紙の本
良い本です
2024/01/29 12:09
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2011年から2013年の間の文学雑誌掲載の短編集です。 いい感じに脂っ気が抜けて、各編とも筒井康隆さんの世界ながらサラリとした味わいです。
電子書籍
終わらない昭和
2020/01/04 22:23
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧き良き時代を焼き付けた、表題作が秀逸です。例え元号が変わっても、昭和が物語の中で生き続けていくことを信じたいです。
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【文壇のマエストロ、超斬新な短編集】迷宮殺人現場にいた小人、人工臓器を入れた科学探偵、ツツイヤスタカを思わせる俳優兼作家……奇想あふれる妖しげな世界へようこそ!
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けっこうな高齢の域に達しているのに、いまだ衰えぬ執筆パワー。
ええい、ツツイヤスタカはバケモノか!
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まず80歳を超えてなお進化を続け、創作意欲盛んな筒井御大に感服。乱歩へのオマージュやら、実在俳優陣が登場するメタフィクションやら、おバカなSFミステリーやら…“らしさ”全開の短編集。ジャンル分け不能でギャグ満載の作風はそのまま、斬新なアイデアは未だ枯れることがない。今更言うまでもなく、唯一無二の世界観を持った、本当に稀有な作家だと思う。
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連作短編なのかと思えばさに非ず。しかし、冒頭の3編、表題作と「大盗庶幾」「科学探偵帆村」には相通じるレトロモダンな雰囲気がある。
感心したのは「一族散らし語り」。過去作の「遠い座敷」「家」など、日本家屋に漂う薄気味悪さを書かせたら、他の追随を許さない。
巻末「附・高清子とその時代」、色褪せぬ情熱に圧倒された。筒井先生、意外に愛妻家なのですね。
冒頭、高清子が踊るという「エノケンの孫悟空」を YouTube で視聴する。画質が悪くて美貌が見て取れない。
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同タイトル作の短編を含む短編集。
筒井康隆ワールドを短編集として味わえる!?ってな感じかな。
SFやミステリーにユーモア作品に・・・なんか理解できなかった作品など
個人的には、面白い作品と微妙な作品の集まりで全体的には面白いか
というと微妙な気がしてなりません。
複数の文芸誌に掲載された作品をまとめたものなので、
どうしてもまとまりがあるとは言い難いため、面白い作品と
微妙な作品とがまとめられたという感覚で読みました。
面白い作品や良作と感じる作品が多い中で微妙な作品のせいで
ページ数のわりに時間がかかった感があります。
「科学探偵帆村」、「メタノワール」、「つばくろ会からまいりました」
が個人的に良かったかな。つばくろ会は、筒井康隆作品としては、
ちょっと違う気もしないでもないですが、ホロッと来てしまった(笑)。