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紙の本
高橋和巳氏のミステリアスな展開の中に民衆と権力、さらに罪と罰の根源を問った傑作です!
2020/06/11 11:09
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和に活躍され、『悲の器』で文藝賞受賞も受賞されたこともある高橋和巳氏の代表作の一つです。内容は、60年安保闘争下の京都が舞台で、落合刑事は強盗容疑者である村瀬を単独で調べ始めるところからストーリーは始まります。特攻隊員として国家のために死を決意しながら生き残った刑事と、8年前の戦後激動期に革命の尖兵として火炎瓶闘争から殺人にもかかわった容疑者ですが、執拗に容疑者の過去を探る落合刑事の胸に、いつしか奇妙な共感が生まれていきます。一体、どういった共感なのでしょうか?ミステリアスな展開のなかに、民衆及び個人と権力、そして、罪と罰の根源を問う高橋和巳氏の傑作中の傑作です!
紙の本
どす黒いほど暗く
2017/10/24 11:40
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
究極的な敗北をテーマに、戦後日本の精神的な暗部を覗き見させ、隠蔽と謝罪不可という権力の根本を思い知らせる書。
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