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ビギナーズ・クラシックスは過去に何冊か読んだことがあったが、中国の古典シリーズは初めて読んだ。原文、書き下し文、現代語訳が合わせて掲載されている。残念ながら原文は全然読めないのだが、書き下し文のおかげで漢文のリズムも味わえて、日本の古典シリーズと同様に読んで楽しい。
読んでみると、「忠告を受け入れる」「過ちを認める」「学問の方法」「読書人の戒め」「失敗は自己の責任」など、ハッと思わされることも多い。「世論が正しいとは限らない」など現代にも変わらず通じる言葉が多い。
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著者についての細かいことは本書を読了していただきたい。簡単にいえば昔の中国の役人が書いた人生アドバイス本。
正確な本文忘れたので自分なりの受け止め方であるが、感情を徒にぶっ放すのが幸と不幸の別れ道が心に刺さる。
あと人から秘密を打ち明けられてつい別の人に言ってしまいその別の人に口止めをする話。これについて著者のオヤジさんが「自分の口の緩さも守れないのにどうして人の口を塞ぐ事ができると思うんだ?」と訓戒したところは正にその通り。
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古典が好きで、たまたま図書館の本棚にあったので興味本位で読んでみました。菜根譚などの解釈を手がけている湯浅さんが書かれた本で、とてもわかりやすくて面白かったです。処世訓であり冷静沈着が大切だと説かれています。他にも儒家や仏教、道教、法家など様々さ古典も紹介されており学びが増えました。