電子書籍
神様の宴会に
2018/09/20 10:27
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投稿者:ばらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作を読んでから、2をよみました。2から読むと流れがほんとわかりにくいかも。神様の宴会に招かれてそこでおこるいざこざが書かれています。やきもちがすごくて、主人公とすれ違うかみさま。主人公が宴会でちやほやされるのをみたら心配にはなるとおもうけど、結構子供っぽい感じがします。1のほうがおもしろかったかも。
紙の本
「狗神の花嫁」続編
2013/07/17 11:33
9人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「狗神の花嫁」の続編になります。
狗神の楠月白(攻め)と狗神の伴侶となった人間の青年、比呂(受け)のお話です。
前作の比呂はとにかく自分勝手なおばかさんでした。
なので二作目となる今作は購入するぺきかとても迷ったのですが、
某ショップの限定ペーパーがどんな内容なのか読みたくて買ってしまいました。
しかし、やはり比呂は比呂。前回よりもパワーアップしたおばかさんに成り果てておりましたよ・・・
比呂のことを心から想ってくれる狗神や藤、茜のことを一切全く横に追いやってまで
他の神を助けようと自分勝手に行動します。八咫と鈴弥まで巻き込みながら。
まだ自分の足元も固められていない比呂に他人のことをとやかくかまう資格はありません!!
それに狗神と一緒になってまだほんのわずかの時間しか経っていないにもかかわらず
自分が死んだあとの狗神のことを最初から最後までぐたぐた考えている比呂。
今、そんなことを考えなくちゃいけないの?もっと違うことを考えなよ!!!
そんな死ぬことばかり考えて明日、生きていけるの、比呂・・・
そりゃ明日死ぬかもしれないけど二人の時間は始まったばかり。もっと前向きに生きてよね。
比呂のどん欲なまでの後ろ向きな考え方に始終イライライライラしました。
あぁ、ここまでおばかさんだとは・・・
当て馬の青月も結局何だったんだ、という結末のつけ方。
あとがきで作者さんが「いつもマイナス思考に陥り云々」と書かれていますが
作者さんの性格そのままが比呂なのかも、と納得しました。
SSペーパーは狗神と藤のほんわかしたお話で最後の最後に和みました。
よく考えると比呂が出ていないのです、このSS。だから綺麗に纏まっているのかな。
それにしても、久しぶりに途中で読むのをやめようかと思った作品でした。
次が出る様なら、たぶん購入は見送るでしょう・・・
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラブラブ蜜月物語かと思いきや、愛し合うがゆえの不安や愛し続けることの難しさにスポットを当てた奥深い話でした。
でもこういう問題に千年生きて延々人の世の営みを見守ってきた神々が、今更直面するというのはちょっと青臭い気がしないでもない。
あと比呂の暴走っぷりに若干イラッとしましたw
でもシリアスになりすぎず適度に甘く適度に可愛く、全体的にバランスの良い一冊だと思いました。
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内容が濃いかったですね。なんだろ?嫁になって甘々のお話かと思いきや、ものすごく深いお話。もし自分が死んだ後も相手が幸せであって欲しいとか、相手がもし死んでしまったらという、もし・たらを題材にしてましたね。そして珍しいというか突っ走って失敗して後悔してと結構かっこ悪い?大円満という終わり方ではない方向に進んでお互い、自分の気持ちを見つめなおしての円満な終わり方ってのがこういうデリケートというかもし・たらという実際今起きていない物事への不安な気持ちを生きる力に変えるお話と言う感じでとても良かったです。
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愛するほど弱みとなり、弱みを持つというのは、怖いことですね。
でも、その中で家族愛が育っていく読ませるお話。
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神様×20歳の人間♂の婚姻譚、続編です。
前作を読んでからの方が楽しめると思います。
新婚ホヤホヤの二人の甘いイチャコラがメインかと思っていたら、もっと真面目なテーマになっていました。愛するとはどういうことか?という恋愛の本質に向き合ったストーリーです。
誰かを愛することは大切だけど、愛したからからといって一心同体になれるわけじゃありませんよね。食い違うことだってあるし、ケンカだってあります。
きれいごとだけではないのが現実。
