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【わたしはほしのこ 名前は 天】わたしは父に連れられ遠くの星から来たらしい。父がそういった――芥川賞作家が、子どもとかつて子どもだった人に贈る命の物語。
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大人になるにつれて学んだこと。論理性、客観性・・・・。
それらと引き換えに失った子どもの頃に持っていたはずの大切なものたち。
大人になって身につけたフィルターを通さない世界がここにはある。
この作家の本、私は好きです。
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とっても不思議な世界観でした。
ほかの星から来た子供。名前は「天」。
父が居なくなってから、出会った昆布ばばあ。
飛行機乗り、逃げなかった彼。彼を撃った男。
ルルという小さな子。
もう、いろいろと不思議で誰が誰だか、なにがどうつながっているのか…。
けれど、戦いで傷ついた人や想いは伝わってきて、なんだか哀しくて切ない一冊でした。
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わたしはひとりじゃない。
夜、見上げれば、わたしには
わたしが生まれた
あの赤い星の近くの星が見える。
子どもと、かつて子どもだった人へ贈る物語。
芥川賞受賞第一作!
【出てくる人】
天――海辺の小屋で暮らす少女。父は大雨の日、山から星に帰ってしまった。
ルル――その冬はじめての雪が降った日、小屋にあらわれた女の子。
飛行機乗り――山に、飛行機が落ちてくる。飛行機乗りは、ケガをしている。
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没入しながらも淡々と読んでいたが、最後の一行でまさかの大号泣。自分でもびっくり。
リアルブックサンタ候補にあげるも、子どもたちにとってこの世界観はありふれた日常なのではないだろうかと、ふと思う。