暗黒結晶 ディープ・ファゾム（下） みんなのレビュー

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投稿者：ナミ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

全く期待を裏切らない面白ネタてんこ盛りの冒険活劇に大興奮。海底火山噴火・大地震、海底の謎のエネルギーを放出する“結晶体”、アメリカ合衆国大統領専用機“エアフォース・ワン”の墜落、失われたムー大陸の謎に、米中戦争まで絡め、主人公ジャックに強い憎しみを持つ敵役を配置、そしてお馴染みの恋愛物語までというこれでもかの大サービス。また、本作品の面白さは時間が遡ってしまうという著者にしては珍しい結末。ちょっと騙された、やられたという感じも無いではないが、これほど楽しませてもらえれば文句は言えないでしょう。
　本作品は、601：『地底世界サブテラニアン』（扶桑社ミステリー、2016年1月10日、扶桑社／原著初出：１９９９年）に次ぐジェームズ・ロリンズ名義の３作目だという。なお、３作目の『Excavation』（2000年）はまだ邦訳版が出てないらしいのが残念。

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投稿者：ごんちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ジェームスロリングスの作品でタイトルと内容がわかりにくいものはないと思いましたが読んでみて納得しました。恋あり中国との戦争ありで面白い冒険小説になっていたと思います。沖縄が舞台として登場するところも魅力の一つです。