初めてPMを任された方に
2021/05/05 05:50
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投稿者:陽だまり - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてプロジェクトマネジメントを担う方が本書を読まれると良いかもしれません。
目標設定の方法、スケジュールの立て方など、当たり前にやらなければらないことの解説が丁寧にされています。
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マネジメントに関する内容が書かれた本。
プロジェクトマネージャーというかリーダーの心得
みたいなものも書いてあり、方法論以外にも触れて
いるのが斬新でした。
方法論知ってもマインドが無ければ意味がないし、
更には行動を起こす勇気が無いといけないと思う。
当たり前のことだから言いにくい
自分より出来る人には言いづらい
とか言ってはいられないので、しっかり目的意識を
持ってプロジェクトを運営していきたいと思った。
【勉強になったこと】
・目標設定で最低限実施すべきこと
プロジェクト憲章の作成
ステークホルダーの特定
・WBS等、計画の詳細化を行った際は、
必ず前工程との整合性を確認すること。
・WBSを作った結果、想定と異なる事象が
起きた場合は、とにかく事実確認を行うこと。
・計画時の3つの「しない」こと
①いつまでも計画しない
②ひとりで計画しない
③複雑にしない
・プロジェクトマネージャーは、あまり細部まで
こだわりすぎないこと。ある程度の方向性を定め、
あとは現場のメンバーに判断を委ねるほうが
メンバーも主体的にかかわっているといった
雰囲気が醸成され、結果的に上手くいく。
・進捗確認で行うことは以下の3つ
①事実確認
②予定との差異分析
③将来予測
特に③が大事。起こったことは変えられない。
・振り返りのときは計画との比較を行うのがよい。
スコープは変わった or 変わらない
納期は守れた or 守れない
コストは守れた or 超過した
リスクは起きて対策出来た or 出来なかった
上記比較から入って、それぞれについての
原因分析と改善に向けた取り組みを整理すること。
・資料はコミュニケーション等の目的達成のための
手段であり、それ自身が目的となってはいけない。
プロジェクトマネージャーがやるべきことは、
チームビルディングやステークホルダーマネジメント、
リーダーシップを発揮するためのコミュニケーション
に費やしたり、実際の成果物や活動の確認に時間を
費やすことである。
資料づくりは、誰かに任せるくらいでよい。
・プロジェクトマネージャーで一番重要な思考は、
「目的・目標達成思考」である。
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プロジェクトマネジメントの基本について書かれた本。プロジェクトマネジメントの核として、計画やプロジェクト推進のみならず、チームビルディングという観点も非常に重要となってくることを学んだ。
また、プロジェクトマネジメントのスキルは私生活にも応用可能なものだと思うので、練習がてら私生活にも応用していきたいと思った。
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仕事でプロジェクトを回すことが多くなってきたのと同時に小学校親父の会でも何かやりたいときには、こういったスキルがしっかりあればよりスムーズかと思い、勉強へのモチベーションも上がる。
読みやすくてよい一冊だったな。
【学】
リーダーシップを取る
あらゆる障害にめげず、立ち向かい「どうやったらこの制約の中で目的、目標達成ができるか」という目的、目標に徹底的にこだわる思考が求められます
目標設定:いつ、どこで、誰が、誰に、なぜ、何を、どのように、いくらで?
