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投稿者:うぴん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドキドキが止まらない1冊です。
いつ、嘘がバレるのかほんとにドキドキしました。
でも、バレたあとすっきりと次はまた別のドキドキが最高でした!!
お気に入りになりました
2021/03/10 16:09
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投稿者:Shin - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤から中盤は、読むのが少しキツかったです。
決して内容が酷いとか、そう言うのじゃありません。
ただ、主人公の気持ちが強く伝わってきて、共感性羞恥心のようなものが生じてしまったのです。例えるなら、校則違反が教師にバレた日の翌日、学校に行きたくない気持ちと似ていると思います。もちろん、学校でいつ呼び出されるか不安なのは嫌ですもんね。
でも終盤にかけては、ハッピーエンドに着実に近付いているのが分かってサクサク読めました。
気づいたら、ドキドキのベクトルが"序盤中盤"と"終盤"で変わっていて、とても素敵でした。
もし、序盤から中盤にかけて私と同じことが起きたら、交換日記の相手の言動に注目してください。
意味が分かると、逆に読む手が止まらなくなるかも知れません。ニヤニヤも多少なりと発生するので、周りに人がいる場合は注意をしましょう。
読んでよかったです。
THE王道! 心の微妙な揺れ動きは細やかで見事!
2018/11/28 10:19
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説をたくさん読んできた人だったら、あらすじと第1章を読むだけで、今後の展開があらかた予想できると思います。
そして、その予想はきっと大幅にハズレではないでしょう。
それほどまでに王道を貫いています。
各章のエピソードも王道が多めで、目新しさはないかもしれません。
でも、それでも読み飽きないのは、登場人物の心情(ヒロインの目線でストーリーが進むので、心情といってもヒロインだけのものですが)の機微が豊かに描かれていて、もどかしい気持ち・ウソをついてしまう気持ち・罪悪感や劣等感・愛情・思慕などが痛いほどに理解できるからだと思います。
青春時代を生きている人、青春時代の思い出が色濃く残っている人には、ヒロインの気持ちが手に取るようにわかるのではないでしょうか。
意外な展開などを好む人には合わないかもしれませんが、王道の恋愛を辿りたいという人にはオススメです。
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ケータイ小説と言われて納得する小説。
特にクセはなく、盛り上がりもさほどなく、つまらないかと言えば酷評するほどつまらないわけではない。全体的に超微妙。
主人公が相手役に惚れた理由も微妙だが、相手役が主人公に惚れた理由はもっと意味不明。作中では自分の意見を持っている人と評されているが、考えなしなだけだと思う。
最後まで読んでみて、こりゃ数年後には破局だなと思った。
数年後また読んだとしても、内容を忘れていそう。
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題名から大筋の内容はわかるものの、どうなっていくのかが気になり一気に読んだ。ページ数はあるけど読みやすい。序盤、まわりくどくて展開も同じで少しイライラした。中盤から終わりにかけて、交換日記のやりとりが読みやすかった。終わりの辺りではスッキリ&じんわり。読み終わったあと、もう一度ページを戻って確認したくなる本。ケータイ小説だということを後で知りサイトでみてみた。横書きの文字だとスンナリと更に読みやすい。
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『交換日記』という昭和を思い起こさせるツールが今新鮮に感じます。言葉を自分の中で何回も校正して温め文字に起こす時間=相手を想う時間、と思うと一層味わい深いものです。考えすぎてしまって思ったことが言えない希美の性格に、最初のうちはイラっとしてしまいましたが、友人の江里乃や優子がそういった所も美点の一つとして認めているのを見て(読んで)、「何と懐の深いいい友人たちなんだ」と、自分の大人げなさをチョッと恥じましたw。
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好きだ―。高2の希美は、移動教室の机の中で、ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校で人気の瀬戸山くんだった。同学年だけどクラスも違うふたり。希美は彼を知っているが、彼が希美のことを知っている可能性は限りなく低いはずだ。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れた希美。その日から、ふたりの交換日記が始まるが、事態は思いもよらぬ展開を辿っていって…。予想外の結末は圧巻!感動の涙が止まらない!
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自分の気持ちを伝えることの大切さ。それにより世界が変わる。
恋愛だけではなく、友情も描かれている。
自分も希美のように意見が言えないことがあり共感。
終盤は恋も友情も感動の嵐!!
