紙の本
うまくまとめましたね。
2005/09/02 10:29
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投稿者:カオル - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者おなじみの利発そうな女の子が主人公でいつものように楽しみながら中盤まで引き込まれてしまいましたが後半からはどうしたことでしょう。締め切りが迫ってたんですね、と思うような早い展開です。途中から出てくる重要人物だろうと思われる男の子と犬については、もっと掘り下げて書いていただきたかったですし、ラストに到っては、うまくまとめましたね、と嫌味を言いたいくらいです。
松岡圭祐のような戦闘シーンは初めから期待もしていませんが(恩田さんには似合いません)アメリカ軍が出てきているのにあのあっさりした流れ、描写では読み手がいくら空想を膨らまそうとしても上滑りしてしまいます。
初めの設定が良かっただけに残念です。
紙の本
ラストは…
2023/05/19 23:58
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
こうなるの、みたいなあっさりした展開でした。もう少し、深く動きそうなイントロだったのに。その始まりの、ワクワク感が、後半に続きませんてした、それが、残念で、ねえ。とはいっても、数年前に読了した本ですが…
電子書籍
いまいち
2017/11/28 07:00
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリー設定は悪くないのですが、恩田陸はバイオレンスシーンの描写に松岡圭祐のようなハラハラする臨場感に欠けているのが残念です。
また、ZOO崩壊後に遥の弟・トオルが登場するのですが、母・ハナコと共に謎の退場するのが腑に落ちない感じです。ラストもなんだか納得がいかない終わり方です。全体的に殺戮が多すぎで、ストーリーの中での必然性があまり感じられないのも難点。
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(引用)
少女の「力」は、世界を焼き尽くすのか?
殺戮、数奇な運命、成長する少女。彼女の行く手に待つのは何か?
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光の帝国を期待して、冒頭で違うことを知り、じゃあとファイアスターターやキャリーの世界をイメージしてもそうじゃなかった。それにしても最後が強引。残念。
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速攻読み終わっちゃった。
サスペンスのようなファンタジーのような、恩田ワールドって感じだったなー。遺伝子操作によって生まれた学者の娘。娘を追う謎の集団。覚醒する娘の才能・・・。そして娘の才能が求められる場所とは?犬が出てくるんだけど、これ読んでて、小学生の頃読んでた、西村寿行さんの「犬笛」を思い出しました。
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父・伊勢崎博士の手で容易ならぬ超能力を与えられた少女・遥。彼ら親子は、属していた秘密組織「ZOO」から逃亡していた。そして、七年を経て、組織の追っ手により、再び戦いの中へ身を投じることに! 激闘で父を失った遥は、やはり特殊能力を持つ犬・アレキサンダーと孤児院に身を潜めるが―。殺戮、数奇な運命、成長する少女。彼女の行く手に待つのは何か?
<br>【感想】
http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200507060000/
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主人公ハルカの背負った運命は余りに残酷で切ないです。成長し、戦いに挑む姿は読んでいて切なくなりました。
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はらはらでした。色々と。ファンタジーっていうかミステリーっていうか…。戦争っていうか。サスペンスっていうかSFっていうか?色々要素が重なりあってます。
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最初はすごい面白かったんだけど、終わりがちょっとあっけない。
なんというか、こちらの想像を超えた展開ばかりで驚いた。
特にトオルとハナコとか!
ハルカだからルカちゃんていうのが可愛い。
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恩田陸サン好きで最近読む作家さんのうちの一人。
結構おもしろい作品だと思います。
個人的には、最後の章がちょっと飛躍してる?
って感じるとこあったんだけど、
全体的にまとまってたし、
グイグイ引き込まれる作品でした。
「劫尽童女」恩田陸
評価★★★★☆
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漫画にはよくあるタイプのお話。
秘密組織と、人体実験によって特殊能力を与えられた少女の戦い。
でも犬の嗅覚とかを与えられた主人公・遥ことルカがなんで超能力まで持っちゃうのかよくわからん……。
私的にはハズレ。
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超能力少女もの。ウーン、恩田さんは、舞台をあまり広げすぎない方が面白いんじゃないかと思う。前半は楽しめた。いつもの曖昧エンディングだが、ちょっと余韻が足りない。
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マッドサイエンティストの父から生み出された
人並みはずれた特殊能力を持つ少女の成長のお話。
推理小説ではなかったなぁ。・・・SF?サイコサスペンスホラー?
この手のお話は結構好きな方なんだけど、イマイチ楽しめなかった。
本当に成長の記録という意味では面白い読み物だと思うけど。。(悩)
恩田さんのだし、退屈はしないけど、なんだか派手さがなくて
始終スッキリしない。登場人物はそれぞれ個性があったすごくいい。
でも、確固とした枠が無くて、どういう心積もりで読めばいいのかが
分からないからかなぁ?ちょっとモヤモヤ。
「ZOO」という秘密組織とそれに対立する組織が出てきて、対決か!?
と思いきや、もう一つ米軍が出てきて結局2大組織は対決することも
なく自然消滅してしまったり・・・。
弟の存在は衝撃的だったけど、あんまり絡むことなく消えたし。
最後の締めは、核兵器、地雷、カンボジアなど平和を願う心のような
ものを感じましたが、なんかあまりに大きなテーマなのでこの小説の
閉めとしては、いまひとつ...。実感がわかなかったなぁ。
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恩田陸さんの本は読みやすいですね。読んだあとすごいすがすがしいです。よくこんな話思いつくな〜とおもいました。完成度の高い本です。