紙の本
人はそう簡単に変われるのか
2016/09/21 07:26
13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の永谷研一氏はどういう人かというと、この本の冒頭、こう記されている。
「私は「人の行動を変える専門家」です。」
最初にこう言い切れるということ自体すごいことで、想像してもらいたいが、初めて会っていきなり、「人の行動を変える専門家なんです」なんて言われたら、私なら引いてしまいそうになる。
しかし、そういう強烈さがなければ、行動なんてそう変わるものでもないかもしれない。
この本には行動を変えるためのメソッドが書かれている。
「1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける」と、副題にあるが、これは「できたことノート」というメソッドは「1日5分」もあればできるもので、それはまた「よい習慣」となれば自分が変えられるというもの。
では、「できたことノート」というのはどういうものかというと、「できなかったこと」を反省するのではなく、「できたこと」を振り返ることでポジィテブ思考になる。
つまりは「自己肯定感が高い状態をつくる」ということである。
大きな成功の前には小さな成功を実現するということは昔から言われている。
いわゆる「成功体験」である。
それを繰り返すことで、自分がどんどん変わっていくというものだ。
この本では単に日々のできたことノートをつけるだけでなく、1週間に一度はその中から一つ取り出して、どうしてうまくいったのかなどを振る返ることが重要と記されている。
このノートをつけたらいきなり「人の行動を変える専門家です」なんて言えるようになるのだろうか。
それもまた嫌だが。
電子書籍
私も日記帳は持っているのですが
2017/08/21 08:19
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか思うように続けられない感じがあったので、この本を買って読んでみました。
本当に、子供の頃を思い出すような気持ちで、「できたこと」を書いていくというのは、いいアイデアですね。
その一方で、「したこと」ではなく「できたこと」を書くという意味では、「大人の思考力」も問われる気がします。
「できたこと」を見つけるコツについても、いくつかの「メガネ」と「レンズ」という表現で書かれていますが、私は理系人間ということで、"Number"を重点的に探して見つける感じになりそうですね。
また、「内省」にあたって、
1.事実を詳細に思い出して書く
2.原因を丁寧に分析する
3.自分の中に沸いた本音の感情をとらえる
4.そして、次の行動の指針を立てる
というのは、繰り返し実践していかないとなかなか身につかない気がしますが、これが習慣になれば、生活も仕事も少しずつ成長できる実感がありそうです。
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2016/7/17
動機付けにおける、感情の重要性を知れた!
次につながるヒントをもらえる本だったなぁ。著者の方の勉強会とか行こうかな〜(*^◯^*)
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思いこみが強い後輩に読んでもらいたい。
曖昧さをなくす事が事実と思い込みを区別でき正しい判断に繋がると思う。
ポジティブになれるだけでなく、
事実を見極める力を養う事ができ仕事にも
活かせそう。
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No.917
1. 目的
日々の新しい習慣を見つけたい
2. 得たこと
できたことを記録していくことで、心のバランスが取れる
3. アイデア
システム手帳の欄に書き込む
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日本人はとかく自己肯定感が低いらしい。
その中で日々の小さなできた事に目を向け、改善を促し、ポジティブシンキングを身につける術を説く。
文章は至って平易、やることも至って簡単。
できた事を毎日1つ以上見つけてメモして、週末にその中から特に気になった1つを振り返る。
大きな「できる」は小さな「できる」の塊でできている。
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日々の行動から反省点を見つける。ではなく、できたことを並べて、その内容を内省するという点が新しかった。よかったことは書き出したりすることはあるが、その内容を深掘りすることはなかったので、これは新しい発見だ。
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毎日できたことを記録し、週に1度その中のからひとつを掘り下げて内省することによって小さな変化を起こし、大きな変化につなげていく、という内容。
少しずつでも「できたこと」を見つめるだけで自己肯定感を高めてくれる。
自己肯定が身に付けば
・行動ができる人になる
