紙の本
現実は甘いだけじゃない
2015/09/10 16:11
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
孝一郎には二人の幼なじみがいる。一人は桜月神社の桜月弥生。もう一人は天都教会の天都水貴。二人は横浜の女子高生の双璧と目される、才色兼備の持ち主だ。そんな二人は、孝一郎も含め、三人で兄弟姉妹のように仲良く、一緒にご飯を食べたり、遊んだりして暮らしていた。中学時代までは!
高校に入り、孝一郎がポツリともらした一言がきっかけとなり、弥生と水貴の間に抗争が勃発!どちらが優れているかを、勉強やスポーツ、見た目など、あらゆることで競いだした。その審判を務めるのは、いつも孝一郎だ。正直、板挟みになるので気が重い。
昔は仲の良かった二人が対決するのを我慢できなくなった孝一郎は、くだらないことで争うなと、勇気を出して一喝したのだが、それが学校を飛び出した勝負のきっかけになってしまった。どちらの宗教法人が資金力を高められるか勝負することになったのだ。勝利の暁には、孝一郎を一生奴隷としてこき使えるらしい。…本人の承諾もなく。
そうして始まった利益追求の勝負。宗教法人の利点を生かし、才能と若さにものを言わせて次々ビジネスを繰り出していくのだが、社会の荒波の前に、ちょっとばかり痛い目にもあったりする。そしてその勝負の行方には…?
ヤクザのしのぎみたいなビジネスを考えるなあと思って読んでいたら、本当にヤクザが登場しちゃったりするし、カタギだからと言ってヤクザよりも上品とは限らない例を見せつけられたり、社会の現実を突きつけられちゃう感じだ。
そして今回は、いつもの様に女の子の方が才気走っているのだけれど、ピンチになれば男の子の方が活躍するという設定が、いつもとはひと味違う。この辺はラノベ文庫の要請なのかもしれないな。
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羽月莉音の帝国が面白かったのでこの本も手にとってみました。
燃えるような展開はないですが、安定していて次巻ではどのような展開になるのか楽しみです。
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相変わらずの至道節が唸るビジネスモデルは面白いけれど、ちょっと展開が強引過ぎてキレが甘い。
これからどう進むのかが見えない段階で終わったので2巻はでるのか?どういう展開になるのか?というのが見えない。
ラノベは1冊で完結すべきなのかもしれないけど、これを読むなら雷撃SSガールとか羽月莉音の帝国を読むのをオススメする。
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思っていた以上に面白かった。
羽月莉音の帝国で読みだした作家さんだけど
今回は美人でなんでもできるハイスペック幼馴染が
主人公の奴隷権を賭けて起業して売り上げバトルをする話。
テイストは変わらずなので、すんなりと読めた。
表紙じゃわからないけど、巫女とシスター。
その属性好きな人にはありかもね。
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神社の一人娘と教会の一人娘、そしてその間に挟まれた家に少年という幼馴染みの三角関係。
主人公の少年の何気ない一言から両少女に対抗心が芽生え、
幼い頃は良かった仲が何かと詰らないことに至るまで競わずにはいられない状況に陥ります。
両少女共に才色兼備であり、二人の対決はなかなか決着を見ません。
高校に通うようになったところで主人公のまたの余計な一言で
両少女は少年を奴隷にする権利を賭け、何れの実家の資金を増やす勝負へと発展してしまい、
そこから少年を間に挟んでの駆け引き、トラブルも起こる間に少女の少年に対する意識も変わり。。
著者は起業家であった経験もあったらしく、商売のアイディアはラノベの割には凝っており
突拍子過ぎると言う印象も抱きません。
アイディアを凝らし、それぞれの宗教法人の資金を増やす様は面白さを感じられる所なのでしょうが、
私個人としては宗教法人の立場を利用している様が些か生々しく感じられ、
このご時世での宗教法人の優遇ぶりに疑問を覚えるので素直に楽しめませんでした。
宗教でこんなにも商売っ気を前面に押し出して許されるのだろうかと。
勿論現実に宗教団体も資金繰りには頭を悩ますでしょうし、活動はしているでしょう。