リスクマネージメント、リスク特定
キックオフミーティングでは意識を低下させる言動は避け、個々のアクティビティの詳細までは言及しない。詳細は別途個別で
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職場で“プロジェクトチーム”という名前で行事の運営をしているのだけど、運営が下手だったりして、参考にできることがないかなぁと思い読んだ。
試験勉強や引越し、旅行、飲み会、就活、結婚式なども、「独自の目的・目標」と「期限」があるという意味でプロジェクト、というのになるほどってなった。
ゴールから考えるて全体のスケジュールを共有して見通し持たせて…みたいなのは是非習慣づけていきたい。
保育で子どもにやってることでもあるけれど。
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PM試験対策を通して、理論的な部分は学習できているが実践的な部分をあまり理解していなかったので、本書を手に取った。
以下は個人的にためになったポイントである。まだまだPMという立ち位置ではないが普段から意識して取り組んでいきたい。
・【基本】PMはどうしたら制約の中で目的・目標達成できるかという目的・目標に徹底的にこだわる思考が求められる。
・【目標設定】常にゴールから考える。メンバとの明確な目標共有(イメージがズレていると大変)
・【計画】行動しやすいサイズに細分化する。学生症候群、パーキンソンの法則を意識。QCDの観点を持つ。リスク管理。上り坂、下り坂、まさか!。
・【実行】様々な人間力が必要。キックオフミーティング。衝突は当たり前。自転車とPJは似ていて、こぎ始めが一番力を使うが進み始めると一定の力で一定の速度で進む。
・【思考】制約があるからこそ目標設定、計画、実行ができる。プライベートでもPM思考で考えてみる(スコープvs時間vs資源vsコストの視点)
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はじめてプロジェクトマネジメントを行うときの入門書としても良い。
実践時の留意点が豊富。
プロジェクト立ち上げの補助や主体者を何度かこなしたことがある立場からは、過去の取り組みの検算としても有効性を持って読むことができた。
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計画性が足りないと言われたため、購入。仕事をしていても、誰からも計画の立て方や、協業での進め方を教えてくれないので、具体的な方法について体系だって書いてある本書は非常に有用であった。特にプロジェクト憲章作成→スコープ記述書→ガントチャートまでの落とし込みは、段取り8割の最善の方法だと感じた。内容が非常に濃い分、プロジェクトを進めながら、再度、要所要所を読み込みたいと思う。
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ものすごく実践編で、教科書に置いておきたい一冊。
規模が大きくなればなるほど丁寧な進め方が必要だなと。
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心構えから実践に至るまでこの本一冊で最低限な必要なことは書かれていたように思う。伝えたいことが整理されてわかりやすく書かれてもいるが、如何せん書籍としては読み進める楽しみが少し足りなかったように思う。
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大学生の時のインターン先でもらった本。当時はプロジェクトマネジメントをやる立場にいなかったために、その丁寧さに気づくことができなかった。しかし、今回改めて読み直してとても学びになることが多かった。
以下、個人的「へぇ」ポイント。
a. WBSとガントチャート作成時には、持ちうるリソースを使って時間を短縮できないか検討する。
b. バッファはプロジェクトの後半に多めにすると浪費することが少ない。
c. 予算の見積もりには3種類ある。
類似見積もり
係数見積もり
積算見積もり
d. コストオーバーしたらやること3つ。
①ステークホルダーと交渉し、リソース、スコープ、時間の最適化を図る。
②WBSの要素を他のものに代替できないか検討する。
③プロジェクトの要素の順番を再検討する。
e. コスト管理表は計画のものと実際のものを作ることで、後々類似見積もりとして使えるようにする。
f. リスク管理
- 脅威と好機どちらも予測しておくこと。
- リスクも①起こる確率と②起きたときのプロジェクトへの影響で対策の優先度を考えておくこと。
- そのリスクがプロジェクトにどのよう影響を与えるか。品質、費用、納期?
g. プロジェクト計画に際して、「やらない」こと!
- いつまでも計画しない
- 一人で計画しない
- 複雑にしない
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異動後初めて読んだこういった類の本
これを読みつつPJキックオフとかすすめていたが、もういいかなと読まなくなってたものを、3ヶ月ぶりに引っ張り出して読んだら、あのときは何も響かなかったフレーズがあれもこれもグサリと刺さる!手を広げてあれこれ読んだり聞いたりも大事だけど、いったん一つに集中してみる、立ち返ってみる、ということは大事なのかも
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かなり細かい粒度というか、硬めな会社を想定した内容も多いので、それぞれの役割や会社フェーズ踏まえて、必要箇所を読むのが良さそう。
その上で、体系的かつ詳細に書かれているので、一通り何をしたら良いかの全体像は理解できそう。
ただ、やはり教科書的な側面が多い印象で、実際はこうすんなりいかないなとも思うので、これを見たら完璧になるわけではもちろんない。