電子書籍
夢水シリーズ完結!!
2017/02/26 12:11
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投稿者:黄色い刀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついにさん姉妹たちが卒業の時を迎えてしまいました。
あとがきに書いてある、謎を考えながら読むのも楽しかったです。
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投稿者:ゆうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎の答えが全然分かりませんでした。
ドキドキしました。
紙の本
正直、私としては登場人物に飽きがきていたので、これで終わり、というのはいいかな、と思います。無論、ミステリとしての切れは相変わらずいいので、飽きたのは三姉妹とレーチ、教授だけなんですが。で、この厚さは最後を飾るのにふさわしいんですが、挿絵が手抜き、これはプロにあるまじき仕事です!
2009/08/28 19:51
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投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは二つの意味を持っています。カバーにもあるように亜衣・真衣・美衣の岩崎三姉妹とレーチが虹北学園を卒業することがひとつ。もう一つは、はやみね自身がこのシリーズから卒業するということ、その二つです。とはいえ15年も続き、はやみねの家計を支えつづけてきた大黒柱を簡単に切って捨てることができるか、まったく疑問です。
無論、私などはダラダラ続いてしまうシリーズが嫌いで、100巻で終えると豪語した栗本薫のグイン・サーガがその後もエンエンと書き継がれていることに「結局、話を締めくくる能力がないのと、美味しい仕事が結局手放せないんだよなあ」なんてブツブツいいながら、それでも文庫が出るたびに買い続けているわけです。ふむ、何が言いたいのやら・・・
変なたとえですが、あの栗本ですら最も重要なシリーズに関しては、それを終らせることが出来なかった。となれば、その才能において栗本に及ばない、はやみね、に本当に自分のメインに引導を渡すことが可能か、首を捻ってしまいます。確かに、このボリュームは棹尾を飾るに相応しいものではあるのですが・・・
早速、カバー折り返しを見ると
「開かずの教室」の封印が、
四十数年ぶりに解かれた・・・・・・。
解きはなたれたのは、
「夢」を喰うといわれる、
「夢喰い」―――。
亜衣たちの卒業式をまえに、
「夢喰い」が虹北学園を渉猟する―――。
夢水清志郎、最後の謎解き。
赤い夢へ、ようこそ―――。
とあり、カバー後には
最後の舞台は、虹北学園。亜衣・真
衣・美衣の岩崎三姉妹とレーチたちに
も、ついに卒業の時がせまっていた。
そんなとき、古い木造校舎にあった、
「開かずの教室」を、レーチが開けて
しまった! 封印はとかれ、「夢喰い」
があらわれた!! 四十数年まえの亡霊
がふたたび虹北学園をさまよい歩く。
亜衣、真衣、美衣、レーチら、みん
なの「夢」は喰われてしまうのか?
夢水清志郎、最後の謎解きに刮目せよ!!