・素直に自分と向き合える
・うまくいかなくても、客観的に受け止めることができるので前向きに考えることができる
続けることによって、本当に望んでるものや大切にしているもの(価値観)も見えてくる。
自己肯定感を高めることがトレーニングでできることだと知ることができて良かった。
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テストで90点だったとき、取れなかった10点に注目するか、取れた90点に注目するか。
ペルソナ=役割性格、表面的な人格。
自己肯定感が強い人は、行動できる人。
反省しない、言い訳しない。
言い訳をすると、自己イメージが下がる。
できたことに着目する。
できたこと、はしたこと、とは違う。
できたことを見つける方法
スッキリしたこと、ワクワクしたこと、はつらつをしたこと、
時間、数字に関すること、
周りの人の感謝、表情、行動。
できたことを毎日メモする、毎週内省する、工夫する。
内省とは、深く観察すること、良い点を観察するから反省ではない。感情を入れない。他人に報告しない。なぜうまく行ったんだろう。
問われるから答えられる。具体的に何があったか、なぜできたのか、今の気持ち、明日からの工夫、
クリティカル・シンキング=行動改革をもたらす思考法。
練習日記をつける。
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永谷さんの著書は絶対に達成する技術、絶対に行動定着させる技術から愛読しています。
自然と考えを深めていき、みんなが無理なく自分の目標を達成して、自分らしく生きる方法を色々な角度からサポートされていることに共感しています。
本著は、前作の2作をもっと分かりやすく、身近に落とし込みやすくした本でした。
印象に残ったのは次の箇所です
自分の行動、感情を振り返ることで、どんなふうに仕事をしたいのか、どんな人になりたいのか、どんな人生を歩みたいのかが見えてくる。そして、自分はどのような使命を持っているのかが見えてくる。
自分の本音に向き合うことで、自分が望む生き方が見えて、自分の役割が見えてくる。
実際に、この本で書かれているワークを知人5名と実践しました所、みんな、自分の奥底にある感情の部分まで引き出すことが出来ました。
たくさんの方に、実践していただきたいワークです。
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<まだ読んでいません>
ひらっちのWEBで紹介されていたので買ってきた。
1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート/永谷 研一【読書メモ】 | ビジネスマンの読書メモ
できたことノートは、ひらっちのWEBに書いてあったことを参考に、3か月くらい続けている。
ここらで、原典にあたって、できたことノートの取り組みをより良くするヒントを得ることを目的に読んでみようと思う。
<読み終わりました>
「できたことノート」を書き始めて、3か月が経過した。
この本に書かれていたことの効果はあらわれていないが、その理由がわかった。
週に一回の内省の際に書く「④次なる行動:明日からどんな工夫をしてみる?」の書き方が、この本に紹介されている悪い例になっていた。悪い例になっているだけでなく、悪い例のような書き方になっていたからこそ、明日の行動に結びついていなかった。
読んでみてよかった。
「次なる行動」は、具体的な動作を「いつ」、「何を」、「どう」やるか書くことにする。
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ともかく書きましょう、の本。習慣つけることを考えると、アリだと思う。
内省文を書くのは週1回どれか一つえらんで、具体的な詳細事実、成功要因、本音の感情、次の工夫(行動、としてあるが)の4点で、毎日ではないのね。
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必要なのは、根拠のない自信。
自己肯定できる人間は強い。
内省が重要。内省の仕方が、丁寧に書かれていたので、読んでよかった。
「ありたい姿」が見えてくる。一歩前に踏み出せる。
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・振り返って考える時、行動と感情は切り分けて考える。
①できた具体的な行動
②どうして出来たのかという分析
③それが出来た時の感情
④次の行動の改善策
(いつ、何を、どのように改善・行動するのか?)
・critical(批判的)な視点
①そもそもなぜそれをすることになったのか?
②その視点から見た場合、出来たことになるのか?
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日々の小さなできたことをノートに書いていくことで、自分をほめてあげる気持ちになったり、次にやりたいことが見つかったり。
メモの魔力って本も流行ってるけど、やっぱり書くことって重要だと思う。スマホにメモするのと根本的に違う気がする。