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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
長州力(本名・吉田光雄)が在日朝鮮人でミュンヘン五輪のレスリング韓国代表だったことは、すでに知っていた。でも、じっくりと人間・長州力に出会えたような気がする本だった。もちろん、私は彼の大ファンです
あと、少し足りない気がする
2015/09/23 08:21
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投稿者:キムタカ大木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大体、知っている内容(プロになるまでを除く)で、新しい発見はない。
きちんと、取材もされているので、おもしろく、読めたと思うが、想像どおりの
内容であった。
個人的には、北米タッグを獲った前後を、詳しく、知りたかったと思う。
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昭和の新日本プロレスを少しでも好きだった人にはぜひ読んでほしい。ウソや適当な話ばかりのプロレス本とは明らかに取材の量も質も異なる。WJ以降の長州はリアルタイムではあまり追っかけてなくて初めて知るようなことも多かった。少年時代から新日入団までの話はほぼ初めて聞くエピソードが多くてとても興味深く読んだ。新日全盛期、ジャパンプロレス・全日、新日に戻って以降の話はリアルタイムで見ていたけれども、見えないところでの魑魅魍魎とした数々の話もとても面白かった。そして登場する数々のレスラーの人柄もすごくよくわかるし、嫌いだった奴はやっぱりくそだったと思わざるを得ない、特に北尾な。あいつは本当に最低な男だ。そして前田、越中、ヒロ斉藤、藤波、グラン浜田とかはますます好きになる。残念なのはマサさんとWJが原因で疎遠になってしまったことかな・・・。
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昔、新日の会場に一緒に通っていた後輩から借りて。著者と長州が並んで本書を売り込んでいる動画も発見。不機嫌じゃない長州に戸惑いを感じてしまう世代です。真説とありますが定説に思えてしまうのは、あまりに自分がプロレス情報に触れて来たからなのか、長州のインタビューが赤裸々モードに突入していないからか…今、新しいターゲットに再び盛り上がっている(と、聞く…)新・新日ではなく旧・新日の興亡の歴史は、もはや「平家物語」や「太閤記」のような定番の集団劇になっているようになっているのかも。
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文字通り、長州力についてつづった一冊。
自伝的なものや、対談集はあるが、これは幼少期から丹念につづっている。
また、プロレスファンなら知っている話が多いので、非常に読みやすい。
逆に言えば、幼少時代や海外修行時代の話は少ないわけだけど。
記述に関しては、周知の話が多いながら、それを裏付けるべく細かい時系列や金の流れを丹念に追っている印象。
色んな関係者の話が出てきましたが、一番印象に残ったのは大仁田選手でした。
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まず取材力が違う。多くの関係者から取材を行い、協力者の過去の発言と今回の取材での矛盾点を突いて1つずつ真実を裏付ける確認作業が丁寧である。
自分は三銃士世代の為、デビューから移籍や出戻りの経緯を詳しく知れたのは良かった。
ただページ半分でやっとジャパンプロレスとややテンポに遅さを感じ、新日現場監督時代の話はスッポリと抜けてある。長州が売り出したかった選手やそのギミックや、逆に選手から提案されて却下した案など聞きたかった。
現在もトレーニングに新日道場を使ってる手前その辺はNGなのか、代わりにWJの話が解禁になったのは新鮮だった。今回で最後との事だが次があるように感じた。
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プロレスに夢中だった頃、彗星の如く現れ、サソリ固めという必殺技を駆使する長州力にわくわくしたことを思い出した。
その陰では多くの苦労があったという事がよくわかった。
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よくぞ語ったと思ったが、引退後人気タレントになった現在を考えると、長州は昔からクレバーだったということ。
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ど真ん中こと、長州力の半生を居ったノンフィクション。
