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岩波文庫のフェアが開催されているらしく平積みされていたので思わず手にとってしまいました。最近あまり詩を読むことがありませんでしたので、とても新鮮です。中原中也の詩のリズムや言葉の感覚は独特で好きでしたが、今読み返すと詩に込められた想いにもいろいろと行き当たるものを感じます。
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詩集は読んでるといつの間にか眠ってるから、気が向いたときに二三編読んでみるというのを昔から繰り返しているので、生きてるうちに全部読み終わりたいなあというスタンスで読んでる。
中原中也の詩はどこか童話的だけど、痛々しい感じが好きです。
どんな風に脳味噌ひっくり返したら、こんなメランコリックでドキッとするような擬音語が出てくるんだろう……。リズム感も素敵。
言葉の選択の秀逸さに鳥肌が立ちます。
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中原中也には希望がない。読むんじゃなかった。太宰のような、照れ由来の諧謔もない。このふたり、犬猿の仲だったようで。もっとも、太宰はへらへらしてたんだと思う。同時代の詩人として、感じていることは同じだったと思う。中原が「もうだめだ、悲しい」という諦めの詩を書くところを、太宰は「それは桃の花のようだ」という。
以下、wikiからの引用。
中也は酒癖の悪さで知られ、同席した太宰治に対し「お前は何の花が好きなんだい」と訊ね、太宰が泣き出しそうな声で「モ、モ、ノ、ハ、ナ」と答えると、「チエッ、だからおめえは」とこき下ろした。
やっぱり、太宰がいいのでしょう。
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ただひたすら涙していた。当時の心境に影響を受け感傷に浸っていただけだけれど。
なんとまあきれいに心に寄り添う詩を書くものか。わざとらしささえ感じるような。徹底されずに折れていく思いよ。
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<情報学部 3年 N>
企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間: 2013/4/16-5/31まで】
湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1336219
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「山羊の歌」には若者に特有のどこか気どった哀しさがあります。「在りし日の歌」は、子を亡くしたことへのストレートな哀しさが表出されています。
中也の作品は多感な学生の必須アイテムみたいに思われていますが、むしろ逆に、幼子を持つ親にこそ訴えるものが目立ちます。
頑是ない歌・月夜の浜辺・また来ん春・正午・春日狂想・夏の夜の博覧会はかなしからずや・初夏の夜に
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好きだったのは、
サーカス、汚れつちまつた悲しみに、湖上、また来ん春、春日狂想、山羊の歌の無題が特に好きだった。
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詩集初心者、初めに中原中也を選びました。
正直に言うと難しかった!
当たり前だけどやっぱり詩だし、抽象的だし、授業みたいに解説してくれる先生もいないし。でも、心に残し続けたいと思った。難しいから匙を投げるんじゃなくて、もっと時間をかけて理解していきたい。
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朝ドラでも読まれていた中原中也の詩はなんだかんだで初めてで。
触れる機会も増えればまた自分の中に落ちていくのだろうか。