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秋日狂乱が読みたくて買った。中也の詩を読んでると苦しくて、涙が出てくる。他には「湖上」が好き。なんでもない平易な日本語が、とてつもなく美しい詩。
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頭の中を中也さんに荒らされているようです
ここまでの衝撃は無かった
内容は充実してるけどちょっと字が小さい
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テレビで知った「湖上」が読みたくて、そのためだけに買いました。全体的に読んでてなんか寂しくなってくる。思春期に読んだら影響受けそう。
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文体と雰囲気が素敵。
知ったのはベタだけど国語の授業の「ブランコ」で。
「盲目の秋」が一番好き。
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だいすき。以下memo…
32p黄昏、50p港市の秋、64p盲目の秋、90p無題-幸福、130p憔悴、138pいのちの声、
316p寒い夜の自我像、319p冷酷の歌、338p(吹く風を心の友と)、352p早春散歩
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悲しさから一歩引いてみてみると 少年のような無垢なる視点が愛おしい
純粋であるが故の傷心に同情し そっと中也を抱きしめる
かくなる我もまた都会の片隅で肩を震わせる一個の口惜しき人なり
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中原中也ほど豊かで創造的な言語感覚を持った詩人は、数えるほどしかいない。宮沢賢治と並び、萩原朔太郎を一段ぬけた、それほどすばらしい日本語の使い手であったからこそ実現できた、実験性と古典的リリシズムの見事な結合。
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高校生の頃、学生鞄にしのばせていた一冊。
ぱらりと開いたページからたちのぼる、中也の世界。
「月夜の晩にボタンがひとつ〜〜〜」
逃避してたのかも。
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自分と向き合う苦しみ、心の叫びを、壊れそうではかなくて美しい言葉で綴っています。中也からランボーやヴェルレーヌを読むことに繋がった。10代の時にとても影響を受けました。
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試験の帰りに高田馬場の古本屋で買った。
今の僕にはグッとくるものがなかった。
皆が感動する言葉に感動できないのは本当に悔しい!
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詩の端々から寂寥、孤独、喪失、死とかのイメージが感じられる。
『汚れっちまった悲しみに』
汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる
汚れちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる
汚れちまった悲しみに たとえば狐の皮衣
汚れちまった悲しみは 小雪のかかってちぢこまる
汚れちまった悲しみは なにのぞむなくねがうなく
汚れちまった悲しみは 倦怠のうちに死を夢む
汚れちまった悲しみに いたいたしくも怖気づき
汚れちまった悲しみに なすところもなく日は暮れる
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「在りし日の歌」より「湖上」の一節、「月は聴き耳立てるでせう、すこしは降りても来るでせう、われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。」が印象に残っている。読み終わった時に鮮烈に何かが塗り替えられたような衝撃を、もう何度でも味わい続けている。きっと何十年経って読み返してもそうなのだろうと思う。父母の世代、祖父母の世代が今読み返しても、ぐっとくるものなのだろうなぁ。生まれ変わってもまた読みたい。
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有名なのになかなか読む機会がなく、30近くなってから読んだ。
読んだ印象は漢字がとても魅力的に使われている、ということ。
思い出すと気分が高揚するような詩もあって、もっと深く読みたい詩人である。
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著者の感性にはこの年になっても驚かされる。アルチュール・ランボーの詩に感じが似ているし、夭折した点も似ている。鋭さで他を圧倒していると思う。
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青年は全員読むべきとも称される詩人です。今の季節読めば、しみじみ五臓六腑に染みわたる。この詩で酒が飲めるぞ。