紙の本
トランプは自分の心にもあり
2017/06/03 14:33
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投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
トランプの支持は弱者達。我々も日本の政治を変えるため、新しいとらんぷを盛り立てたい。
紙の本
続編を希望
2018/02/01 18:31
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
1年間にわたる現場取材(14州、150人)に基づく渾身のレポートです。
米国のミドル層の壊滅的な現状とトランプを支持する背景等が、現場の生の声を通して丁寧に描かれています。不法移民と新自由主義政策により、ミドル層以下の生活は窮乏し、年に一度の家族旅行さえも奪われました。大企業べったりの既存政治家への不信感は根強く、トランプを支持したのは、差別主義者ではない、ごく普通の人たちでした。本書を読んで、トランプの勝利の意味を初めて理解できました。
1年経過した今はどうなっているのでしょうか。続編を希望します。
ところで、当時のマスコミ報道はトランプの批判一辺倒で、トランプを支持している人たちについても、差別主義者等の偏った映像ばかりだったように思います。本書のように、米国社会の実情を知ろうとしていれば、もっと違った報道となったのではないでしょうか。
結局、トランプの勝利は全く予想できないお粗末さで、選挙結果についても池上氏をはじめ「ポピュリズム」の一言で片づけました。表面しか見ようとしないマスコミの限界を感じます。今もトランプの批判ばかりで、米国社会の実情は見ておらず、深層には迫っていない気がします。
電子書籍
ぜひ後日
2017/04/26 13:53
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投稿者:まるみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
を取材してトランプに投票した人々がどう思っているかを調べて欲しい。
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トランプが何故勝ったのか。この本を読んだらちょっと納得します。ミドルクラスだった人たちが生活苦にあえいでいるのは日本も同じだと思う。でも、日本にはトランプはいなくて、やっぱり職業政治家が一部の大手企業からの献金のためにそのひとたちだけが得するように動いていると思う。だいたい、ワタシは政治家が国民って呼び捨てにするのが大嫌いで気持ち悪い。それをこの本でなんでなのかはっきりわかった気がします。ただ、トランプにいれた人たちがこれからのトランプをどう思うのか、知りたいかも。続きがあればまた読みたい。
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2017年2月読了。
日本人にもおなじみの東西海岸沿いの大都市はもはやアメリカではなく、ラストベルトこそ現代のアメリカの姿を最も色濃く反映しているという指摘。
裾野の広い第二次産業がゴッソリ抜けていったことによって起こった状況、日本はどうなりますかね。
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20170307〜3014 米大統領選挙前後に、主にトランプを支持した人たちを中心としたルポ。ラストベルトは、本当に寂れてしまっているのだなぁと思った。ただ、いわゆる’忘れられた人々'の言い分も分かるし共感できるところもあるけど、ある種の甘えがあるようにも思った。教育費の高騰は問題だね。
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ラストベルトのブルーカラー労働者や家族の声を丹念に聞き出しているところが良かった。
グローバル化や技術革新のなかで,労働者に求められる技能や能力が変化してきたことが大きく関連する。仕事を取り戻すにしても,それはどのような仕事なのか。かつてブルーカラー労働者がおこなっていた仕事ではないと思う。かつての良かった時代の労働や生活を望む声が多かったと思うが,果たしてその通りになるかどうか。今後の動向を注視したいと思う。
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トランプがなぜ大統領に選ばれたのか?
選挙期間中に、トランプ支持者の多い地域を回り支持者たちの話を朝日新聞記者がまとめたもの。
選挙に勝つまでは日本ではあまり知られていなかった、ラストベルト地帯の熱狂的な支持者達の話などから、トランプは当選するべくして当選したのだなということがわかった。
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アメリカのラストベルトや中西部といったトランプの支持率が高いエリアに入っていき支持者の声を聞き、トランプ人気の背景、アメリカが抱える問題を浮き彫りにしようとしたルポルタージュ。
支持者たちのインタビューを読んでいて悲しくなった。もう50年代や60年代のアメリカが戻ってくることはないと知りながら、トランプを支持する人たち。
アメリカンドリームとまではいかなくても、まじめに頑張れば必ず報われる社会なんて、今どこにあるのだろう。
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国は国民を退出させることが難しいので難しい… しかしまあアメリカも日本も似たようなもんだなあ。当事者の発言は検証されていないので本当に真面目にやってきたのかはわからない、というのはおいといて、まじめで無辜な民はそれ以外に努力しなくても食べていけるべきだという信仰はしんどいものがある。この記者の方はしばらく著者買いしたい。
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アメリカの地方では、大学を出ても仕事がないうえに学費の負担も重く、親の収入を超えらる見通しがない、など、将来を語れない若者と、街には製鉄の仕事があって、活気があり生活が潤っていたことを知るリタイア世代がいて、昔のアメリカを取り戻そうというトランプの声が響いた。一方で都市部では、トランプの方針を受け入れられない層がいる。大きな分断のあることを、具体的な生活する人々の声から実感しました。
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トランプ氏が大統領に当選したその背景をアメリカ地方部の取材から分析した本。現実をかなり生々しく描写、インタビューからの結論や考察の導きが多いが、当選理由が垣間見られた。日本も後を追いかけている気がした。地方再生と言っても簡単では無いが、渦巻く不満は大きな流れとなって変化をもたらすのだろう。
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ラストベルト 錆びついた工業地帯
オハイオ州マホンング郡ヤングズタウン
かつて米国を代表する製鉄の街
ケンタッキー州アイネズ アパラチアの貧困の代名詞
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かつてはブルーステーツ(民主党支持)呼ばれ、トランプ大統領が赤(共和党支持)く染めたラストベルト諸州を丹念に取材し、現地の人々と交流し、彼らの本音を引き出し、米国の変容を描いた好著です。トランプ支持者は一般的にはヒルビリーと呼ばれ無学で怠け者といったレッテルが貼られていますが、本書での取材からは学歴は無いものの人間味のある真面目な働き者といった印象でした。ちなみに、著者の金成氏はトランプ大統領には批判的です。
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良書。米国のミドルクラスの没落について書かれているのに、日本の事のように思えて読んでしまった。
・製造業の減少とサービス業の増加。
・親世代より豊かになれない子供世代。(日本でも団塊世代vs氷河期世代の問題)
・親世代と同じ職業でも求められるスキル、学歴は圧倒的に高レベルな子供世代。
そして進学の為には多額の学費負担が必要で、卒業時の借金は1000万円相当。(日本でも奨学金の返済問題)
などなど。