話し方や流れが、うーんと思う所もあったけど、最終的に読んでよかった✨
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優しくて気弱な女の子を心情を丁寧に丁寧に描写している。夢中になって読む系ではないが、ほのぼの読める。
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“好きだー。”ひと言書かれた手紙。その日から学校で人気の瀬戸山くんと始まる交換日記。嘘から始まった恋の結末は…
あー、もぅ好き、好き、大好き。
切なくて切なくて…涙かとまらなくて最後は感動の涙
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人間違いから始まった交換日記から始まる恋愛小説。
結末もお互いの気持ちも見え見えなんですが、真っ直ぐな青春で良いですね。
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心が荒んでる自分も悪いけどくさすぎた
あまっあまでなんかあんまりだった
でも読みやすくてサクサク進めたのはめっちゃ最高
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何も読むものが無くなり、家にあったこの小説。普段だったら間違いなく読まないジャンルだけど、【予想外の結末は圧巻!】の文字に興味を惹かれ、読んでみた。
まあ、結末は予想外どころか、間違いなくこうなるでしょ!といった結末であったが。
とにかく最初は主人公の女の子、黒田希美の優柔不断な性格にイライラ。そして、ドラマとかだと結局は江里乃と瀬戸山がくっ付いて、希美は脇役になるパターンだったりするのかな?そして、そうなって欲しいなぁ。
なんて思いながら読んでいくと、不思議なもので、いつのまにか希美を応援してしまっていた(笑)
さて、内容はともかく、思春期の甘酸っぱい感じを十分に味わいながら読めた。イライラするかもしれないが、たまにはこんなのもいいかもしれない。
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「赤い、告白」
机の裏に貼られた手紙。
彼は何故他の人に読まれる可能性もある方法を取ったのか謎だが、彼女があの席に必ず座っているという確信があったのならあんな間違えが起こる筈ないのにな。
あれだけ色々と悩みながら書いていた彼女だったが、もっと早い段階で自分の事を尋ねていれば傷は浅かったかもしれないな。
「黄色い、嘘」
本当を隠して彼女の振りを。
あの場で間違いだったと言えたら良かったのだろうが、少しの出来事のせいでその言葉を伝える事が出来ずこのやり取りを続ける事になるとは。
彼女自身が終わらせたくないという意思もあるのだろうが続ければ続ける程、本当の事を打ち明けた時に相手がどれだけ傷付くか分からないのだろうか。
「ピンクの、恋心」
気付きたくない自分の想い。
二人のどちらにも言い出せない理由は、彼女自身が彼に想いを寄せ始めているからであり嘘でもこの関係を辞めたくないからだろうな。
思わずやってしまったというのが正しいのか分からないが、行動だけ見ていると彼の想い人は本当に彼女の友人なのか少し疑問に思えてきたな。
「青い、勇気」
バレてしまった嘘のノート。
何が原因で気付いたのか分からないが、もしかしたら彼女と二人きりになった時勘のいい彼なら普段のやり取りと何か違う事に気付いたのかもしれないな。
自分の意見を持ちそれを言葉にするのはとても勇気がいる事で、もし否定されたらという恐怖に潰されたら曖昧な発言しか出来なくなるだろうな。
「真っ白な、本音」
本当を知り教室にまで来たのは。
あの時じゃなくて、もっと前から気付いていたとは驚きだが嘘に対して嘘を書いた互いの本音を隠した交換日記だったなんてな。
あのタイミングであんな勢いで来られたら誰だって怒らせたとしか思えないだろうし、その後あんな結末が待っているだなんて予想もしないだろう。
ただ最後に彼が彼女に語った言葉を聞いてから彼の行動を思い返すと、交換日記の相手がちゃんと分かっていて彼女の事が好きだからこそあんな言動をしていたのだな。
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高校の移動教室で、他クラスの教室を使うってありましたね。
誰の席なのか知らないまま座ってましたが、こういう設定ドキドキします。
主人公の名前が同じで、高校時代理系クラスの同級生に片思いしていた私としては、感情移入せずにはいられません笑
こういう理系男子好きです笑
恋愛小説ならではのときめきと可愛さに、どんでん返しもあって、楽しく読めました。