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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
景の心の動きが短絡的すぎる。
そこまで思い入れるほど、一向宗信徒との親交があったようには思えない。
興ざめだなあ。
残念。
紙の本
ごめんなさい
2017/05/23 16:11
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投稿者:スーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞ということで大いなる期待感で購入しましたが、少々残念でした。正直言って戦場の描写が退屈でした。別にケチをつける気はないのですが、海賊と呼ばれた男に比べると、爽快感がないのです。こんな評価は私だけかもしれません、ごめんなさい。
紙の本
動きだした。
2016/08/10 07:44
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投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話が
動き出した感じがやっとしました。主人公も周りの人々も私には魅力的に感じられずはっきり言って苦痛でした。
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1ヶ月おいて後半2冊の発売。発売直後、紀伊国屋の文庫ランキングを見れば、間に1冊挟んでベスト5の内4冊までこの本ってどうよ!?
第3巻、織田軍vs大坂本願寺の闘いは、勢いづいた織田軍の反撃の描写から始まるが、ここでもまた姫様の行動はまさに『面白(おもしゃ)ない』。
七五三兵衛や義清はじめ、ただの百姓である源爺や留吉に至るまで男たちの勇猛さ剛毅さが際立つ中、駄々っ子にしか見えない、この巻も前半の姫様は興醒めも甚だしい。
そして、ようやく女の自分は戦の場に相応しくないと悟るのだが、皮肉にも時を同じくして事態は大きく変わってきて、毛利は織田との断交を決断し、村上海賊は水路兵糧を送ることに手を貸すことになる。
さあ、姫様、自ら心したことに従いおとなしくしていることが出来るのか…って、出来るわけなく、物語も大きく舵を切る。
ここまでの話の胆は、姫様の青臭さを痛快と思えるかどうかというところだろうが、う~ん、私はダメでした。
ただ、この巻の中盤以降、私みたいな分別臭いおじさんにも有無を言わせぬ“鬼手”が打たれ、作中の登場人物のみならず読者も含め能島村上・武吉の掌の上で転がされていたのを知ることになる。
ようやく面白(おもしゃ)なってきたわ。
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2016/8/20 Amazonより届く。
2022/9/13〜9/15
村上家は毛利につくことになり、船団を揃えて淡路に向かう。大坂での経験で大人しくしていた景であるが、結局淡路に向かうことに。謙信が立たないことで、一旦船団は引き返すが、景の無茶な行動に船団は船首を大坂に向けた。最終巻へ。
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前巻まで動きが少なかったが、いよいよと言った感じ。面白くなってきた。
あらすじ(背表紙より)
織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景の咆哮が天に響く―。波瀾の第三巻。
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いよいよ面白くなってきました。色々な周囲の思惑と、それに反応する個人の想い、それが人を動かすが、それすらも策略のうちという、二重三重の伏線が絡み合う人心の面白さを感じることができます。主人公が心を決め、それに周囲が感化され、ようやく物語らしい心躍る戦が始まろうというところまで。次の巻を読むのが楽しみです。前2巻で、背景や人間味について知ることができ、その人々が思惑を離れて一堂に会する予感。楽しみに次を読んでいきたいです。
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天王寺砦で泉州侍と大坂本願寺の戦いを目の当たりにした景は戦に対する自らの認識の甘さを痛感し、故郷の能島に戻り姫としての生活を送ろうとする。そして三島村上は毛利軍の兵糧入れに協力し、難波海へ兵を出す。
しかし、小早川隆景の策略で毛利軍は泉州勢とのにらみ合いをするのみ。毛利軍の真意を知った景は自らが送り届けた門徒たちを救うべく、難波海へ戻り泉州侍たちに戦いを挑む。
起承転結の転にあたるような展開は描写もいきいきとしていて読みごたえ十分。景の侠義に心が震えると共になんのために戦うのか?というのを考えさせられるものだった。一度は撤退をした毛利軍が景を救うべく引き返す描写は素晴らしかった。
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戦の意味。
自分の一族が存続するため。
その為なら、裏切ったり、どんな手段を使っても良いと、自己中心的な考えが主流の中。
景だけは、他人を助けたいが為に戦を始める姿。その影響を受けて、自分の主人の指示に関係なく動き出す村上海賊のメンバー。
あまりの感動に、電車の中で泣きそうになりました。
本の中盤から後半は一気読みです。
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追い詰められる木津砦を助けるべく、ついに木津砦に出向き泉州侍と向かい合う毛利水軍と村上海賊。しかし、大きな時の流れを読み、家を保つために最適な行動をしようとし、にらみ合いを続ける男達。
あくまで弱い者たちに寄り添い、助けようとする景。
そんな景の行動が、冷静な戦況判断をしようとする男達を戦いの渦に巻き込む。
感想は次巻で。
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孫市vs信長、一向宗の門徒たちvs眞鍋海賊衆 他、魅力的な戦いが幾多も出てきて熱いw 相変わらずいいキャラクタたちが大活躍でホント面白い!鬼手の全貌も明らかになり、ラスト戦?に突入。どうなる第四巻。
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「退けば地獄」とは残酷で卑怯……姫も戦の非情さと、己の未熟さに打ちのめされ、挫折を味わいました。中盤、またもや影が薄くなりましたが、終盤、失敗を糧に復活。青くても無謀でも、そうこなくっちゃ。型破りなのは主人公の特権です。鬼手ってそういうことかと、村上海賊の秘密が明かされたところで終了。やっと村上海賊の活躍の場が出てきそうな完結の最終巻へ行きます。
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こてんぱんに甘い考えを叩きのめされて打ちのめされた状況で能島に帰った姫様は、一転し、もう戦とは関わりのない生活へと進んでいく。似合わないと思われていた女性の服装はとても似合っていたものの、結局父の失言によって、また元の姫に、元よりもひと回り成長し、戦の場に向かう姿はとてもかっこいいです。
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意図的ではないにせよ文庫全四巻の第三巻、まさに起承転結の転の内容。
主人公が打ちのめされる所から、まさに這い上がろうとする所!最終巻に期待です!
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戦いの非情さを思い知らされ、戦の場から身を引こうとしていた景姫は、「他人のために戦っている」門徒たちのために戦おうと、再び立ち上がる。
景姫の反転攻勢が始まる。物語はいよいよ佳境へ!