と書いてあります。読んだ印象ですが、頁数のわりに中味はシンプルではないでしょうか。意外性は全く感じないし、今までのように本編を、関連のある短篇で挟み込むという形式がとりきれなかったのは、中途半端な気がします。まして、456頁の記述になると、物理的に無理じゃないでしょうか。材質にも疑問を抱いて何度も読み返しましたが納得できませんでした。逆に感心したのはレーチの受験トリック。ミステリの未来を感じさせます。
でも、実はもっとも首を傾げざるをえなかったことがあります。それが 村田 四郎の絵です。本文の量があるので必然的に挿絵の数も増えるのですが、質が落ちています。もしかするとシリーズ中、最もレベルが低い、そう思います。特に192、253、282、335、383頁の絵がひどくて、手抜きの印象を与えるのはどうしたことでしょう。魅力のあった少し揺れ気味の線が、あっさりと味のないものになって、村田らしさが全く感じられません。
はやみねの小説にもいえますが、長ければ、数があればいい、っていうものじゃないことは読者はもちろんですが、書き手の側に常識でもあります。無理クリ長くしている、おっつけ仕事で枚数を描きあげた、なんていうのは作家が絶対にやってはいけないことなんですが、その感が拭えません。これじゃあ、人気シリーズを締めくくるわけにはいかない、そういう作品でした。残念・・・
最後はもくじ
おもな登場人物
OPENING まずは元気なごあいさつ
第一部 きざみネギと焼きミカン、ほうれん草。――そして、強制労働
第二部 開かずの教室を開けるとき
01 時間の流れの小品―四十数年前 ~ 17 伯爵
番外編 レーチの文学的苦悩Final
18 質疑応答 ~ 27 謝恩会と青春
おまけ 卒業式がおわって
ENDING
あとがき
究 読了認定書
“迷”探偵クイズ
極シリーズ読破認定書
はやみねかおる作品リスト
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ついに亜衣、真衣、美衣たちが卒業の日を迎えましたね。「夢」ってなんだろう、と大人の視点で考えてしまいました(人は人、自分は自分と考えられるようになるまでに、随分と時間がかかるのかもしれない…)。それから、レーチの進路が意外といえば意外だったが、もう夢水さんに会えないの?という気持ちのほうが大きいかも(だって…レーチはどこまでもレーチだし。亜衣も苦労するなあ)。これから先、番外編とかあるんだろうか?あと気になるのは、あとがきで書かれていた本書の仕掛けって結局なんだろうということ(まだ分からん!)。
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このシリーズが完結するときがくるとは、思っていませんでした。
一巻からリアルタイムで読み、NHKが双子としてドラマ化したときも見てました。
なんだか、三つ子たちが中学校でわいわいがやがや、いつでも絶対にそこにいるような気がします。
いまだに虹北学園に彼らがいるような。
そっか、完結したのか。
綺麗にまとまった終わり方だな。
でも、
ちょっと寂しいかな。
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『夢水清志郎事件ノート』シリーズついに完結!
長かったですね...
読み始めたとき小学生だった私も気がつけば大学受験生ですよ...
亜衣・真衣・美衣の岩崎三姉妹とレーチにも卒業の時が迫っていた。
しかし、そんな時にレーチが古い木造校舎にあった「開かずの教室」をレーチが開けてしまった!
そしてそこに封印されていた人々の夢を喰うという「夢喰い」が現わし、学校中がパニックになってしまう。
みんなの「夢」は喰われてしまうのか!?
夢水清志郎の最後の謎解きが今はじまる―(ストーリー紹介より一部抜粋)
ミステリーとしても、メッセージとしても、とても夢水らしいラストだったかなーと思います。
最後のメッセージも教授というよりははやみねさん本人からのメッセージって感じでしたね。
確かに小学校高学年からの本なのでかなり単純にわかりやすい感じにはなってるんですが、
それでも伝えたいことがはっきり伝わってきて、私もがんばるかーと素直に思えました。
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“「むりしなくていいからね。」
「ああ。」
しばらく、わたしはレーチの肩に顔をうずめていた。
レーチがいう。
「手紙書くから。」
「それは……むりしてほしい。」
「1か月に一通。」
「一週間に一通!」
返事が返ってくるのに、一分ほどかかった。
「わかった。努力する。」
「うん。待ってる。」”
このシリーズに終わりがくるとは…。
ちょっと悲しい。
夢喰いの正体は、なんというか、深いね。うん、深い。
“現実じゃないから、夢なんだよ。”
ってか、堀越さん何してんの堀越さん。
クイーンじゃ飽きたらずにこっちのシリーズにまで出てきちゃいましたか堀越さん。
あと、保健室の秋本麗って人、前にどっかで出てたっけな?
それと、おまけの男子生徒二人ってのは誰なんだろう?
んん?
あと、I・my・me三姉妹の従姉妹の名前がmineてまんまじゃないか。てか、母親はweだし。
ああそれと、はやみねさんの言う仕掛けって一体なんだろう…?
“そのとき、洋館のドアがひらいた。
わたしたち三人は、声をそろえていった。
「おかえりなさい!」”
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夢水シリーズの最終章。
終わってしまうなんてさびしいですね。
ちょっとホラー要素もあるのかなって感じですね。
「夢喰い」の絵が三回も出てきたのは、さすがに怖かった…。
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完結しちゃったよ・・・!
