけの姉妹。ニートな妹とそんな妹に甘い姉。
姉が出会った恋。私立図書館の館長を想うがその裏には…。
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優しい「雪」が降り注ぐミステリアス・ラヴ・ストーリー
ずっと妹と二人で生きてきた結城佳帆は、ある日、図書館の司書、舞原葵依に恋をする。真っ直ぐな心で、彼への思いを育んでいく佳帆だったが、葵依には四年前に失踪した最愛の妻がいた。
葵依の痛みを知った佳帆は自らの想いを噛み殺し、彼の幸せだけを願う。届かなくても、叶わなくても、想うことは出来る。穏やかな日々の中で彼の再生を願う佳帆だったが、彼女自身にも抱えきれない哀しい秘密があって……。
喪失と再生を描く『雪』の青春恋愛ミステリー。
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妹わがままだな・・・とか思っていたら最後のオチに切なくなった。
最後に彼女が主人公にあてた手紙には何と書いてあったのだろうか?
あえてぼかし、恋人との未来を綴ることで暗いだけではない物語になっていて温かい気持ちになれた。