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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のテーマは政治家。
まだまだ男女平等とは言えない日本において女性が政治家となることの難しさ、その中で総理大臣を目指すことがどれほど困難か。
自分の信じる正しいことを実現するには総理総裁を目指さなければならない。
だからと言って法を守らなくて良いわけではない。納得ずくかもしれないがパートナーを身代わりにして良いわけでhない。それを止められなかったパートナーはパートナー失格。
天はそれを許さない。
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【『売国』につづく富永検事シリーズ第二弾!】若さと美貌を武器に総理の座を狙う越村みやび。そんな彼女に致命的なカネの問題が浮上。東京地検特捜部のエース富永が動いた!
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近未来の話で、武装が許されている警備員達。日本は荒れてすさんでいる。敵と戦うので警備員とういうよりボディガードといった方がよいかもしれない。仲間たちがどうなったのかわからずに終了してしまい、次作があるのかもwww
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冨永検事シリーズ第2弾。
厚生労働大臣である越村みやびは、日本初の女性総理として任期満了を迎える黛新太総理の後任に名乗りを上げる。しかしながら、社会福祉制度改革のパートナーであった楽田の会社からの収賄疑惑で告発され、東京地検の富永が捜査にあたる。目立つ彼女を貶めたのは誰か、そして彼女は。。。
村越みやびのキャラクターがいま一つ共感できなかった。酒蔵出身とういことで、もっと日本の良さや高齢者に対しての現状を憂い、凛として立ち上がる、というようなことを期待したのだが。
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いつもなら 進むのに 今回は やっと読み終わった感じ
自分に合わなかったかも
検察 女性総理候補 資金援助
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最後まで越村みやびが黙秘するところは良かったが、何故こんなにも頑ななのかの描写が甘いような気がしました(ただ単に私の読解力が無いだけかも)。まあ普通にエンタメ小説ですね。タイトルも何か?な感じです。「夫唱婦随」ならぬ「婦唱夫随」とか?
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高齢者に対する社会福祉サービスと権力闘争に関わる話。何の為、誰の為の政治活動かを一人一人が見つめていく必要があるなと感じた。メモ。
(1)今やまともな人は政治家になりませんよ。‥敵を作らず些事に拘らずその心持ち行雲流水の人物こそが総理にふさわしい。
(2)確証が手に入るまでは上司にさえ報告しない。特捜検事の鉄則だった。
(3)国の主導で新しいビジネスが動く時は何らかの利権が必ず生まれる。その利権は大抵、大物政治家に近い場所にいる連中が独占する。
(4)不倫だろうが何だろうが男と女になんて好きにやればいいと思っていた。この手の話を騒ぎ立てるのは本当は不倫したいくせにデキない奴らのやっかみだとすら思っている。
(5)人間の器が小さくなるとプライベートでのカネの使い方がせこくなるくせに、細かい見返りばかり期待する様になる。
(6)狙いを定めた企業に対しては社内情報に詳しいお友達を作るのが神林の記者活動の基本だ。
(7)状況に対する最適値を愚直に探し続ける。これは政治活動と同じ作業。
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大物政治家と検察、記者のかけひきが面白かったです。最後、みやびは黙秘のまま起訴となりましたが、果たして冨永は勝ったと言えるのか?淡々と終わった最後の一文からは、代わりに首相になった者も利権欲の塊でしかないものに思われ、正しいことをしても巨悪は滅びることがないという、ただむなしさを感じてしまうラストでした。それでも冨永は職務を全うしていくのでしょうが。。。
