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紙の本
俺の友だちがこんなに可愛いわけがない
2015/09/17 11:23
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
私立白台学園には生徒たちからあこがれの視線を集める人物が3人いる。そのうちの一人が木崎湧だ。いつもジャージを着て部活の助っ人をして回り、休み時間にはプロレスごっこなどをしてたわむれる木崎湧は男子の様に扱われている。しかし、タクローは知っている。木崎湧が灘宮竜斗に恋する少女であるということを。
クミチョー先生もとい近藤先生に頼まれ、木崎湧が女の子らしくなる協力をすることになったタクローは、幼なじみの芳川花子やオタク仲間のネーナ・スプラウトンの助けを得て、彼女を女の子らしくしようとする。だがそもそも、木崎湧自身が女子の制服を着ることすら恥ずかしがるので、簡単には進まない。
それでは相手方から攻めてみようということで、灘宮竜斗に近づいてみたところ、姉の灘宮姫音を狙う以外の男子が近づいてくることは珍しかったらしく、友だちになることになってしまった。
いきなり木崎湧を女の子らしくして、灘宮竜斗に告白する舞台を作ることの困難さを感じたタクローは、竜斗を湧の助っ人仲間にして、徐々に関係を深めていく策をとることにするのだった。
第4回GA文庫大賞奨励賞受賞作品。登場人物たちの行動描写に抜けが多く、まともに文章を読むだけでは状況を理解できない部分が多い気がする。雰囲気を感じ取って、何となく読み切るしかない。そしてその構造は、俺の妹が可愛い感じの作品の本歌取りと言ってよいだろう。あくまで構造なので、ストーリー展開もその通りではないのだが。
一応小説の形をとるならば、内容を知らない人でも読めば内容を理解できるところまで持っていくのは、最低限だろう。読後、複数の読者で見解の相違が出そうなものは、商業作品としては及第とは言い難い。
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