言志四録の噛み砕き書。
2020/11/15 20:15
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投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、佐藤一斎の言志四録を著者が噛み砕いて説諭した良書です。非常に判りやすく解説してあります。
斎藤孝氏の解説は割とニュートラルな感じがします。若干解釈不足や意訳がありすぎる箇所がありますが、概ね現代に於いての説諭としては理解を得やすいと思います。
個人的には本書は上澄み感があり物足りないので、講談社学術文庫の言志四録の読破を目指します。
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんなエッセンスが詰まった本。今後も時折読み返したい。帯に、切れ味鋭い言葉たちとありましたが、その通りでした。
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好きな斎藤孝先生の本です。「先人の教え」を知るのは大好きです。人生短いですから。一日一日が積み重なって人生。有意義に毎日を過ごす助けになります。
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江戸末期に活躍した佐藤一斎が著した言志四録から、気鋭の学者である齊藤孝さんが一文を選出し、解説している本書。
今も色褪せることなく心に伝わる言葉に、良書に今も昔もないことを改めて思い知らされます。
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どこを読んでも背筋がしゃんとするような言志四録から一部を抜粋して解説する本。西郷隆盛は言志四録から101条を抜粋し、何度も書き写して自分の糧にしたという。
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幕末に書かれた「言志四録」の大事と思われる部分を著者が選んで訳・解説している本である。
「言志四録」も著者の佐藤一斎も今まで知らなかった。
この本を見て、幕末の著名人に一斎の影響を受けてる人が多く、西郷隆盛が愛読書にしていたというのには関心を持ったので、読んでみようと思った。
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西郷隆盛が座右の書としていた儒教学者,佐藤一斎の「言志四録」の要所をわかりやすく解説してさらに斎藤孝さん独特の考え方を盛り込んだ大変面白い本です。
人生を生き抜くにあたり,山あり谷ありと色んな問題と遭遇しますが,この本を振り返ることでその場面をクリアーできそうな,元気になれそうな哲学的な内容が多く盛り込まれています。
私も座右の書として折に触れ読み返したいと考えています。
私は斎藤さんの本をかなり読んでいます。
もちろん,三色ボールペンの活用法も実践しています。
仕事や自己啓発の指南にとてよい考え方を著者は持っています。
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分かりやすかったです。
またひとつずつが短いので目次を見ながら、
気になるところを読んでいくにも便利です。
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佐藤一斎の「言志四録」の中から、現代にあったものを選び解説したもの。なかなか、身につまされるものも多い。幕末ばやりで西郷隆盛、坂本竜馬などが愛読したものであるから、それっぽいものも多い。斎藤流のアレンジが気が利いていて面白い部分もある。
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とてもわかりやすく解説してくれています。幕末ものはいろいろ読んだけど、佐藤一斉知りませんでした・・・今でも通用する内容がたくさんあります。
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20100610今日もおたふくです。齋藤孝先生の本をネットで見つけたので、早速本屋に直行しました。帯&目次を見た時、この本は買うべきだという、なんとなくの雰囲気に駆られ買いました。これまで、日本史や、ましては論語などとは全く接点が無かったため、読むスピードがあがりませんが、なんとか読み進んでいます。しかし、内容は、非常に勉強になると言うか、考えさせられるキーワードが満載です。まずは、ドックイヤーしてるので、一回読み終わってから、じっくりと考えて見たいと思います。読み終わりました。これまで、論語など全く、近づこうとしてきませんでしたが、生きていく上でのいろいろなタメになるノウハウが凝縮されていて、こういう本も定期的に読むべきという感想です。詳細は、もう一度読んだときにでも書きたいと思います。
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本書は、幕末の儒学者であるが佐藤一斎が40年間思索して
本にした「言志四録」に、齋藤孝がそのなかから一部セレクトして、
自らの経験または、現代の事例に置き換えて分かりやすく解説を加えたものです。
私も本書を読むまで、佐藤一斎についてほとんど知りませんでしたが、
幕末から、明治にかけての重要な人物の多くは、佐藤一斎の教えを
受けたといってよく、弟子の佐久間象山の門下には、坂本龍馬や
勝海舟、吉田松陰といった錚々たる人物がいるようです。
また、西郷隆盛は、「言志四録」を生涯座右の書としていたほどです。
この本のお勧めは、座右の銘が見つかるとまではいかないかもしれませんが、
仕事上で判断に迷った時などに役立つ言葉が多数含まれています。
序章で、齋藤孝も
「人は、今の状態があまりいいと思っていなくても、なかなか行動を
変えることはできないもの、そうした時に、判断をずらすきっかけとなる
言葉が自分の中にあれば、行動を変えることができる」
と述べていますが、西郷隆盛が座右の書としたことが納得できる、
そのような言葉がきっと見つかるはずです。
全部読む必要は無く、一つでも自分の
行動を変えられる、自分の心に響く言葉を見つけられれば、良い本だと
思いますが、時間の余裕のあるときに手にとって見てください。
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言志四録を読みながらのコメントがいい。’着眼高ければ、則ち理をみて岐せず。’ の部分がいいなと思う。佐藤一斎は幕府直轄の昌平坂学問所の
トップだったそうだ。漢文では読むこともないけれど、思わずこの新書をてにしてしまった。
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クライアントの方がたまたま斉藤孝氏のファンで話が弾み、おすすめしてもらった本。
佐藤一斎の<言志四録>という、西郷隆盛など歴代の指導者から支持された語録集があるんですが、それを噛み砕いて現代に置き換えて紹介。
難しい内容も多いので何度か読み返そうと思いますが、なかなか面白い内容です。
人生、と書いていますが哲学的な面とマネジメント論や組織論という感じも多い、ビジネス書としてもオススメな一冊。
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まずは量をこなすこと。
順境にいる時こそ逆境を忘れてはいけない。
自分の無意識を知り、無意識と仲良くなることが重要。