最後は意外と言えば意外な結末。
「隠された仕掛け」は分かった気がする。
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夢水清志郎シリーズの最終巻。
小学生の頃に出会いたかったが、20歳になってもなお読んでしまった…。
「夢喰い」の封印がとけて、みんなの夢が食べられてしまう!
という「夢」がテーマ。
卒業間近、高校受験のことで手いっぱいの今、夢喰いの謎を解く…
一応このシリーズは推理小説という形なんだけど、今回その要素は薄い。
というかオチにがっくり。
今回は推理小説というより青春モノとして楽しむ感じ。
れーちと亜衣ちゃんの恋模様にはキュンキュンして、そうか、こんな初々しい時代もあったのう。と感じずにはいられない。(だがそんな時代すらあったか危ういW)
今回のテーマである「夢」は、大人になりつつある今、再び向き合ってみると面白い。
>諦められるのはあこがれ、諦められないのは夢
>子どもが夢を持てなくなったのは、そのような社会を作りだした大人に責任があるんです。
→夢を叶えなくてもいい、でも夢をもってきらきらした大人になりたい。それが子どもにたいしてできること。
>いくら頑張っても相手に通じないこともある。それでも相手に対して頑張り続けることをやめてはいけない。
「愛は闘い」理論だね。愛とは見返りを求めずに相手にエネルギーを注ぎ続けること。
1対1で向き合うことをやめてはいけないんだよね。
もともと作者は小学校の先生で、本嫌いの子どもに面白い本を教えてあげたい!という想いがあり、そのうちに「いっそのこと自分で書いてしまえ」と物語を書くようになったのだとか。
確かにこのシリーズは
・「推理小説」という形をとっていて、謎解きも楽しめる。(今回はイマイチだけど、初期は楽しい。)
・登場人物も個性が強い。というかかなりわかりやすい。
・大人でもはっとさせられるような、生きる上で大切なことにも気付かせてくれる。
などと、「本を読む楽しさ」を子どもが気づくにはいいんじゃないかな。と。
児童書ってわかりやすさが命だねぇ…。
20歳になった今、たまには小学生のころお気に入りだった本を手にとってみると違った発見があって面白いのでは。
まず自分の読むスピードが上がっていることに驚くし。笑
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友だちに借りました。最後の夢喰いの種明かしは、予想通りでしたが…
やっぱりキャラがいい!おもしろかったです。
レーチと亜衣の最後のシーンが切なかった。あー変わらないでいてほしい。
15年も続いてたんですね…
私が初めてこのシリーズ読んだのは小学4、5年のときだったから、私にとっても、彼らとは7年ほどのお付き合いでした。
仕掛けは分りました。おかげで読みやすかったです。
おつかれさまでした!
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分厚くて、持ちづらかった!
京極先生ばりのレンガ本!
と思ってたら、仕掛けの答えも京極風(改行がやたら目についたのはそのせいか)!
終わってしまいましたな。ちょっとサミチイ。
亜衣ちゃんが新人賞の候補に残った時にちょっと焦った(阿呆)。
「物語を書きたい」という思いは強いが、行動が伴ってへんな、ワタシ。
昔はプラプラ書いてたものだけど。
読む方に逃げちゃうな。ショボン。
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名探偵夢水清志郎シリーズ十五作目にして最終巻。
長かったシリーズもついに完結を迎え、三つ子たちも卒業。はやみねかおるの作風を考えると、またどこかで登場してくるのは間違いないと思うのですが、とにかく一区切りです。
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最終巻っていうのがあれですね。
まだまだ、続いて欲しかったです><
はやみねかおるsの作品ゎどれも面白くてスキです☆
【持】
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シリーズ完結おつかれさまでした。
大好きな児童書で特別なシリーズだったのでここまで見届けられてよかったと思います。
幸せな解決をありがとう、ずっとだいすきです。