紙の本
女神の骨格
2020/10/24 12:35
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
快調なシリーズですね。6作で塔子は1歳しか年をとっていません。1年で6件の殺人事件、そしてどれもが濃いです。今後どう展開していくのでしょう。塔子の行く末が最も興味があります。また事件の謎解き益々複雑になっていませんか。
紙の本
鷹野さんすごい
2016/12/22 16:31
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投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも思いますが鷹野さんの推理はとびぬけた発想でよくそんな結論に至りましたねという感じです。謎解きの段階でようやく納得する点がいくつかあって途中まではずっとはてなマークが連続していました。
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安定の面白さ。
でも遺体を上下違う組み合わせにするトリックは他の本で読んだなー。あんまり恋愛要素とか入れないでほしいのだけど。。
内藤了の藤堂比奈子シリーズとダブってきた笑。
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符号を読み解け―骨に、聞いてみろ
空き家だった洋館で火災が発生。鎮火後、隠し部屋から無数の蒐集品とともに、布団に寝かされた人骨が発見される。しかも骨の頭部は男性、胴体は女性のものと判明。複雑怪奇な難事件に殺人分析班が推理で挑む。
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小柄な女性刑事、如月塔子シリーズも6作目。
あらすじ
空き家だった洋館で火災が発生。隠し部屋には白骨があった。しかもそれは頭部が男性、体が女性のものであった。どうやら住人は芸術家で、家政婦と静かに暮らし、画廊の女性が訪ねてきていたらしい…。
今回はちょっと盛り上がりには欠けていたと思う。話をこんがらがせているような感じ。登場人物それぞれの動機も無理があるようにも思う。でも6作目まできたら、塔子たちの着々とした働きぶりを読んでいくだけでもほっとする。
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鷹野と塔子のコンビもすっかり安定し、新人刑事だった塔子も捜査技能テストが受けられるまでに成長した。
いろいろな事件に関わることで経験を積み、刑事としてのスキルを磨いてきた。
事件関係者からの聞き込みでも、塔子らしいアプローチで事件解決のための重要なヒントを得られるようになった。
この二人のコンビがけっこう良いのだ。
それなりに自信をつけてきた塔子だが、やはり鷹野たちを頼りにしているところも、まだまだシリーズが続いていく余地がありそうだ。
不器用にプレゼントを渡す鷹野も意外に可愛らしい。
彼らを取りまく捜査一課十一係のチームワークも魅力のひとつだ。
物語の途中に挟まれる門脇班の推理会議も、事件を整理しながら読むのに役立っている。
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シリーズ6作目。読んでからだいぶ間が開いてしまったので記憶がやや薄れ気味ですが、今回は事件よりも塔子の刑事としての方向性が垣間見えた点が「良いな」と思ったことが印象に残っています。
その場面は、緑川の妻に捜査協力を依頼する場面だったと思うのですが、その内容に他の女性刑事物にない独創性を感じました。
女性が主人公の刑事物というと、女刑事が男顔負けの活躍をする意外性とギャップから爽快感のようなカタルシスを感じさせるものが多いと思ってますが、本作はそうした点で差別化が図れているように思った次第です。
今後、この点を拡充してもらえるのであれば興味をもって続編を手に取っていきたいと思うのですが、そんなのは極めて少数派でしょうから、そこにこだわらず続きを待っていようと思います。
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空き家だった洋館で火災が発生。鎮火後、殺人分析班の如月塔子は納戸の奥に隠し部屋があることを知る。部屋には無数の蒐集品とともに、白骨化した遺体が布団に寝かされていた。しかも人骨の頭部は男性、胴体は女性のものと判明する。別の部屋からは血痕が。複雑怪奇な難事件に推理捜査チームはどう挑むのか。
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やっぱり、安定の殺人分析班シリーズ。
第1作目から読んでるけど、塔子さんが着実に成長している姿が見える。
事件の内容を遺族に説明、更に事情聴取するところまで1人でやり遂げている。しかも、ちゃんと先輩刑事の良いところを真似て、それを彼女なりにアレンジして。
今回は、今までの作品よりかなり複雑に絡み合った内容で途中で若干、頭の中がごちゃついた(苦笑)
真相は個人的には意外な方向に行ったなぁ、と思ったが、昨今の性に対しての問題が色々と叫ばれる中で、それを工夫して上手く作品に取り入れている辺りは作者の腕の良さを感じた。
余談で1作目が春から始まって第6弾で翌年の2月の設定になっているが、6弾にいくまでの作品でちゃんと四季が巡って、そろそろ1年が経過するところまできた。こういう細かい設定も、何気に好きだ。あと、恒例の”門脇の仲良しクラブ”もね(笑)
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この結末は予想外だったな。
白骨死体が2人分もあるのになかなか事件の本質がある見えない焦ったさを紛らわせるように、思わせぶりな日記風の文章が効果的に差し込まれている。
レギュラー刑事たちもすっかり役割が定着してきたことで、構成に工夫する余裕が出てきたのかな。
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この作家の作品を初めて読んだ。多くの刑事もの、そして主人公が女性刑事と言う話はかなり多いと思うが、その中でも大変面白かった。最後のドンデン返しとはならないが、途中からアレっと思うストリー。女性刑事如月塔子と先輩刑事鷹野が組んで、事件の背景と真実を追う物語。面白かった。
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初めはごちゃごちゃになりそうな感じかなと思ったけど最終的には分かりやすくまとまってた☆
固定概念で読んでいたからそーゆうオチかとやられた感じだったかな~~
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前作同様に 最後にどんでん返し。
途中で あれ?と思った正体はこれかー?と思った。
最後の方で 鷹野主任がまさかの誕生日プレゼントを渡すシーン。とーとつだなぁ 笑。なぜか 恋愛がらみになるシリーズ多いけど それって必要?っていつも思う。やんわり 憎からずってとこでよくない?と思う。このシリーズは このまま発展しなそうで良き良きと思ってたのになぁ。1番のどんでん返しかも 笑。
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シリーズ第6段。主人公の女性刑事の成長は上手く描かれており、警察側のそれぞれの関係もいいが、事件に猟奇性は少なく、展開のスピード感もいまいち。登場人物の正体についてのヒントも十分とはいえず。
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殺人分析班・如月塔子が活躍するシリーズ、第六弾。
『石の繭』から始まったシリーズですが、登場人物のキャラもハッキリし、ますます面白くなって来ましたね。
今回は、古びた洋館で発生した火災。しかし、その現場から発見されたのは、隠し部屋と多くの蒐集品、そして白骨化した遺体だった。
更に、奇妙なことに、その白骨遺体の頭部は男性で、胴体は女性のものと判明した。一体誰が、何のために?
やがて発生する第2、第3の殺人事件。
果たして、塔子たちは、真相にたどり着くことができるのか...
最後のどんでん返しは、見事です。
各章の最初に、犯人視点のシーンがありますが、読み返すと、なるほどそう言うことか!、と納得しました。
なお、登場人物も多く複雑ですので、人間関係や動機などは、もう少し、シンプルでも良いかも知れません。