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関羽の死から始まり、続々と「三国志」でのおなじみメンバーが亡くなっていくこの巻。 正直読み進めるのがとっても辛かった!! あんなに強かった関羽があんな最期を迎えるとは!! あんなにお茶目(?!)だった張飛が部下に寝首をかかれるとは!! 劉備も病没、曹操も亡くなり、魏・呉・蜀の三国の覇者の中で最後まで生き残ったのがこの物語ではもっとも存在感が薄かった(^^;)孫権というのも何となく皮肉に感じないでもありません。
偉大な存在がどんどんいなくなる中で一際輝きを増すのが孔明なんだけど、その孔明も五丈原で没すると、後はさほど心ときめくようなこともなく、ひとまわり小粒の将軍たちの戦国絵巻っていう感じで、最後に晋の司馬炎が天下統一。 天下は統一したかもしれないけれど、司馬氏の中でも司馬炎ってさほどの存在感をこの物語の中で示しているとは言い難く、孔明と丁々発止の戦をした司馬懿ほどには魅力がありません。
(全文はブログにて)
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取りあえず読了。やはり玄徳や諸葛亮、関羽や張飛、曹操などが物語から退場すると一気に面白さが半減するかな。諸葛亮の南蛮討伐のエピソードは、寛大だなと思った。物語の登場人物が多く、理解するのにかなり苦労したが、取りあえず話の流れはつかんだ感じ。「男前だな」という人物が多く、その点が物語の魅力なのかなと思う。少し時間をおいて、長い物語の三国志に挑戦していきたい。
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三国志、全部読み終わった…。
そして、雑な知識で知っていた流れと全然違った(それはそうだ)
漢が乱れる→群雄割拠→次第に併合、滅亡して、三国時代→晋と言う流れだと言うのを改めて把握。
まとまれば分かれ、分かれればまたまとまる道理だなぁ。
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英雄は去り、天下が統一される。
とうとう関羽も張飛も玄徳も孔明も没する。死してなお存在感のある関羽はさすがだと思った。「泣いて馬謖を斬る」や「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」などお馴染みのエピソードも出てくる。最後の方はお話としてはあまりカタルシスがないのだが、歴史だから文句をつけるのは筋違いか。
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羅貫中の三国志演技を児童書で読みました。
本書をいきなり読んだ場合、次から次にいろんな武将がでてくるので訳がわからなくなるとおもいつつも自分は(振り返れば10代ですが)横山光輝のマンガ、青い鳥文庫、そして光栄のゲームで予習済みなので、まあまあ物語を想像しつつ読了できました。
当時は、関羽、張飛、諸葛亮などの英雄の活躍が印象的でしたが、改めて大人になって読むと、やたら人間を皆殺しにしていて、その割に身近な人間が死んだときはひどく悲しんでいる描写が多々あって今更ながら狂気じみた物語だなあとも思った(笑)。
そして光栄のゲームの武将能力値は三国志演義の武力、知性、義理人情などを忠実に再現しているなあと納得、三国志を理解するにはゲームプレイ必須だなって思った。
(上・中・下巻あわせての感想です。)
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孔明の策略が頭良すぎてすごかった。もし孔明が生きていれば司馬氏も討ち取ることができたのかなぁと思った。でも全ての武将においてカッコよかった