本人もさることながら、周辺の人物に丹念なインタビューを繰り返
し仕上げられた力作。長州だけに(^^;)。
・・・まぁ、本来の僕ならば間違い無く“買ってはいけない”本である
ことはまぎれもない事実。なんつったってこの本は、あの長州力に
関する本なのだから。
ハッキリ言って僕は長州力が嫌いだ。嫌いな理由はここでは書きき
れない(^^;)。長州の試合は生で百回は観ているし、映像であれば
もう何百試合分観ているか解らない程。ただし、ある一時期を除い
て長州を応援した覚えが無い。この時期と言うのは全日本プロレス
参戦時。「お前がダメだと新日本がダメだと思われる」、という
感情から、本当に仕方無く応援していただけの話。
そんな長州の本を何故読もうと思ったのかと言うと、先にこの本の
取材を受けた他のレスラーが多媒体で受けたインタビューを何本か
読み、興味が沸いたため。おおよその人たちは辛辣であり、罵詈雑
言の嵐。どんな酷い本か確かめてやろう、という凄く否定的な理由
で入手したのだが・・・。
思った以上にちゃんとした本だった。
特に学生時代、オリンピックに出場を果たす程優秀だったアマレス
時代の記述はある理由からこれまで表に出ることは殆ど無かった。
その部分が読めただけで吉田光雄というアマチュアレスラーとその
周辺の名選手たちに興味が沸いたし、同じくこれまで語られる機会
の少なかった最初の海外遠征時のエピソードにはいわゆる“下積み”
の苦労が滲み出て、読み応えはかなりあった。
しかし、この内容を「真説」とするのはどうかと思う。コレはマジ
で。新日本プロレスをこれまでの新日本では無い組織にしてしまっ
たのは間違い無く長州であり、全日本時代にジャンボ鶴田とブルー
ザー・ブロディに完封され、全日ファンにニヤニヤされたのはトラ
ウマになりそうな屈辱だった。そして何より、大失敗していろいろ
な選手の将来を変えてしまったあのWJは、長州の我儘で出来た団体
だと言うことに間違いは無い。そういう、圧倒的な罪が明確にある
のに、論調がやや「いい話」になっているのは、ちょっと納得がい
かない。
ただ、長州力というプロレスラーのキャリアに基づいた関係者への
インタビューには一読の価値あり。残念ながら、僕の長州力という
プロレスラーへの評価は全く変わらなかったけど。
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よく調べて、資料も読んで、人にも会っているのだが、例えば試合内容や展開などについて全く書かれていない。結局は巷間伝えられる噂話やゴシップについて聞いているだけの暴露本としか思えない。
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昭和のプロレス少年は、長州力の入場曲「パワーホール」を聞くとアドレナリンが出る。リング上の殺気立った勇姿が忘れられない。本書はそんな長州の半生に迫った作品。門外漢の筆がプロレス村のフィルタを廃し、素の姿を映し出す。
無骨で不器用で仲間を大切に想う彼の人間性は、長州革命、全日参戦、WJの起動と崩壊などでの行動や言動を通して伝わってくる。貴重なドキュメンタリー。
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2017.6.6読了。図書館で借りた。
とても長かった。
長州以外のプロレスのこともいろいろ書いてあります。
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昭和のヒーロー長州力
あまりに寂しい。谷津との決裂は知ってたけど、キラーカーン、マサ斎藤そして佐々木まで不仲になっちゃったとか。寂しいな。
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もちろん、昭和プロレスファンとしてメチャメチャ引き込まれる逸話の数々が語られているんだけど、それ以上に人間 長州力=吉田光雄 のドキュメンタリーとして読みごたえあり。
両親が朝鮮半島出身、レスリングのミュンヘン五輪代表、渋々入ったプロレス界、でもプロレスという魔界のど真ん中を、最強レスラーとして、変わらぬ姿勢で走り続けた人生。インタビューからは、心優しい吉田光雄の素顔が感じ取れます。
同世代の昭和プロレスファンにはお薦めです。
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ノンフィクション作家が追った、プロレスラー長州力の生涯。90年代のプロレスに興味があれば、読んで損の無い、高いクオリティ。
長州力の生涯に迫っていくと、自然とそれがアントニオ猪木の狂気的存在に接近していく。エピローグで語られる、猪木の戦慄の一言が印象に残った。