紙の本
日々を楽しむ
2018/07/14 21:35
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて池内氏の著書を拝読。
なかなか前向きで、楽天的。
何かを探ししても出てこない時は、物がモノノケになり隠れるという発想には天晴れ!!とそのユーモアあふれる考え方に膝を打ちました。
余り無理をせずちょっとした工夫で毎日を楽しむ、そんな日々を心掛けたいものです。
紙の本
50代だからこそ
2017/12/30 07:52
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:atoz - この投稿者のレビュー一覧を見る
50代になって漫然と考え始めたこと。
それは自分が「トシヨリ」になるということ。
どんな老後を過ごすのか、どんな風に人生を終えるのか、
考えはじめた今だからこそ、興味を持ち手に取った本です。
これからどのような面持ちで生きるのか
指針になってくれればと思います。
紙の本
私はどうなるのか?
2019/12/24 19:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これから、老年になりますが、この本を読むと、少し明るくなりました。
もちろん、色々課題が現れると思いますが、自然体で参りましょう。
紙の本
斬新な老人ブック
2019/05/09 07:35
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:fmsonet - この投稿者のレビュー一覧を見る
「老人」の定義を斬新に捉えており、面白い。著者のスケッチ挿絵があり、親近感を持って読める。読みやすい。理詰めの所と、感性による部分。なかなか面白い本だ。
紙の本
歳を取るのも悪くない!
2020/07/11 20:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mamo - この投稿者のレビュー一覧を見る
人は皆誰でも歳をとり老いていく。それを嘆くのではなく、自然の摂理と捉えて如何に楽しく暮らすかを考える。
何事も前向きに捉えて生きていく姿勢は、老いに対するだけでなく普段の生き方にも通じるものがあるように思える。
人生百年時代、皆に読んで欲しい本。
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著者は1940年生まれだから私より7歳年長。
その方が書かれた生き方実践本。
あまり印象に残るような記述は残念ながらなかった…。
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著者は子供の頃 夫の近くに住んでおられた
祖母と同じ姓
少し年上
最近老人向けのこういう本多いですね
つい目が行きます
役に立つこと私にはどうもということ
とりまぜて読みました
「老いとは寄り添え」
「病とは連れ添え」
「医者は限定利用」
同感です!
池内さん、おうちいろいろ大変でしたけど頑張ってください
≪ 下り坂 自分の主治医 自分だけ ≫
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題名からパワフルな年寄とか老後をイメージしてしまうが、内容は老いを受け入れる自然体の姿、だがその老後を生き抜くにあたっての肩肘張らない考え方や工夫が淡々と提示されていて、もしそのような老後を過ごせるなら、とても幸せ、それこそすごいトシヨリということになるだろう。
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年寄りになるというより誰もがなってしまうのだが。自分はまだまだ若いと思い込みたいが、年を取れば年寄りになるのだ。認めることが大事なのだ。
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20180113 すごい老人の生き方の紹介ではない。結局は楽しみながら行きて行く話になっている。考えてみれば楽しんで生きることをどれだけ早い時期からやれるかという話はできない。ちょうど定年前後からそのような立ち位置になれるので読んで気になった話だけでも参考になるにしてやってみたら良いと思った。
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池内氏がNHKラジオでの「著者からの手紙」コーナーに出ていて(2017年11月)、この本の内容について77歳の今の生活を語っていた。それがなんだかおもしろく、あったかくて楽しそうだった。
現在77歳の池内氏。老いは70歳を境に急速に現実化したが、目を背けず、現実を楽しむことだという。
人生に行きと帰りがあれば50歳あたりで下り坂。しかしリタイア後のこの下り坂が楽しくないと、せっかく生きてることもとてもつまらなくなるという。しかし季節は冬が来たら次は春が来るが、人生の残念な点は、春はもう来ない、というのが老いの無慈悲なところだとのたまう。
本はラジオの語りがずっと続く感じ。「二列目の人生」 や「世紀末と楽園幻想 」 などを読んだことがあり、ドイツ文学者として多数の著作があり、仕事も十分にやったとはた目には見えるが、それでもなお、楽しみを見つけて老いの人生を楽しんでいる池内氏。
老人になると体力的にも記憶力的にも劣ってきて、「深海魚」だという。「深海魚」は水圧のために目玉が飛び出たり、口がカーッと開いてたりするが、歳月も深い海と似て、長生きをしてくると過去の重荷で体が曲がったり、顔が歪んだりしてきたりする、と。新しい言葉や考え方に馴染めない、考えや判断の基準が古い、「ああ、これが老いなんだ」と見極めればいいのです、という。
自分に対しての心得、としても読めるが、配偶者に対しての心得としても役に立つ。心得てれば一緒にいる時間の長くなった分目立つ気になる点も、やり過ごせる。
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凄く面白かった! 老いるということ、自分がその立場にならないとわからないことが読める。また、理解し難かった年寄りの行動あるある、こういうことなのねーとちょっとわかった。
カラダは老けても心は老けてない、というのは錯覚で、心は老けてないと思うこと自体がまさしく老化のしるし。心も老けるからこそこれまでと違う人生の局面が見えてくる、老いて初めて若さがわかるということ。
老いの進行、老人は過去をねつ造する。年配者同士が昔の自分について話していることはかなりフィクション。そうであってほしかった願望をいつの間にか自分で現実とすりかえる。
老いの初期では、失名症や人の話を急に横から取って自分の話に持っていく横取り症、自分が決めたものが決めた場所にないと承知できない同一志向症、せかせか症、過去すり替え症、整理整頓症など。
老いが進むと失語症、べらべら症、年齢執着症、指図分裂症。そしてさらに進むと忘却忘却症 だそう。
眠りは短い死、死は長い眠り。。。この著者の語彙力 おもしろい。
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77歳の池内紀さんが書いた、老いに向き合う本。
『老いに「抗う」のではなく、老いに対して誠実に向き合うこと。老いの中で起きる面白くないことも、目を背けたり、すり替えたりしない。』
カッコいいですねぇ!しびれました!
私も今年で68歳、なんとなく、75歳で一区切りかな、と思っていたところなので、あと7年半でなにができるか、向き合ってみようと思います。
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喜寿を迎えるドイツ文学者の楽しく老いる極意
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老人になるとは、どういうことか?
膨大な観察記録から生まれた、抱腹絶倒・池内流「老いの哲学」。
リタイア後を豊かに生きるヒント。
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面白かった!
「アンチエイジング!」「体は老いても心は若い!」などと気張らずにトシを取ることを受け入れていく姿勢,見習います。