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若さと美貌で国民的人気を誇り、初の女性総理を目指す越村みやび、福祉の充実を目指し清廉潔白のはずが疑獄事件の渦中に巻き込まれる。最後は彼女と関係ないところでストーリーが進み、なんともすっきりしない終末に。彼女のキャラも前半と後半では大違いで違和感満載。残念。
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たまーにこういう系?(探偵モノじゃない社会派)を読みたくなるんだけども、いわゆる一般的なミステリーばっかり読んでるもんだから、ミステリー感とでもいうべき、隠された動機とか、トリック的なこととか、そんなものを前提にしちゃって、読んだ後「なんだかなぁ」と思ってしまう悪い癖がある。
これも読後感という意味ではそうだったんだけども、世相を捉えたものとして考えれば、これから日本(ってか、これまでも)におそらくよくある光景なのではないかと感じ、自分はどうすべきなのかなぁと考えてみたりする。
終わり方としては、もう少し突っ込んで欲しかったなとは思うけども(笑)
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20171124 女性初の総理を目指す越村を起訴しようとする敏腕検事の富永との闘い。結末は、ちょっと知り切れトンボ感があるが、終盤までハラハラして読めた。
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著者初読み。初の女性総理誕生かという次期総理候補の女性政治家とサ高住をめぐる問題という福祉の話がメインと感じたが、女性政治家の金銭に絡む問題が重要な事件ではないかと検事が女性の身辺を調べているうちにある男性の存在を突き止め、政治と金の問題へと発展していく。政治家は国を良くしたいがためのお金の使い方を一歩間違うととんでもない方向へ向き、犯罪絡みの大きな問題と大きな代償へと繋がる怖さを感じる。適正な方へ使って欲しいと常々感じる。最後に女性政治家の夫の自殺にモヤモヤした終わり方で、次がありそうな含みを感じる。
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『売国』につづく冨永検事シリーズ第2弾。
サービス付き高齢者住宅(「サ高住」)に関する諸問題を題材にしたお話。
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若さと美貌を武器に総理の座を狙う越村みやび。そんな彼女に致命的なカネの問題が浮上する。東京地検特捜部の冨永真一の追及に、越村みやびは沈黙という戦闘態勢に入った-。『産経新聞』連載を加筆修正。
検察の標的は初女性総理目指す政治家。旦那(最後に学生時代の革マル派の襲撃で不能者であることがわかる)は女性の家に婿養子の酒造会社社長兼政治研究家。
妻が贈収賄で逮捕され黙秘を続ける。全ては自分の一存で妻は傀儡と遺書を書いて故郷金沢大跡地で飛び込み自殺
それでも女性政治家は罪を認めない。現総理はこのゴタゴタで3期目に突入。(物語終了)
みやびに金をわたしていたのは医療ビジネスで大儲けをたくらむコンサル楽田。ケイマン諸島に100億円の預金あり
社員が現金を運ぶ。ゲート前のトイレに隠す。清掃員が拾う
このシステムを構築した会社社長を逮捕
楽田の妻が贈収賄の証拠を持って検察の密告
同期は?夫が面白くなくなったのでエールだ
子供の書いた者写真で楽田は落ちた
3億円を受領したのは夫。車を受領したホテルの駐車場でこすっていたのを新聞記者が検察官にリーク
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女性総理 越村みやび が誕生する直前の出来事。
現在の黛総理のマウンティングが、
実に巧妙で、スキャンダルを利用しながら
人を操っていく。頭が上がらないようにする。
越村みやびが、政治献金と賄賂の区別が
明確でなく、賄賂に手を染めていく過程が、
もう少し 心理的葛藤があってもいいのだが。
それでも、清廉潔白と言い切るには無理がありそう。
富永という検察のエース。その上司の羽瀬。
羽瀬は癖がある。豪胆で、狙いも特捜だ。
特捜の手口があからさまで、特捜がメディアにリークして
犯罪の既成事実化していく姿は、日本の暗部だね。
神林という新聞記者のエース。その上司の東條。
なぜか、富永とは背とよく似た関係になっている。
記者と検察の深いつながりが見える。
3億円を受け取った俊策が、会社の1億円融資で
あたふたしているのは、どうかな。
それにしても、結末が結末として、闇の中に放り込まれる。
実際の政治は、もっときな臭いだろうけどね。