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1回目、終盤になって「ん?」となり始め最後になって「あー!やられた!」という感じで読み終えました。
2回目、意識しながら読んでいると所々に真奈を思う佳帆の思い、雪蛍を思う館長さんの思いが染み出ていて涙が止まらなくなりました。
切なくて、苦しくて、でも、とても優しいお話。
今でも、何度も何度も読み返してその度に泣いてしまいます。
館長さんと佳帆さんが幸せになってほしいなぁと心から思いました。
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読み進めていくと、そういうことか!という真実に直面。佳帆がどうしても葵依をあきらめなかったのも納得というか。
個人的には、花鳥風月シリーズの中で、佳帆は一番好感の持てる主人公(ヒロイン)だった。
たぶん、佳帆は、とびぬけた美人でも、金持ちでもなく、どちらかといえば苦労人で、相手の気持ちを思いやれる普通の女性だからだと思う。
ノーブルシリーズを先に読んでしまっているだけに、雪蛍のことを思うと切なさが増す。
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花鳥風月シリーズの中で一番好きです。
簡単に言えば時系列的な問題なのですが、
私はまったく気づきませんでした(笑)
よくできてるなぁと思います。いろんな意味で(笑)
個人的に、主人公も今までの中では一番庶民的で好感が持てました。
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これはもう最高傑作。久しぶりに泣いた。私には語れる言葉が見つからない。
恋愛物語というよりは、家族・姉妹を描いた物語と言えるでしょうか。
家族を想う気持ちは素晴らしいです。
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前回読んだ初恋彗星が、まったく好みの話ではなかったので、
恐る恐る読んだのですが・・・これは面白かった!
読んでよかったです。
主人公の行動も考え方も、同じ女性から見て感情移入がしやすく、すいすい読めました。
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図書館の館長さんを好きになった女の人のお話。このシリーズはどれも綺麗なお話で好き。
2012/09/28
2013/05/25再読
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結城佳帆は、妹の真奈と二人暮らし。
そんな佳帆が図書館の館長である舞原葵依に恋をする。
佳帆が「運命だ」と思った理由。
妻の雪蛍を失った葵依の心に、佳帆が寄り添える理由。
最初らへんの一文で、わかっていたのに。佳帆と葵依が行き着いた先に、それがあるってわかってたのに。やっぱり悲しくて寂しくて切なかった。
会いたくても、ただ会いたいだけだから、勇気が必要なのだろう。って文が凄く好きです。理由があれば、言い訳ができれば、きっとそんなに勇気なんていらない。会いたいって…ただそれだけを伝えるのって、どれだけの勇気がいるんだろうね。
葵依さんの「よう。また会ったな」が凄く好きです。
これまでのシリーズには舞原家の人々が色々出てくるけれど、私が一番好きなのは葵依さんだな。
星乃叶も元気そうで良かった!
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まさに「優しい「雪」が降り注ぐ切ないラヴ・ストーリー」という帯の惹句通りの物語というか。
オチというか構成自体は途中でわかったんだけどそれでもなお手紙のシーンは泣かせるものが、いやホント良かったです。
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綾崎さんの作品で私の一番のおすすめです。文の読みやすさ、言葉の美しさなど相変わらずどれも素敵であり、恋愛ミステリとしてはわりとミステリ感が強いものだと思います。よく読むと簡単に気付けるトリックですが、私としてはさらーっと読んで騙されて欲しいです。そのとき涙なしにはいられないはず!一読の価値ありです。
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綾崎先生期待を裏切らないですね。
読み始め主人公の男に対する食いつきと運命とゆう言葉に、やりすぎではないかと思っていました。
こうゆう恋愛模様を書くのもめずらしいなと思いながら読み進めていくうちに主人公の秘密があかされ今迄の行動の意味を知りました。
読者を欺く構成も素晴らしかったです。
ただ一つ気になったことは二作目に出てきた星乃叶さんです。
これは別世界と捉えるべきなのでしょうか。
それとも意識を取り戻してからの星乃叶さんのその後なのでしょうか。
誰か教えてください笑
もし別世界なら残念です。
舞原家シリーズとしてみているので同じ世界観でみたかったですね
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舞台を観賞してから遡って小説を読む。
舞台の役者さんたちの演技や演出がリフレインして実感を持って読むことができた。
舞台との比較で読んでしまうので、舞台観賞時の激しい感動はないが、優しさで包まれた作品は読んでいて快かった。
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一度だけではなく、二度三度...と楽しめる本でした。
最後の方は、先が気になってページをめくる速度が早くなっていくほど、続きが気になります。
切ないラブストーリーであり、ミステリーでもあり...人の心に雪のように積み重なる物語でした。
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大切な人を失い、その人を想い続ける。
いなくなったことを認めたくないそんな想いが二人の距離を縮める。
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花鳥風月シリーズ第4弾。両親を早くに亡くし、施設で育ち、施設を出ても妹が引きこもりになり、必死で働いてきた佳帆。友人に頼まれて訪れた図書館で、そこの館長に出会い、運命を感じた。けれど彼は妻帯者で…。シリーズの中で一番好きな作品。切なくて、哀しくて、でもやっと、温かな感情に包まれた。面白かった。良かった。ただ、ノーブルチルドレンシリーズを読む勇気はない。この作品だけで、もう十分。
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再読です。
相変わらず、こんな話だったかなあ…って感じです(; ^ω^)
四年前に妹を亡くした佳帆。
四年前に妻を亡くした蒼衣。
佳帆は両親を幼い頃に亡くし、妹と施設で育った。
佳帆が社会人になって、妹と二人暮らしを始めた。
妹は高校を中退し、ひきこもりに。
オンラインゲームのオフ会の誘いも毎回ドタキャンしたり、狩りの途中でも佳帆が帰宅すると離脱。
そんなことをしていたために、いざ一歩踏み出そうとしたとき、オフ会の日時変更を妹だけ聞かされず参加できなかった。
今まで人間関係をおざなりにしていた結果が突きつけられた。
それを機に、妹は外の世界へ出るようになったが、そのせいで交通事故にあって死亡。
蒼衣は四年前に妻を亡くし、息をするだけで傷ついていた。
見かねた舞原家の親戚が、蒼衣を私立図書館の館長にした。
佳帆は同僚に図書館に本を返却してほしいと頼まれ、図書館に行くと、妹が生きていたときに、妹を連れ出す目的で「彼氏ができた」と空想で言っていた容姿に瓜二つの館長にであう。
佳帆はそれを運命だと思い、館長がひきこもってるアパートに通い、似た者同士付き合うことになる。