紙の本
癖はあるけれど、読んでみると面白い
2005/10/16 14:15
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:浅葱 翔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編・外伝を含めると20冊を超える『ちょーシリーズ』の最終巻で、
親世代に端を発したある事件もここにきてようやく終わりを迎えました。
主要人物達は全て自分の望みに率直に行動しました。これだけ書くと随分身勝手な人物ばかりがいる様に聞こえそうですが、言い換えれば『自分の望みを叶える為の努力を惜しまない』人物ばかりでした。『世界を救う』という偉業を成し遂げた彼らですが、どちらかと言えば『家族・友人を助けるついでに、世界を救いました』という彼らでした。
そんな変わっているけれど、素敵な登場人物達。この事件が終わった後も続くであろう彼らの生に幸せな未来があると思わせてくれる『何か』が読了後の余韻から感じられ、ほっ…と心が暖かくなりました。
<『ちょーシリーズ』全編を通して>
著者が『色彩』というものに対して非常に興味を持っている事が伺えます。景色・服装において、読者側の想像をかきたてるような大変美しく描写しています。
ただ、それとは逆に台詞、本文ともに言葉遣いが綺麗とは言えません。気にならない僕にはどうとはないのですが、気になる人は読み進めていくうちにイライラしてくるそうです。
まずは『ちょーシリーズ』第一巻ちょー美女と野獣を読んでみて、面白いと思えば全編通して読んでみて下さい。呪いが解けて獸から人間へと戻ったジオラルドに対して、ダイヤモンドが言い放った言葉に拒否反応が出た方は、そこで読むのを止めて下さい。そのノリが最終巻まで続きます。
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ここでおわり?という気も無きにしも非ず。もう少し続いても良かったのかもと思います。後日談とか。生きるということの、存在するということの深さを感じられるのではないかと。
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やっぱ最終巻(詳しく言うと最終巻ではないけど)は飾っときたいなあーと思って。好きだ!大好きだ!素敵すぎる!
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『ちょー』シリーズ本編の最終巻。野梨原先生の描く『世界』はいつも美しいのですが、この巻は特に綺麗だと感じました。読み終えた後、野梨原先生の作品を読めて本当に幸せだと思ったものです。大好きです。
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ちょーシリーズの完結編…かな?しかし、もりあがりのない巻でした。あちこち畳みっぱなしというか。でも嫌いじゃないです。獣耳のヒロインが、ちゃんと幸せになってるから。気になる細かい点はたくさんあるのですが、おとぎ話のラストシーンは、もりあがらないモンですから。メデタシ、メデタシっつーことで。
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「わかるだろうか。世界は君を歓迎している」◆2004.07.21.読了。未所有。「ありえたかもしれない未来」とか、「記憶はあるが感情は」とか、とてつもなく残酷で切なかった。でも、タイトルがあれだし、救われた感じ。
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本編の最終話。
間に18冊もあるので、解説は難しい。大団円です。
特に、友だちの王子の子供を殺そうとした揚句、魔王と化した魔法使いと、王子の和解と、遠国の娘、宝珠
(厄介者として虐待されていた先祖がえりの娘)の人生への讃歌が、圧巻。
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「獣の王子と破魔の姫君、そしてその子供たちの物語」
私がいちばん好きなファンタジー小説です。絵は宮城とおこさんだし!!
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野梨原さんの情景描写や心理描写は本当にすごいと思う。世界の美しさを美しいままに、かたちのない感情を変に型に押し込めることなく、きれいに表現できている。終わり方も見事かと。
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最後、無理矢理いろいろ詰め込んだ感が否めませんでしたが、アラン王子のセリフとか胸にぐっときた一冊。ぶっちゃけこの本を読んだから私は岩手に進学した。(え)
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コバルト文庫と言えばこれ!(私の中で)この独特の世界観がすごーく好きで、主人公はなんてったって波瀾万丈すぎる夫婦で家族!この時点でとってもツボです(笑)長編なのにダラダラしてなくて、一気に読める素敵な「ちょー」シリーズ。終わり方がすごく好きだな。 【全18冊冊+1冊/ファンブック2冊/スピンオフとして魔王シリーズ】
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読了済み。未所有。購入予定有。読んだ当時は色々な気持ちが溢れすぎていて上手く纏められませんでした。そして話の内容はあやふやなままです。なので今はまだ感想は書けません。また読み返してからじっくり内容を吟味して感想は綴らせて頂きたいと思います。
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初めてハマったラノベ。笑いあり涙あり。父親としてジオラルドが子供たちを諭すシーンなんかはほんとうに。きゅんとくる。いい父親になりましたね。
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小6で出会って、終わったのが高校2年?
長い長いお付き合いでした・・・・。
野梨原さんの輝いた、綺麗で優しい文章がピッタリの素敵な作品でした。
大好き。
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ちょーシリーズ「子どもたち編」
『ちょー新世界より』
『ちょー先生のお気に入り』
『ちょー秋の祭典』
『ちょー後宮からの逃走』
『ちょー歓喜の歌』
『ちょー戦争と平和』
『ちょー英雄』
『ちょー薔薇色のの人生』
さらに7年後?くらいだったかな?
主役が変わります。でも話はずっと続いてます。