そのあたりのことが、真正面から描かれていてしみじみしてしまいました。
前作よりもいいんじゃないかと思います。
相変わらず神様だけに不遜な狗神。それでも愛情表現はだんだん人並み?になってきていて、比呂と同じく成長しています。
そんな二人を見守る藤と、あどけない茜が、さらに欠かせない存在となっていて、注目です。
今回新婚の狗神は、8年に一度八百万の神々が集う宴で、みんなに伴侶の比呂をお披露目させられることになります。
比呂はその宴に行きたがるのですが、狗神は気が進みません。なぜなら双方の思惑の先には、青月というもう一人の狗神の存在があるのです。
人を愛することがどんなにエゴイスティックなことかを再認識させられるシーンがいっぱい登場します。
比呂は狗神のためを思って、青月に会いたいと願います。でも、狗神はそんな比呂の行動が危うくて心配で心配で仕方ないんです。だからこそ、がんじがらめに束縛しようとするのですが、そんなこと比呂にとっては心外なやり方なんですよね。
相手を思ってやっていることが、結局自分が安心するため、気が済むようにするためだったりすることって、自分にもかなり思い当たるフシが…
そんなエゴすらも受け止める心を持つことこそが、愛なんでしょうか。
未熟者ですのでまだ修行が足りないのですが、それでも狗神と比呂のかかわりからいろんなことが見えてきました。
青月は、ほんとに自己チューだったと思いますが、小さな子供を連想させる存在でした。言ってきかせてもなかなか真意が伝わらないところなど気をもみました。でも、やはり神様なのでいちからやりなおしてほしいですね。この結末は大正解だった気がします。
シリアスなテーマだったけど、糖分もしっかりあるのがよかったです!
下界にお出かけのシーンはとても楽しめました。ファミリーな雰囲気になごみます。その後、いろいろあったりするんですけどね。
Hシーンもさりげなく甘くて、超ラブラブ。新婚旅行もすごいイチャコラお風呂Hにあてられました…こすぷれ、もでる、狗神さまかわいいです。
amazon限定SSは、「藤と仔いぬの神」。母の思いそのものですね~狗神のまだ幼かった頃の思い出話が描かれています。藤の過去の恋愛が異常に気になり始めました!ひょっとして…?と思わせることが。
すごくいいSSでした。
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攻めも受けも子供なんだよなぁ。
なにせ自分の中の思いってのが第一で---それは相手のことを思ってのことなんだけれど---譲らないから大変なことになるんだよ。
もうちょっと相手のことを『思う』だけじゃなくて話そうよ?ね?ww
相変わらず茜がかわいい、1作目より幼児化したような気がしないでもないけれど可愛いから許す!
そして新キャラ山吹……ww 彼が絡んできたらこのお子様夫婦がいい具合に変われそうな気がする。
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狗神の不安を取り除こうと頑張る比呂くんがかわいかった。すれ違いラブはいいものです。少しずつ互いに成長していく二人の今後が是非とも読んでみたい。家族が一気に増えてにぎやかな生活なんだろうな。やたの神と鈴もしょっちゅう遊びに行けばいいよ。
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狗神の花嫁の続編です。
新婚生活のふたりがすれ違いまくるお話でした。
前回、藤のもふがあれば最高だとかのたまってたら、今回
神々の宴に出席するにあたり、本当に藤のもふを見られるとはっっ!!
狗神がもふで茜がもふもふで悶え狂いそうなところに、
藤のもふですよ。
宴に出たら出たで、同じ狗神の青月ももふもふときたもんだ。
もふもふ天国を堪能できる1冊でしたが、内容は重め。
愛してくれた人を失ったことから祟り神になりかけている
青月をなんとか救いたくて、あれやこれやと行動する比呂と、
比呂を失うかもしれない不安に押しつぶされそうになって
始終ピリピリしてる狗神がすれ違いまくってます。
結局の所、狗神も比呂も青月も全員が全員考え方が幼く、
自己中心的だったゆえに起こったことでは……と思うのですが、
最終的には丸く収まり、家族も増えて一件落着。
狗神の眷属も戻ってきたことで、また賑やかになるなと
思うと、是非とも続きが読みた~い!
アホな山吹が藤に叱られつつ、尻尾振って伏せする姿が
見たい!
というわけで、山吹と藤がくっついてしまえば楽しいのに、
という気持ちを籠めてスピンオフ希望。
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続編。人間の比呂が狗神の嫁になってからのお話。
新米伴侶とはいえ比呂が暴走しすぎで、世話役の藤の苦労がMAX。今回は比呂の単独行動が多くて狗神の影が薄かった・・・。