しかし、そうした団体がコスプレ喫茶を開き、媚びを売るのはどうなのだろうかと。
これが商売ごっこを感じさせる展開であれば、逆に作り事だからと笑って捉えられたのでしょうが、
なまじ著者の経験を活かし、現実味を持たせていることで生臭く感じられたのでした。
その辺りの匙加減が些か間違えているのではないかなと。飽くまでも個人的印象ですが。
二人の少女の万能ぶりはよくある事ですが、実は主人公も結構なスキル持ちです。
勉強に関しては突出していませんが、料理上手であったり、常識的で両少女の歯止め役であるとか。
少女の危機に果敢にも暴力団事務所に飛び込み力を振ってみせるとか。
しかし、両少女の気持ちには鈍感です。お約束ですね。
また、両少女は素晴らしいアイディアを思いつき、実行するだけの才覚が有りながら、
ころっと"大人”に騙される流れが却って不自然で非現実的に捉えられました。
全体的にアイディアは面白いが、物語の展開にボタンの掛け違いがあると感じられたので
可もなく不可もなし、と言うのが私の判断です。
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主人公に幼馴染のダブルヒロイン、ラブコメにおいて形式美と言ってもいい構図だけど、そのヒロインが競うのが経営力とはあまり見たことないw 宗教法人というのも面白かった。
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学園ラブコメかと思ったらやはり企業、ビジネスものになるのね。
メイド喫茶(シスター喫茶だけど)経営とか今までのものとはちょっと違った切り口で楽しめました。
最初は外れたかと思ったんだけどねw
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さすがの至道流星クオリティw
やたらハイスペックなツンデレ系ヒロイン2人に
そこそこスペックだけどポテンシャルは未知数な主人公が
振り回されつつも支えてモテモテなお話w
やっぱりビジネスの話にシフトするのですが、
今回は展開が著者名のごとくクイックではなく、
3歩進んで2歩下がる感じ。
それでもやっぱ王道展開好きだけどほかの王道とは毛色の違う、
至道節が魅力ですよねw
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会計クラスタの新しい課題図書ですが、うーん、今のところ宗教法人関係ない。。とりあえず巫女さんとシスターを出したかったのかな。家庭には持ち込みづらいイラストですので注意!
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神社の娘と教会の娘はいつも勝負をしている.
そしていつもその審判をやらされているコーイチロー君.
彼の不用意な発言で大勝負が始まってしまった.
賞品はなんと,コーイチローくんを一生奴隷化出来る権利.
というわけで,美少女二人に奪われあう話ですね.
大岡裁き的にコーイチローくんは引き裂かれてしまえばいいのに….
しかしアレだ.
至道流星さんの書く話は経済とか社会とか,そういうテーマばっかだな.
で,今回はダブルヒロインということなんだけど
どっちも強引グ・マイ・ウェイなお嬢なのでちょっと疲れるな.
もっと癒しキャラ分を.
それなり.
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神社の一人娘と教会の一人娘と幼馴染の主人公。
しかし、主人公の一言がきっかけで二人は対立することに。
「主人公を奴隷にする権利」をかけて「どちらの家が資金を増やせるか」という勝負をすることに。
「羽月莉音の帝国」の著者が書いているだけあって、ちょっとした経営の理念とかがでてきて、ちょっとだけ見どころはあるものの、展開は読めてしまって意外性がなかった。
それにヒロインの二人が似たような性格で、上から目線のタイプで好きではないし、主人公が嫌々ながら従うという構図はもう見飽きた感がある。
コメディ部分もなんかどこかでみたような感じだしね。
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全5巻完結。
超美少女二人に迫られて起業するライトノベル。基本リア充な話だけど、リアルな挫折の話もある。もう少し美少女二人の戦いが見たかった。ピンク色の。