救われた想いがしました
2005/11/30 19:43
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:グリーンドルフィン - この投稿者のレビュー一覧を見る
終ったお話とばかり思っていたので、続編が出ると聞いて嬉しくなりました。すばらしい作品であるには違いないものの、前作のラストが絵本にしては余りに悲しいものだったので救われたような想いがしましたね。これで全国の子供たちも納得でしょう。
本来「食べる/食べられる」関係の種族のヤギのメイとオオカミのガブ。群れからも追われ、果たして友情を結び続けることができるのか? この難しい問いが児童書の中でストレートに問われるというところに、日本社会の変化を感じます。この本を読むことによって、大人の私たちも子供たちと一緒に、「理解しあうこと」の尊さを学ぶべきでしょう。
とりあえず、メイもガブも生きていましたよ!
そして友情と信頼はますます固いものになりました。
ネタばれになるのでここまでしか書けませんが、あの過酷な状況からどのように希望への一筋の光が見えてくるのか、とても見ものです。是非お子さんと一緒に胸をドキドキさせながらページをめくってください。
それにしてもあべ弘士さんの挿絵はやっぱり迫真性がありますね。映画もあべさんの絵を生かしたものだったらよかったのになあ。
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投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
メイとガブの友情物語もいよいよラスト。
「約束の地」へ辿り着いたメイ。
その地に住む動物たちも友好的で平和な土地だが、メイの心は晴れない。
なぜなら、ガブがいないから・・・。
が、絶望の淵にいたメイは、ある時、ウワサ話を耳にする。
この近くにオオカミが現れたらしい・・・と。
全7巻(+特別編1巻)という知識がなかったら、前作までで終わり、だと思っていただろう。
が、続きがあった。
前作のラストのままだと、あまりに悲劇的すぎる、という声があったためか、著者がもっと救いがあった方がよい、と思ったためだろうか。
個人的には、引っ張りすぎ、という気がする。
メイとガブの再会は韓流ドラマでありがちな展開。
悲しい物語として、6巻で終わっていたままの方がよかったのでは、と思う。
メイとガブには、6巻のラストで異なる選択をして欲しかった、という点は変わらないが・・・。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらしのよるにの続編になっています。この話はとっても大好きで映画も見ました。その続編になっていますね。
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生き残っていた「メイ」。
「ガブ」と目指していた
緑の森にたどり着き
いつも、ガブを待っていた。
毎日、考える事は
「ガブはどうしているだろう…」
「あの時のカブは、こんなだったな〜」
なんて、いつでも
ガブの事ばかり。
そんな、メイの事を
緑の森の動物たちは
いろんな「ウワサ」をしていた。
でも、メイはおかまいなし。
そんな、ある日。
この緑の森に
「オオカミが、やって来た」と
ウワサを聞く。
もしや…ガブでは ? ? ?
メイは嬉しくなって
ウワサの場所に急ぐ…。
遠くに見えるオオカミの姿。
確かにガブだ。
間違うはずがない。
嬉しくなって
走りよって行く、メイ。
しかし…
このオオカミ。
確かに、ガブだったのだが…
メイの知っているガブでは
なかった…。
昔の記憶がないのだ。
しかも、
最近はエサも無く
大好物のヤギの肉を探して
さまよっていたのだ…。
さぁ〜…
駆け寄って行く、メイ。
どうなるのか…
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多くのファンからの要望に応え登場した「あらしのよるに」シリーズ最新&最終巻(?)たしかにもやもやしたまま終わっていたけど、ここまでするとさながら韓国ドラマ?!記憶喪失って・・・(汗)ま、ハッピーエンドってことで良しとしましょうか。。。
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「あらしのよるに」シリーズ最終巻。
このシリーズは、中学生の時に初めて読んで、
それ以来「ないた赤おに」・「ごんぎつね」と共に、
私の中で不動の地位を誇っています。
映画ではここまでやるみたいですが、
六巻の「ふぶきのあした」で終わっても良かったかな?とも。
でも、「あのままでは終われなかった」と言うのもわかります。
救いがあって良かった。
きっとこれからもたくさん大変な事が起こるだろうけど、
二匹が一緒に生きていけたら、それは本当に素敵なことだと思います。
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「あらしのよるに」の最終巻。6巻の終わり方だともやもやするので、しっかり決着がついてよかったような気がします。どこで終わりにするかというのは重要だなと思いました。
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映画も見ました!もう感動です!これオオカミとヒツジで書かれてますが自分たちの生活におきかえてみたらもう〜・・・!感動です。
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再読。「"あらしのよるに"のラストはやっぱり六巻の"ふぶきのあした"だよ」派ではあるが、これはこれでまあ。
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人気のあらしのよるにシリーズの第7巻。いっや〜すっげーなー。今度は記憶喪失ですか〜ワッハッハ!読んでて、総領冬実のず〜いぶん古い漫画「ピンクなきみにブルーなぼく」思い出したわ〜。こん中で王道少女恋愛漫画をパロったエピソードがあって、主人公たちカップルが、突然芸能界デビューしたり、スキャンダルはご法度よ!て言われたり、交通事故にあって記憶喪失になったりするんだよね。それが徹底的にパロとして描かれてるの。で、これも・・・その域だよね?う〜ん、これがもっともっとマイナーで、ひっそり出版されてたんだったら、正面から受け止めることが出来るのかもしれないけど、ここまでコッテコテにやられたらオバハンな私には無理ですわ。でも毎巻「こう来るかー!!!!!」と大層楽しませてもらいました。検索してたら、同じ作者さん?でベストセラーの作り方、とかって本も出てきたんだけど、さもありなん・・・と大いに納得してしまいます。きっと「アキバ系と同人腐女子を取り込め!!」などとおっしゃられているのではないかと思うのですが・・・。とりあえず今さらのように「友情の物語!」なんてアオってるのがますます。普通にメイは女!種族を超えた愛の物語!て言っちゃった方がまだまっとうに読めるんじゃないかと。
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内容紹介
大好きな友だちが変わってしまって、それまでのことをすべて忘れてしまっていたら…? オオカミのガブとヤギのメイがたどりついたのは、希望の森か、それとも哀しみのはてなのか。2匹の友情のゆくえは…?
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う・・うう!!
7巻あったのか・・
前に妹になぜか1~6巻まで読み聞かせしてあげた夏があったのですが、
その後映画化したやつを見たら、
「ふぶきのあした」の後まであって、
「原作と映画はちがうんだな~」と思ってたら
7巻が最後の巻だったのか・・!笑
ああかんちがい!
映画通りでした。
いいなーーーこのあやうい友情!
友情すら超えてるような気がする友情
いいなあ!
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だいすきなともだちがかわってしまって、キミのことなんてわすれてしまったらどうする?
いきることは、かわっていくことだけど、だいじなことまでわすれないといいね。
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「ふぶきのあした」までの6冊で物語は十分な気もする。ただ、あべ弘士さんの絵はこの巻が一番、迫力がある。圧倒された。
物語はハッピーエンドでなくちゃ、という人にもおすすめ。
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あれ?書いたはずなのになぁ、レビュー。消えてる(T_T)
この本はふぶきのあした、で終わったほうがよかったっす。
いくら、書いたら売れる本だって言ったって、かけばいいってもんじゃないっすよ。
メイもガブも絶対そう思ってるはずっす。