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情けは人の為ならず
2019/11/17 19:49
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
胡桃が黒猫・ポウを雨の中助けたことから不思議なイケメン猫たちとかかわっていく
お人好しの胡桃を見ていると「情けは人の為ならず」と言う言葉を思い出す
知った限りは放って置けない、できることは限られているのだが精いっぱい力になろうとしている胡桃
年齢を考えたらどうかとも思うがきっと今までもこうして生きてきたから貧乏くじを引いているんだろう
親の了解も得たことだしこれからはイケメン猫たちと賑やかな喫茶店生活になるんじゃないかと思う
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本当に、愉快、愉快。
マッパのいけめんくんが増殖してる(笑)
しかも、バラエティに富んでるし♪
胡桃ちゃんってば、羨ましいぞ。
しかし、彼らが猫なのがつくづく残念(笑)
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前巻で笑わしてもらったので、今回も猫たちに笑わしてもらうぞ!っていうテンションで読み始めたら。思いっきり泣かせてもらいました。家で読んでてよかった。
親に感謝せずにはいられなくなる一冊です。
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お人好しの胡桃は、解決できる見込みもなく、気持ちだけで人の困りごとに関わってしまう。
そんな胡桃を、イケメンでスーパーな猫たちは、辛辣な言葉を吐きながら、放っておけない。その居心地の良さに、猫たちは胡桃のいる喫茶店に集まってくる。
黒猫王子の喫茶店のお客も少しづつ増え、胡桃と猫たちの絆も一段と深まった。
次はどんなトラブルに巻き込まれるのだろう。
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「猫の相続人とカフェラテ」
大金をチラつかせてまで頼みたかったのは。
頑固な訳ではなく、ただただ彼等は自分の弱虫な息子が心配で妻子の前でまで情けない姿を見せてしまう事が不安だったのかもしれないな。
互いに歩み寄る機会が無かったのは確かだが、もっと早く弱虫な彼が勇気を出して一歩踏み出していれば彼の寂しさも少しは紛れたかもしれないのにな。
「洋食屋の飼い猫」
誰でもいいから養子を探して。
彼からしたら彼女が戻らないのであれば、とりあえず誰でもいいから二人の寂しさや老後を見てくれる人を探したかったのだろうな。
彼は彼女の代理で来たのだろうが彼女の両親に認められるまで修行し、その後再び共に暮らしたいと言ってくれるなんて二人にとっては最高の言葉だったろうな。
「さようなら、胡桃」
動画サイトで見つけた娘の姿。
何も知らない状態であの動画を見たら、一体何が起きているの分からず混乱し咄嗟に思う事は娘を幸せにしたいという一心だろうな。
親に決められて進む道は甘く優しいものだが、それが幸せな道かというと自分で思い描く物と違う事もあるだろうし全て親の言葉を聞かずともいいと思うな。
「最後の一杯」
母親が彼等の元で確認したかった事は。
自分で決めた道を突き通すにはそれ相応の覚悟が必要であり、生半可な気持ちではやっていけないからこそ確かめるんだろうな。
彼等の気持ちが伝わったからこそ彼女は娘を任せる事が出来ると判断し、こっそりとあの場を立ち去る事を選び娘を残して行くことにしたんだろうな。
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シリーズ2作目。
前作は、たまにクスッと笑え、たまにポウの鋭い一言にドキッとさせられたけれど、今作は笑って泣ける作品に進化していた。
相変わらず猫たちの会話がちょっとズレてて面白い。でも、それ以上に子どもの幸せを願う親の気持ちが溢れている。
自立した息子、家出した娘を想う親たちの気持ちを、傍にいる猫たちはちゃんと見ている。そして猫たちは胡桃に助けを求めてやって来る。そんな胡桃自身にも、将来を案じ心配してくれる両親がいる。
子を想う親の気持ちは分かるけれど、やっぱりいつかは巣立っていくもの。
十年後も二十年後も今の続きでしかない。今を犠牲にした将来が幸せなはずがない、という胡桃の母の言葉が印象的だった。
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高橋由太「渡る世間は猫ばかり」、黒猫王子の喫茶店シリーズ№2、2017.10発行。人間に変化する猫たちの物語。可愛いけど、やはり無理があり、段々飽きてきましたw。
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孤独死の問題や、家業の後継問題など、猫が営む喫茶店というファンタジーな舞台に現代の問題がひしひしと。
猫の相談を受けている感は前巻より感じなかった気がします。
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2冊目
猫の相続人とカフェラテ
洋食屋の飼い猫
さようなら、胡桃
最後の一杯
服の謎、知りたかったです。