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電子書籍
映画を見たらぜひ
2019/03/22 21:15
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投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画、漫画しか体験していなかったのですが、映画は尺の関係で結構重要なシーンとかをカットしているようで、物足りなさを感じたらこのコミックスを手に取ったらいいと思います。
電子書籍
独創的
2019/02/28 00:37
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投稿者:ゆうゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が独創的で ありそうでなさそうなストーリーですが 流石にぐいぐい引き込まれていく感じです。死にたいと思っている子供たちが集まって、というのは 怖いけれど どこかの実際のニュースとついついリンクさせてしまって 先を急ぎ読み進めていってしまう感じですね。
しっかり練られたストーリーは確かに読みごたえがあります。
紙の本
死ねない子どもたち
2017/11/12 13:21
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投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代の日本を舞台にした怪異譚「もっけ」とも、民国時代の神仙譚である「ネクログ」とも異なり、熊倉氏の新作はオカルト物ではなく、原作者のいるミステリーである。
しかし、作者の彼岸に対する態度や関心は、各作品に共通しており、集団安楽死を扱う本作は、取り立てて異色作とは言えないであろう。
男女の数が半々の、十二人の死にたい子どもたちには、取り纏め役はいるものの、作中で、主人公と呼べる人物はおらず、毎回、語り手が変わりながら、全員の死の場面へと進む展開の、一体、何処に面白みがあるのか、と問われれば、十二人の子どもたちが、まだ死ねない状況にある、と答えたい。
上述した通り、本作はファンタジーでもオカルトでもなく、子どもたちが不死の存在であるとか、手足を縛られて身動きが取れずに監禁されているとか、がその理由ではない。死ぬ間際になって生じた不測の事態により、計画の遂行が滞り、その事に拠って、死に支度が、大掛かりな、手間の掛かるものへと、なりつつあるのだ。
子どもが死ぬ話は読みたくない読者でも、ミステリー好きであれば、全員分ではないものの、第一巻で明かされる各自の自殺の動機を聞いてから、続きを読むか判断しても遅くはなく、熊倉氏のキャラクターデザインは、作中で明確に語られていなくても、何となく読者がそれを推察する事が出来る様に仕立てられている。だが、ミステリーであるのだから、それらは読者をミスリードする伏線であるのかもしれない。
熊倉氏のあとがきによると、本作は結末が秀逸らしく、第一巻の構成と熊倉氏の描く少年少女の絵柄に満足した読者は、その言葉を信じよう。
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