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投稿者:見城 月都 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人気・魔法ファンタジー・最終巻。
ラストシーンが粋だった。
主人公らはこの巻に至るまで、とんでもなく波乱にとんだ運命を生き、それを身をもって知っている。にもかかわらず、「ジオ(夫)と共にいる自分は幸福だ」と言い切る、ダイヤモンドの力強さと美しさ。
最後に彼女は、子供達に読み聞かせていた本を、こう言って、閉じる。
「そして、王子様とお姫様は、いつまでも幸せに過ごしました。」
幸せを自ら手で鷲掴み、これからもしそれをなくしてしまったとしても、また自分の手で掴んでやるわよ!ってな感じのダイヤモンドが言うからこそ、納得できる台詞。
かすかな余韻を残し、静かに物語は終わる。このタイトルにふさわしい幕切れだった。
電子書籍
魔王とジオが再会
2017/07/30 15:13
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「世界が君を歓迎している」魔族の英雄の異名を持つ少女・宝珠はぼろぼろの身体をした魔王と対面する。予想外の魔王の言動に当惑する宝珠だが…。魔法ファンタジー最終巻。ジオラルドと魔王が再会した時どうなるかと思ったけど、最後の最後で、ジオラルドと魔王が和解してよかった。二人には一生親友でいて欲しい。「そして、王子様とお姫様は、いつまでも幸せに過ごしました。」
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ここでおわり?という気も無きにしも非ず。もう少し続いても良かったのかもと思います。後日談とか。生きるということの、存在するということの深さを感じられるのではないかと。
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やっぱ最終巻(詳しく言うと最終巻ではないけど)は飾っときたいなあーと思って。好きだ!大好きだ!素敵すぎる!
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『ちょー』シリーズ本編の最終巻。野梨原先生の描く『世界』はいつも美しいのですが、この巻は特に綺麗だと感じました。読み終えた後、野梨原先生の作品を読めて本当に幸せだと思ったものです。大好きです。
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ちょーシリーズの完結編…かな?しかし、もりあがりのない巻でした。あちこち畳みっぱなしというか。でも嫌いじゃないです。獣耳のヒロインが、ちゃんと幸せになってるから。気になる細かい点はたくさんあるのですが、おとぎ話のラストシーンは、もりあがらないモンですから。メデタシ、メデタシっつーことで。
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「わかるだろうか。世界は君を歓迎している」◆2004.07.21.読了。未所有。「ありえたかもしれない未来」とか、「記憶はあるが感情は」とか、とてつもなく残酷で切なかった。でも、タイトルがあれだし、救われた感じ。
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本編の最終話。
間に18冊もあるので、解説は難しい。大団円です。
特に、友だちの王子の子供を殺そうとした揚句、魔王と化した魔法使いと、王子の和解と、遠国の娘、宝珠
(厄介者として虐待されていた先祖がえりの娘)の人生への讃歌が、圧巻。
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「獣の王子と破魔の姫君、そしてその子供たちの物語」
私がいちばん好きなファンタジー小説です。絵は宮城とおこさんだし!!
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野梨原さんの情景描写や心理描写は本当にすごいと思う。世界の美しさを美しいままに、かたちのない感情を変に型に押し込めることなく、きれいに表現できている。終わり方も見事かと。
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最後、無理矢理いろいろ詰め込んだ感が否めませんでしたが、アラン王子のセリフとか胸にぐっときた一冊。ぶっちゃけこの本を読んだから私は岩手に進学した。(え)
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コバルト文庫と言えばこれ!(私の中で)この独特の世界観がすごーく好きで、主人公はなんてったって波瀾万丈すぎる夫婦で家族!この時点でとってもツボです(笑)長編なのにダラダラしてなくて、一気に読める素敵な「ちょー」シリーズ。終わり方がすごく好きだな。 【全18冊冊+1冊/ファンブック2冊/スピンオフとして魔王シリーズ】
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読了済み。未所有。購入予定有。読んだ当時は色々な気持ちが溢れすぎていて上手く纏められませんでした。そして話の内容はあやふやなままです。なので今はまだ感想は書けません。また読み返してからじっくり内容を吟味して感想は綴らせて頂きたいと思います。
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初めてハマったラノベ。笑いあり涙あり。父親としてジオラルドが子供たちを諭すシーンなんかはほんとうに。きゅんとくる。いい父親になりましたね。
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小6で出会って、終わったのが高校2年?
長い長いお付き合いでした・・・・。
野梨原さんの輝いた、綺麗で優しい文章がピッタリの素敵な作品でした。
大好き。